◇親子お茶サロン結愉・お菓子部◇子育て中こそ愉しもう!茶道とお菓子作りの豊かな時間

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雨音を聞きながら水無月

2019-06-10 16:08:09 | お茶サロン結愉しました

今日は6月の親子お茶サロン「水無月」でした。

もうすぐ8か月になる女の子を連れてお母様がお越しくださいました

主菓子はテーマ通りの水無月。
作りたてをお出しいたしました。

このお菓子は6月の京都では欠かせないお菓子で、6/30の夏越の祓に合わせて召し上がります。

東京ではあまりなじみのないお菓子ですが、
デパートに出店している関西本店のお菓子屋さんで期間限定で求めることができます。
仙太郎さん、たねやさんなど探してみてくださいね。

お足元の悪い中お越しいただいたので、少し濃いめをたっぷりと点て、召し上がっていただきました。


水無月や季節の和菓子のお話をした後は干菓子を取っていただきました。

カエルの鳴き声が聞こえてきそうな可愛い和菓子は、ばいこう堂さんの「雨の詩」という落雁と金平糖の詰め合わせ。

ほかにも傘の形もあったのですが、写真を撮るのを忘れてしまったので自宅で撮りなおしました。

金平糖は七変化する紫陽花にも、その色を映す雨粒にも見えます。
こういった、含みを残すというか、捉え方の振り幅が大きい所が和菓子の素敵なところだなあと思います。

この干菓子に合わせて、ご自分でも点てて召し上がっていただきました。

今回のお茶碗は三島の平茶碗。


茶道では5月から10月まで「風炉」の季節になります。

焼き物や金物でできた入れ物に炭をくべて茶釜を乗せるスタイルで、それまで使っていた畳に囲炉裏のように開けた「炉」から、火を遠ざけて夏使用にするのです。

茶碗などの器も、普通の形に加えて、より涼やかに見えるように平たい「平茶碗」も使います。


四季がある日本の、その季節季節をたのしむ工夫が素敵ですね。

雨の音を聞きながらのお茶の時間をゆったりとたのしんでいただけました
またぜひお越しくださいね、
沢山の皆様のお越しをお待ちしております


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