「人間は心と肉体で成り立っている」と聞けば、納得する人は多いと思います。
この世で生きているかぎり、心は目には見えません。しかし、心が存在していることは、誰もが自覚しているはずです。心なるものがあるような感じがするはずなのです。
その「心」なるものは、別な言葉で言うと、実は生命というものです。生命の本質が心です。生きている力です。さらに言葉を換えれば、生きていくエネルギーです。それが心の正体なのです。 . . . 本文を読む
肺は、呼吸で取り込んだ酸素と血液中の二酸化炭素のガス交換をしています。心臓から送られてくる血液に新鮮な酸素を与え、二酸化炭素を取り除いているのです。
私たちの体では血液が全身をめぐっています。それにより、体の各細胞や組織、臓器へ酸素を与え、二酸化炭素を取り除き、常に体内の環境をよい状態に保っています。運動時には肺血管も拡張し、肺を通り全身に送り出す血液が増加します。 . . . 本文を読む
あなたは最近、涙を流しましたか?
愛する人やペットと別れるとき、不本意なことに怒りや悔しさがこみあげてくるとき、積年の努力が報われたとき、映画やスポーツを観て感激したとき……人はさまざまなシーンで号泣したり、嗚咽したり、もらい泣きしたりします。
こうした感情による涙は、他の動物には見られない人間特有の現象といわれています。私たちはどんなときに涙を流すのでしょうか。何のために涙を流すのでしょうか。 . . . 本文を読む
1対1.056の比率は何を現しているのでしょうか。この比率は日本の男女の出生性比率です。
その年に生まれた赤ちゃんの統計で、女児:男児の割合を「出生性比」といいます。
1対1.056の比率は女児1000人に対し、男児が1056人生まれているということです。
人の出生性比は、地域や時代にかかわらず、男児の方が多く生まれています。世界での出生性比はだいたい女児:男児が100:105となっています。
Y染色体(男性)を持った精子とX染色体(女性)を持った精子が完全に同じ頻度で受精し、全てが赤ちゃんとして誕生すれば、男女の比率は正確に1:1になるはずです。 . . . 本文を読む
今日は「人体の不思議」を少し違った角度から見てみたいと思います。
人間の脳は、現代のコンピュータと比べてどのように差があるのかという能力的な面からお伝えします。
人間の脳と同じくらいの性能を持つコンピュータはいつできるのか、というのは割と話題になっていますが、現代のコンピュータが人間の脳に換算してどれくらいの性能を持つか、ということは案外知られてない気がします。 . . . 本文を読む