ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ホトケノザ(仏の座)・ シソ科

2018-03-31 | 〈野草〉
〈 ホトケノザ 〉 別名 サンガイグサ

花期 3~6月

葉を連座に見立て、別名の三階草は葉が段になっていることに寄るとのこと。
春の七草のホトケノザはキク科のタビラコの事。









☆ ホトケノ座の閉鎖花・・・つぼみのまま結実する

● オオズクロメバエ・・・名前判明 ・ メバエ科

2018-03-30 |     ハエ
〈 オオズクロメバエ 〉2016年8月、キツネノマゴに来ていた虫・・・。

どう見てもハエなのですがどんなに調べても画像すら載っていませんでした!

一年七カ月の間、どれほど調べたことでしょう・・・。
それまで、不明虫のフォルダに入ったままでしたが遂に、ネットで画像を見付けることが出来ました。

どなたかが名前を聞いた、答えたのが「裏庭観察記」さん!
その名〈 オオズクロメバエ 〉だったのです。

    https://okwave.jp/qa/q9216132.html

上記アドレスに詳しい説明が載っています。

コピーさせていただきます。

「メバエの仲間は全て寄生ハエで、オオズグロメバエはツチバチの成虫に抱きついてそのまま産卵し、
産まれた幼虫はハチの体内へ潜り込んで体内を食べ尽くし、
やがてハチの体を食い破って成虫ハエとなって飛び出て来る~と言う、なかなかダイナミックな生態系を営む種類の昆虫です。

またもや環境庁のレッドデータブックによれば "絶滅危惧II類" に指定されている数が少ない種類の様です。
ただし指定は島根県のみみたいなんで、他の場所ではそれなりに数が生息してるのかも?


「裏庭観察記」さんに、私からもお礼を申し上げます。

今年また出会うことが出来れば嬉しいのですが・・・。






● フラサバソウ ・ ゴマノハグサ科

2018-03-29 | 〈野草〉
〈 フラサバソウ 〉
ず~~っと、見たいと思っていた野草、それが今日実現した!
花好きの仲間の方たちが車で近隣の公園に連れて行って下さいました。

ヨーロッパ原産の2年草。
花は約4ミリで淡青紫色、4~5月に咲き、全体に軟毛がある。

タチイヌノフグリによく似ていて可愛い!











● カラスノエンドウ ・ マメ科

2018-03-28 | 〈野草〉
〈 カラスノエンドウ 〉 烏野豌豆 野豌豆は中国での呼び名。
植物学での和名はヤハズエンドウなのが一般的にはカラスノエンドウと呼ばれている!

まだ咲いていないけれどカラスノエンドウに対してスズメノエンドウがあるのですが
カラスに対してスズメは非常に小さい、そしてその中間の大きさのカスマグサがある。
カスマグサとはカラスとスズメの最初の文字をとってカとスの間・・・つまり、カスマなのです。














● オランダガラシ ・ アブラナ科

2018-03-27 | 〈野草〉
オランダガラシ  〈別名 クレソン〉

明治初期ヨーロッパより日本に入り、軽井沢などで外国人用に栽培されていたものが
野生化して全国に広がったとのこと。

水辺や流れの中に群生する。

「持ち出し、持ち込み禁止」のマイフイールドにも自生している。
先日の事、摘み取った跡があった!
結構な量だと思われ、そこら中に捨てられた葉っぱや花が散らばっていた!
持ち帰ったクレソンは美味しかったのでしょうか?










● ホソスジデオキノコムシ ・ デオキノコムシ科

2018-03-26 |     キノコムシ
体長 5~6 ミリ 

昨年4月27日に撮った虫ですが名前が分らずに不明フォルダーに眠っていましたが
ようやく判明しました。

持ち合わせている図鑑に、小さく載っていました。
絵合わせで・・・たぶん珍しいかと!
点刻に特徴があるようです。







● クサボケ ・ バラ科

2018-03-25 | 〈花木、樹木〉
〈 クサボケ 〉 草木瓜 関東以南に自生

雌花雄花は同株に付く。
中国渡来のボケとよく似ているが丈が低いので草のようであることからクサボケの名。

枝は横に張り、丈は30センチくらいになる。
果実は民間薬としても利用されるが一般的には果実酒や、輪切りにして吊るし芳香剤とする。










 

● 早春に現れるヤヨイヒメハナバチ ・ ヒメハナバチ科

2018-03-24 |     ハチ、ネジレバネ
〈 ヤヨイヒメハナバチ 〉

体長 7~10ミリ  出現期 3~5 月 分布 本州、四国、九州

未だ、肌寒い3月にいち早く出現します。
本種、私的には眼の位置に特徴があると思うのですが数多くの虫の中でハチには悩まされます。
同定に悩まなくなるのはいつのことでしょうか・・・。








● キジラミ 2種 ・ キジラミ科

2018-03-23 |     キジラミ
昨年、あんなにたくさんの虫がいたヤツデの葉裏ですが今年は閑散としています。
寒すぎたのでしょうか?

☆ ベニキジラミ 画像倉庫より 5月26日

体長 約 2ミリ 出現期 4~10月
アケビ類に寄生する。

羽化直後は淡緑色、秋の個体は茶褐色とのことですが未だ意識してみたことはありません!
眼に入ってもアブラムシと見間違えているのかも。






☆ ヤツデキジラミ  撮影 3月17日

体長 3~4 ミリ 出現期 3~11 月
ヤツデの葉裏にいたのでヤツデキジラミ・・・翅に一対の黒点があります。
サツマキジラミと似ていて迷いましたが出現期と翅の黒点の有無で確認できました。
…が、間違っているのかも!参考までに。

(♀)




(♂)体色・・・黒


(若い個体のようです)

● 飛びながら蜜を吸う・・・ビロウドツリアブ

2018-03-22 |     アブ
〈 ビロウドツリアブ 〉  ツリアブ科

体長 8~12 ミリ  出現期 3~6 月
ホバリングしながら蜜を吸う、口吻は細くて長い!
図鑑によると、出現期は3~6月となっているけれど、毎年、見られるのは今の時期だけのような?













● 晩冬の雪柳?

2018-03-21 | 〈花木、樹木〉
〈 バラ科 〉 花期 3~4月

早春に咲く雪柳・・・と紹介しようとしたら未明からの雪で、晩冬の雪柳になったようでした!

隙間なく咲いている花を雪に見立て、枝や葉を柳に見立てたのです。
清楚で美しい! 秋には葉が紅葉する。

3月17日










● 幼体は赤黒・・・クサグモ

2018-03-20 | 〈虫〉クモ目
☆ クサグモ  タナグモ科 

体長 12ミリ~17ミリ 

3月17日 小さな赤黒のクモの幼体が忙しく歩き廻っています。




6月30日 赤と黒の幼体が、数回の脱皮後にはまったく違う姿になるのです。

● 今季初出現のハムシ・・・ズグロキハムシ

2018-03-18 |     ハムシ、ダマシ
☆ ズグロキハムシ (頭黒黄金花虫) 5~6ミリ 出現期 4~7月

3月12日 3時間、フイールドをゆっくりと廻ってみました。

未だ、緑の草もなく道の両脇の柵を中心の虫探し・・・いました。
ズグロキハムシがあちこちの柵の上に!
同じ親から生まれたのかと思えるほど近くにいる個体やまったく離れた場所にいる個体、合わせて10匹程。

食草はイヌシデ、トサミズキなどとのこと。