雨上がりに咲いた夢の薔薇と虹

富士山の麓の田舎で生活する中
日々感じた事を 綴ったエッセイブログです
ほんわかロマンチックな世界観

トルストイ最後の旅

2010-12-09 | 映画

 

トルストイといって思い浮かべる作品は、

アンナカレーニナ、戦争と平和 どちらも本で読んだり、映画を見て感動した

堅苦しくてとっつきにくい、ロシアの文豪で手の届かない遠い存在

映画 「終着駅 トルストイ最後の旅」を見て少し印象が変わってきた

美しい風景の中で暮らす生活、

有名になれば、どうしても出てくる難しい問題、著作権や遺言・・・

奥さんや子供、彼を尊敬するとりまきの人々 いろいろもめた様子が、描かれている

悪妻?の気性の激しさや、行動にはびっくりしたけれど

自分に正直で時には 可愛らしくも見える

最後までロマンチックな二人には、涙が溢れてきた

 

見終わった後、トルストイがとても近い存在に感じられた

ひとは悩んだり愛し合ったりして生きている

そして最後は死んでいくことに変わりはない

そんな事を優しく教えてくれているような映画だった

 

 

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