ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● 似たキバガ3種 ・ キバガ科

2018-11-30 |     ガ
良く似ているキバガです。

☆ 〈 フジフサキバガ 〉
開帳 16~24ミリ  出現期 6~9月  分布 北海道、本州、四九九、九州





☆ 〈 カバイロキバガ 〉
開帳 17~21ミリ  出現期 6~10月  分布 北海道、本州、四国、九州





☆ 〈 カバオオフサキバガ 〉

 

● ハネナガマキバサシガメ ・ マキバサシガメ科

2018-11-29 |     サシガメ
〈 マキバサシガメ 〉

体長7~9ミリで平地から低山地の草地にいる。
小さいながら長い翅と共に美しい模様が施されています。

エサはやはり他の虫の体液を吸います。

手持ちの図鑑、ネット上では情報が少なくてこれだけです。

☆ 画像は数年分、いずれも8月撮影









● ナガエコミカンソウ ・ トウダイグサ科

2018-11-28 | 〈野草〉
〈 ナガエコミカンソウ 〉 長柄小蜜柑草

別名 ブラジルコミカンソウ 帰化植物
東京、大田区にて1990年代に確認されたとのこと。

分布は関東以南らしい。
草丈10~80センチとなる一年草とのことですが
この辺りのものはせいぜい20センチ位、背丈が低いので花や実を撮るのに苦労します。

撮り始めの頃はこれをコミカンソウだと思っていましたがナガエコミカンソウでした。
コミカンソウの実は橙色でとても可愛らしいのですが私は未見です。

花は雄花と雌花が同時に咲いていて実は2ミリ程。
花期は7~8月くらいですが草としては今まだ見られます。











● ヒメマダラエダシャク ・ シャクガ科

2018-11-26 |     ガ
〈 ヒメマダラエダシャク 〉
開帳 20~38ミリ  出現期 5~9月  分布 ほぼ日本全土

幼虫はニシキギ科の葉を食べる。
個体差が多い種であり、正確な同定には交尾期を見る必要があるとのことですが
ヒメマダラエダシャクとしておきます。











※ もう一度、確認をしましたら、4、5枚目の個体はユウマダラエダシャクかとも思います。

    ヒメマダラエダシャク・・・前翅前縁中央付近にある灰色の円形の紋の中に暗褐色の環紋がある
    ユウマダラエダシャク・・・     〃                   関門がない



● ヤツデはテングノウチワ ・ ウコギ科

2018-11-24 | 〈花木、樹木〉
〈 ヤツデ 〉  
別名 テングノウチワ  漢名 八角金番

別名はテングノウチワ、そういえば、高下駄を履いたテングさんが持っている葉っぱはヤツデでしたね!

花期11~12月。花序は大きな円錐状で25個ほどの小花が集まって丸い。
花には香りがある・・・
遅い花期で今、キゴシハナアブやツマグロキンバエなど数種の虫がやって来ています。

葉は、八に裂けず七、九など奇数に避けていてサポニンを含んでいる。

 花弁と雄しべが発達している雄性期。






 若い枝は緑色で2年目の茎から灰白色になる。








☆ ジョロウグモもやって来ました。
  花弁と雄しべが脱落して、5本の雌しべが残る雌性期。
  蜜を出して他の花の花粉を付けた昆虫の受粉を待つ。自分の花粉では受精しない。
 

● ウスイロギンモンシャチホコ ・ シャチホコガ科

2018-11-23 |     ガ
〈 ウスイロギンモンシャチホコ 〉
開帳 36~41ミリ  出現期 5~9月  分布 北海道、本州、四国、九州

別名 オオギンモンシャチホコ
幼虫の食樹はブナ科のコナラ、カシワなど

翅を開いた姿が見たいと思ってネット上にて探しましたら、
思っていた派手さはなくとても地味でした。

 2012年6月撮影 カシワの樹上








● オオカマキリと遊んだ! ・ カマキリ科

2018-11-22 |   カマキリ、モドキ
〈 オオカマキリ 〉
体長 70~95ミリ  出現期 7~12月  分布 北海道、四国、九州

サネカズラの横を通ったら、オオカマキリが花名札にしがみついていた。
この札は自分のものです!・・・と叫んでいる様で面白かった。

もう、仲間の姿は見かけない、この雄は!雌に食べられずに済んだのでしょう!
まだ、闘志満々、カメラを向けると鎌を持ち上げ睨み返しているように見えた!















  

● ブチヒゲクロカスミカメ ・ カスミカメムシ科

2018-11-21 |     カスミカメムシ
〈 ブチヒゲクロカスミカメ 〉
体長 7~9ミリ  出現期 4~10月  分布 北海道、本州、四国、九州

キク科、イネ科、マメ科、などにつく。
何処を見渡しても虫の姿は・・・と、思っていましたが
ヤブマオ(イラクサ)の葉の上にいました。

姿が見られるのは10月までとなっていますが、こちらの個体は長寿!

カメラを通して、カスミカメだと分かりましたが、なんと初撮りの種でした。
・・・なのに、イマイチの画像でガッカリです。












● ルリイロハラナガハナアブの一種 ・ ハナアブ科

2018-11-20 |     アブ
〈 ナミルリイロハラナガハナアブの一種 〉
体長 10~11ミリ  出現期 4~9月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

腹部が細長いハナアブの仲間。
複眼の間と後頭部が美しいメタリックブルー。

クヌギの樹液などに集まるらしい。











● ビロウドサシガメ ・ サシガメ科

2018-11-19 |     サシガメ
〈 ビロウドサシガメ 〉
体長 11~14ミリ  出現期 4~10月  分布 本州、四国、九州、南西諸島

翅にビロウド上の鈍い光沢がある。
草の上ではなく、地面の草の根元などにいる。

 2012年6月撮影







● イシミカワ ・ タデ科

2018-11-18 | 〈野草〉
〈 イシミカワ 〉

河原や道端などに生えるつる性の一年草。

花期7~10月、分布 日本全土。
茎には下向きの鋭い棘がある。
托葉は皿状で花被の色は緑白色から紅紫色、そして青藍色へと変化する。
そう果は黒く、花の後の花被は多肉質になってそう果を包み直径約3ミリの球形になる。

私は、変化していく花被の色が好きなのですが、
棘が鋭いために除草されてしまうのが残念でならないのです。








● 枯葉のような アカエグリバ ・ ヤガ科

2018-11-17 |     ガ
〈 アカエグリバ 〉
開帳 40~50ミリ  出現期 3~12月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

木や草の手入れをしていたら、地面の枯葉の上で何かがパタパタ!
すぐに分かりましたが、翅をパタパタしていなかったら絶対分からない。

幼虫の植樹は アオツヅラフジ とのこと。

 まるで、葉っぱです!








 どこにいるのかわかりますか?






 手に、簡単に乗ってきました。

● タデマルカメムシ ・ マルカメムシ科

2018-11-16 |     マルカメムシ
〈 タデマルカメムシ 〉
体長 3~4ミリ  出現期 4~10月  分布 本州、四国、九州

ツヤがあり、黒くて丸く、小さな黄色い紋がある。
食草はタデ科植物。
良く似た種にヒメマルカメムシがいるが本種の紋の方が大きい。








● オオオナモミ ・ キク科

2018-11-15 | 〈野草〉
〈 オオオナモミ 〉

1929年に岡山で初めて確認された、北米原産の帰化植物。
今では、日本全国で見られ、在来種のオナモミは絶滅危惧種となっている。

大きな実は人間の衣服や動物にくっつき運ばれる!
実には、二個の種がありその内一個だけが生育するそうです。

イギリスで開発されたマジックテープはこの実からヒントを得た製品とのこと。

☆ 実のトゲの先は引っ付くためのカギが付いている。






☆ 二本の角があり、地肌に艶がある。


☆ 色づいてきました。