今日は親子お茶サロン五周年記念
体験会でした。
いつもの1時間ではなく、30分で2回開催いたしました。
第1回には、今日で5回目のご参加のいつもの方が、
第2回には、今日でお仕事復帰の門出の回となった20回目のご参加のいつもの方と、第二子をご出産されて久しぶりの遠方からの10回目のご参加の方が、
それぞれお越しくださいました
五周年の今日はいつもと違って、主菓子の取り回しをしていただきました
菓子鉢に盛り付けた主菓子を、綺麗な手さばきで箸で懐紙に取ります。
主菓子は手製の「亥の子餅」
感謝の気持ちを込めて、朝作り上げました。
不出来ですが、みなさま喜んでくださいました
その後は、今日はお茶碗を温めて茶巾で清めるところからやっていただきました。
一通り拭き終ると、あら不思議、ちゃんと元の通りに畳みなおされているのですよ
茶杓を右手で取って、棗を左手で取って蓋を開けて、
お茶をすくって、
お湯を注いだら茶筅で丁寧に点てていきます。
ご自分で点てたお茶をゆっくり召し上がっていただきました。
今日で20回の記念の回となったお母様は、これまでで一番の出来と喜んでくださいました
毎回丁寧に取り組んでくださった賜物ですね
知らず知らずのうちに、様々なことが身についているものです。
子育てで身についたこと、お茶サロンで身についたこと、きっとこれから復帰されるお仕事にも、毎日の生活にもよい現われとなることと存じます。
干菓子は、手製の寒氷「織部丸」と、金沢箔一さんの金平糖。
こちらも取り回していただき、
また一服点てていただいて、
ご自服していただきました。
2回続けて点てると、お抹茶の量やお湯加減、温度でもずいぶんお味が変わってくることを実感していただけました。
その時々で、お菓子に合わせて、お客様の状態に合わせて、毎回違うお茶を振る舞えることがおもてなしですね。
豊かな喜びです
こうして無事に五年もの間続けてこられたのは、
家族の支えと、周りのみなさまのおかげ様と、心より深謝いたしております。
茶道や日本文化には豊かな奥深さが広がっています。
これからも結愉Salonは、
日本ならではの季節の移ろいをうつすたおやかな和菓子を題材に、
その時々の日本の季事(季節のモノコトをこう名付けました)を、
美味しいお茶と共に伝えていきます。
子育て中のお母様にこそお話ししたい美しい日本の事。
六年目の結愉Salon親子お茶サロンも
どうぞよろしくお願いいたします