桜咲く
2007-03-14 | 癒し
街を歩くとさくら色のいろいろなものが目に付く
さくら色ののシフォンケーキ、
さくら餅、
さくらのかおりのかわいい芳香剤
優しいピンク色がとても心地よい季節
そして雪だるまの部屋も
模様替え
古いふすま紙をはがして新しいふすま紙に張り替えた
ピンクと白のさくらが満開に咲き
淡いブルーと白の花びらが舞い上がる
普通の部屋がお城に変わってしまった
まぶしいくらい明るくなった
お金をかけなくても
ほんのひと手間かけるだけで
部屋はこんなに変わるのだろうか
紙でできた家に住んでいる日本人
美しい紙
だから繊細な感性を持っている
日本人の心
さくら咲く
一人ではできないので、父、
お父さん雪だるまに手伝ってもらって、
最近、親子でふすまの張替えをしている光景はあまり見られなくなったと思います
繊細で美しい心を持った人が
最近どれだけいるのだろうか...と
考えてしまいました。
恐ろしげなニュースが日々飛び交って。
きっとそういう人の方がほんの僅かなんだろうと
思うけど、思いたいだけで、もしかしたら...
桜の花が綺麗に咲ける環境で
それを見る人が居て
散り行く桜の姿もまた美しいと
思える人が居る間はまだ
日本は大丈夫なんだ
と思いたい。
先生に説明したのだけれど
ふすまって何?と聞かれ説明に苦労した
その後どのくらいで、張り替えるものなの?
の質問
ものすごく困った、何十年も大切にする方もいるし
頻繁に変える必要がある人もいるし
微妙な説明、雪だるまにはまだまだ、できない。
日本人の感性を説明するのはとても難しい
昨夜桜を描く水墨画家のニュースを見たのだけれど
その方とてもいい顔をしていらして
私は、桜に恋しているんです
一枚一枚の花びらがとても愛おしくてかわいくて
出来上がった絵もとても素晴らしく
桜は日本人の心、そのもの