ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● 小さなヒメジソ ・ シソ科

2019-09-30 | 〈虫〉カマキリ目
〈 ヒメジソ 〉

高さ20~60センチの一年草。
白から淡紅紫色の小さな花をつける。
ここではほとんどが白で高さはせいぜい50センチ程。















● オオハナアブ ・ ハナアブ科

2019-09-29 |     アブ
 オオハナアブ 〉

体長 11~16ミリ  出現期 3~12月  分布 北海道、本州、四国、九州、沖縄

目に特徴があります。
カメラで覗きながら目の模様がしっかり出るように・・・。

色々な花にやって来ます。
丸い体形と、この目がチャームポイント!












● ヒガンバナはお彼岸の頃に咲く ・ ヒガンバナ科

2019-09-28 | 〈野草〉
〈 ヒガンバナ 〉  彼岸花  石蒜

花は、秋の彼岸の頃まだ葉もない鱗茎の先から伸びた茎の先に数個、輪状に咲く。
葉は、花の後に伸びて来て3月頃に枯れる。種子は出来ない。

法華経に曼殊沙華はヒガンバナなりと記されていて、
薬能として「諸瘡に塗りてよし、あるいは泥土に混ぜて漆器に書けば絵は消えず」と
記されているという。

鱗茎にはアルカロイドが含まれ、有毒植物の一つであるが、
水でさらしたデンプンは友禅のノリづけに使われる。

彼岸花・・・見直しました。

☆ 谷戸山公園に咲く。















☆ 園外に咲く。






● キボシカミキリは健在 ・ カミキリムシ科

2019-09-27 |     カミキリムシ
〈 キボシカミキリ 〉

草村(草むら)に飛んで来てドスンと落ちたのはカミキリムシでした。
もう、他のカミキリは見られませんが時々見られるのは
キボシカミキリだけになりました。

15年前までは、虫が恐ろしくて触れる時が来るとは考えられませんでしたが、
今年になってから触れるようになった虫が数種になりました!
キボシカミキリが道に止まっていたので踏まれては大変と思い助けるために
勇気を出して掴みましたが人間に掴まれるのは恐ろしいのでしょう。
ギーギー、ギーギー、凄い鳴き声・・・私も怖かった!

体長 15~30ミリ  出現期 5~11月  分布 本州、四国、九州、沖縄







● 小さな、チビアカサラグモ ・ サラグモ科

2019-09-24 | 〈虫〉クモ目
〈 チビアカサラグモ 〉

ヤブジラミにいる小さなクモ・・・
小さいと思いながらようやく2枚撮れました。
体長 1.5~2ミリ位のようです。

目を見たいのですが余りにも小さく判断できません!
次回のチャンスに期待です。


☆ 2012年5月 撮影





● イタチハギ ・ マメ科

2019-09-23 | 〈花木、樹木〉
〈 イタチハギ 〉  別名・クロバナエンジュ

北アメリカ原産、高さ1~5メートルにもなる。
生長が早く、切られてもすぐに元に戻る。

花期は4~7月。

花序の先がイタチの尻尾に似ることから付いた名。

濃紫色の花からはハチミツも採れほんのりピンク色、
香りが穏やかで癖が少なく、アカシアのハチミツのような美味しさだそうです

窒素固定能力に着目され治山回復や、
工事で発生した法面などの緑化に植栽されているとのこと。
1940年、韓国などから種子を輸入された。















● ツルボ

2019-09-22 | 〈虫〉カマキリ目
〈 ツルボ 〉 
花期 8~9月  分布 全土

別名(サンダイガサ・参内傘)
公家が参内するとき、従者が差しかけた、
長い柄の傘をたたんだ形と花序が似ていることからこの名が付いたとされる。

鱗茎はネギの匂いがする。葉は二個根生する。
花は淡紅紫色で下部より咲き上る。

ツルボは特に、蜂に人気があり多くのハチがやって来ます。










● マメ朝顔とマルバルコウ 

2019-09-21 | 〈野草〉




※ マメアサガオ、マルバルコウ共に、花は夕方にはしぼむ。


〈 マメアサガオ 〉  ヒルガオ科

花期は 7~10月、北アメリカ原産の一年草。
花冠は 小さく可愛い。
昔から白い花しか見たことがないけれど淡いピンク色もあるらしい。




〈 マルバルコウ 〉  ヒルガオ科

花期は 8~10月、なったいアメリカ原産の一年草。
花冠は 1.5~2.0 センチ。


 






● コンボウヤセバチの一種 ・ コンボウヤセバチ科

2019-09-20 |     ハチ、ネジレバネ
〈 コンボウヤセバチの一種 〉
体長 14~20ミリ 出現期 5~8月

今日は少し虫探しをしてみました。
原っぱに立っていると細くて小さな何かが飛んで来た.
逃すまいとしっかり目で追って、止まったところを撮った!
しかしすぐに飛んで行ってしまって、残念!

ハナバチなどの幼虫に寄生するとのこと。










● アカボシゴマダラの誕生 ・ タテハチョウ

2019-09-18 |     チョウ
〈 アカボシゴマダラ 〉
前翅長 40~53ミリ  出現期4~10月  分布 本州、奄美大島

今年もエノキで羽化したばかりの個体を2頭、見ることが出来ました。
一頭はすでに葉っぱの上に、もう一頭は抜けた蛹にしがみついていました。
暫くパタパタして翅を拡げました。
何処にも傷がなく、美しいです!

一頭はヒラヒラと初飛行、きっと嬉しいのでしょうね!











☆ 上記とは別個体ですが幼虫です。




● オオバクサフジ ・ マメ科

2019-09-17 | 〈野草〉
〈 オオバクサフジ 〉

今年も鮮やかな藤色の花が咲きました。
虫には人気がないのか、寂しげに咲いているという感じです。

クサフジにも種類がいくつかありますが、多分これに当たるかと・・・。











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● ツマグロヒョウモンの雌は美しい ・ タテハチョウ科

2019-09-16 |     チョウ
〈 ツマグロヒョウモン 〉
前翅長 27~38ミリ  出現期 4~11月  分布 本州、四国、九州、沖縄

私がツマグロヒョウモンを始めて知ったのは2009年8月の事でした。
我が家はマンションの9階、
ベランダには大好きなスミレの花が数種あり鉢の数も多くありました。
その手入れをしていたところ、もうかなりの葉っぱが食べられていてそこには
黒い毛虫があっちにもこっちにもいて、慌てた私は割り箸を持って空き瓶に
3匹入れたところで、黒くて背には赤いトゲや模様があるこの子たちが気になって
すぐさま調べたところ・・・驚きました、美しいチョウの幼虫だと分かったのです。

それからは生態を調べて、すでにあった水槽やら虫の飼育ケースを家の中に入れ
その中にスミレの鉢毎入れて葉っぱが無くなったら鉢を取り替え・・・
初めて見るドラマにワクワクしながら育てました。
前蛹でケースの天井からぶら下がって、毛皮を脱ぎ捨てる時に蛹が落ちてしまった!
悩んだ末、ボンドで蛹をくっつけて無事に孵化してサヨナラして行った子も数個体いました。

飼育の様子は書ききれませんのでこれで終わります。
その後もやって来てどれほどここから旅立ったことか・・・。
昨年、そして今年は来ませんでしたが二年目からはベランダで成すがまま、
朝覗くと数匹ずつ数日に渡って翅をパタパタさせやがて、飛んで、行きました。

その後、フイールドでも見られるようになりました。
あれから10年、今は何処まで北上したのでしょう?

☆ 雌の個体












☆ 雄の個体


☆ 幼虫


☆ 蛹


☆ 羽化後・飛翔前 (上♂) (下♀)








● ニッポンメンハナバチの仲間 ・ 

2019-09-14 |     ハチ、ネジレバネ
〈 ニッポンメンハナバチの一種 〉

顔面にある黄色のマークは正義の味方! という感じです。

時々出合うのですが、今日は手摺の上で長い間お洒落をしていました。
身体のあちこちをキレイキレイにしながら・・・
カメラを向けるとこちらの様子を伺っているような仕草(憶測)。

残念ながら、はっきりとした名前が分かりません!
















● イノコズチ 2種 ・ ヒユ科

2019-09-12 | 〈野草〉
〈 イノコズチ 〉
花期 8~9月  分布 本州、四国、九州

日陰に生えるイノコズチ(ヒカゲイノコズチ)、高さ0.5~1メートルの多年草。

☆ 花穂は花序の軸に下向きに付く。



☆ 葉の縁は波打たない。 


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〈 ヒナタイノコズチ 〉
花期8~9月  分布 本州、四国、九州

日向に生える多年草。
茎と葉の両面に伏した毛がある。


☆ 全体に毛が多く、葉は厚く、短くとがる。






☆ 花穂は密集して付く。


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☆ イノコズチという名の由来は茎にある太い節を猪の膝頭に見立てた。

 
※ 根には昆虫変態活性物質やイノコステロンなどを含むということですがチョッと難しそうです。
※ 花の画像はありません。 
※ 花後、宿存顎は閉じて三角状のトゲ状の苞で衣服にくっつき、種が運ばれる。