ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● コブヒゲカスミカメの成虫と幼虫 ・ カスミカメムシ科

2019-03-31 |     カスミカメムシ
〈 コブヒゲカスミカメ 〉
体長 5~6ミリ  出現期4~6月  分布北海道、本州、四国、九州

雄は黒っぽく、雌は赤っぽく、触覚は大きく異なる。
とても小さなカメムシです。
クヌギやコナラなどで見られるとのことですが私はやはり杭の上で!

残念ながら雄の画像は撮ったことがあるのですが紛失しました。
今年、撮れれば嬉しいのですが・・・。

 昨年、4月8日の成虫の画像。
  一枚目は小さな、まだ白い幼虫が傍にいます。きっと親子ですね!
  親が5~6ミリというのですからこの子は1ミリにも満たないようです。






 先週、3月28日、幼虫です。色合いからコブヒゲカスミカメと判りました。




 二日前、3月30日、幼虫です。





● チャイロアカサルゾウムシ と コゲチャホソクチゾウムシ 

2019-03-30 |     ゾウムシ
〈 チャイロアカサルゾウムシ 〉
体長 3.0 ~ 3.2 ミリ  分布 本州、九州~朝鮮 

木道脇の杭の上、赤い・・・何かな?とよく見るとゾウムシ。
何度か出会っているけれど良く撮れたことがなかった!
今度は、少しハッキリと見えるかも。







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〈 コゲチャホソクチゾウムシ 〉

こちらも、木道脇の手すりの上。
体長 約2ミリ という他、ネット上には情報がありません。
口吻を入れてこの大きさなのですから、ゴミにしか見えません!
ゴミなのか、虫なのかを確かめるために横に指をやると動き出す・・・虫だ!







  


● ムラサキケマンが華やいでいる ・ ケシ科

2019-03-29 | 〈野草〉
〈 ムラサキケマン 〉  紫華鬘
花期 4-6月  分布 日本全土

まだ花が少ない今時期の中で、一番華やかな花だと思います。

華鬘(ケマン)は仏殿の欄間などを飾る仏具の事。
確かに似たような飾りがあったかと!

やや湿ったところに生える、高さ20~50センチになる2年草。

ジロボウエンゴサクヤマエンゴサクも仲間、
ここにもかつてはヤマエンゴサクが自生していたが心無い人たちにより
数年にわたり盗掘されて絶滅してしまった。














● 初見のヒトオビアラゲカミキリ ・ カミキリムシ科

2019-03-28 |     カミキリムシ
〈 ヒトオビアラゲカミキリ 〉
体長 5.5~9ミリ  出現期 4~7月  分布 北海道、本州、四国、九州

広葉樹の枯れ枝などに集まるようですが、
今の時期の私の虫探しはもっぱら木道沿いの杭やロープです。
カミキリの種類もかなり撮影できていますが今までのとは似ているようでどこか違う?
体は小さいのですが触角は長い!

ヒトオビと呼ぶにふさわしい、上翅にある太く黒い部分は帯に見える。
アラゲは体全体にある密生していない棘状の毛。
虫の名前を確認するのに役立つ個々の特徴ですが、時には考えも及ばない名前がついている。










● ビロウドツリアブ ・ ツリアブ科

2019-03-27 |     アブ
〈 ビロウドツリアブ 〉
体長 8~12ミリ  出現期 3~6月  分布 北海道、本州、四国、九州

出現期は3~6月となっているけれど、わずかな期間で姿が見えなくなってしまう!
幼虫はヒメハナバチ科のサナギなどに外から寄生するのだそうです。

☆ ホバリングして蜜を吸う。


 どうしたものかビロウド状の体毛が濡れている・・・雨のあとだったのかしら?


 蜜を吸うための長い口吻、翅には模様があります。

● アオサギ ・ コウノトリ目 サギ科

2019-03-26 | 〈野鳥〉
〈 アオサギ 〉

全長93センチ、日本のサギ類の中で一番大きい。
ダイサギよりも大きいのです。

最近はあまり良い画像を撮っていないので年度の違う今時期の画像を含めています。

☆ こうして種の違う鳥が一緒にいるのを見ると和みます。


☆ 木の上にいることも多い。絵になります!


☆ いつもと違う顔と行動。




☆ 郊外の川にて。この画像は5月でした。アオサギとコサギの大きさを見比べて下さい。
  クチバシは婚姻色が出ています。コサギはピンク。アオサギはブルー。



 

● ダイサギ ・ コウノトリ目 サギ科

2019-03-25 | 〈野鳥〉
〈 ダイサギ 〉

いつもの年はコサギが来ているのですがどうしたのかダイサギが頻繁にやって来ています。
美しい夏羽を観たいのですがその頃来てくれるかどうか?

☆ エサの魚を狙っている。


 エサを求めて池の岸をぐるり・・・良いところに来てくれた。






 アオサギと仲良く。

● 赤い、ハモリダニの一種 ・ ハモリダニ科

2019-03-24 | 〈虫〉その他
〈 ハモリダニ 〉

体長は約1ミリの小さなダニです。
画像はヤツデの葉裏にいたところを撮りましたが、そこら中にいます。

真っ赤な身体で小さいのに凄いスピードで走ります。
ダニ?と思ってはいましたが葉っぱを守るダニということからこの名が付いてるようです。

ハモリダニを見るとつぶしたくなる方も多いかと思われますが実はこのダニが、
葉っぱに付き葉を枯らしてしまうハダニやアブラムシなどを食べてくれる大切なダニだということです。
とてもありがたいダニですね!

気持ちが悪いと言われそうですが、身近な虫なので名を知って欲しいと思います。

 

 


● シメが現る ・ アトリ科

2019-03-23 | 〈虫〉カマキリ目
〈 シメ 〉 鴲

全長19センチと大きい、見逃すことがない大きさなのに今冬は3度しか確認できていない。
木の下で水を飲んでいたらしく、地面から飛び上がりクチバシを枝にこすりつけていた。

なんとも愛嬌のある顔で人気者!
もう、冬鳥たちは行ってしまう、シメは北海道で繁殖して本州以南で越冬するとのこと。
4月上旬には北に帰ってしまう・・・寂しくなります。

夏になると雄雌共、クチバシが鉛色になること以外、体色には変わりがないようです。

今冬、マイフイールドには同じくアトリ科のイカルやアトリの飛来がほとんどなく
イカルは声を聴いただけ、アトリは来たという話を聞いただけでした。

☆ 3月20日












● オナシカワゲラ

2019-03-22 | 〈虫〉カワゲラ目
〈 オナシカワゲラの一種 〉
体長 約8ミリ  出現期 4~6月

尾毛がみじかく翅に隠れることからこの名が付いた。
図鑑によると春に多く見られる、類似種が多い。
今春は3月8日から、数回出会っています。








● 今夜の月は虹色の暈がかかっていた!

2019-03-21 | その他
今宵、22時頃の月を見上げたら虹色の暈(かさ)がかかっていた!
暈と共に、雲がかかっていたのが残念でした。

今月8日には日没寸前の太陽に虹色の暈がかかっていてとてもキレイでした。

☆ 今夜の月




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8日、投稿した太陽にかかった暈を再掲載します。

☆ 今月8日の太陽

丹沢の山並みに落ちる夕日。
何気なく太陽を見た瞬間、驚きました。
太陽の周りに大きな虹色の暈(かさ)がかかっていて、今まで見たことのない素晴らしい光景でした。
もう、少し早くに見られたら・・・と思うと、とても々残念!

ネットで調べてみましたが、今日見たような虹色が出ている画像はありませんでした。
雲の中にある氷の粒に太陽の光が屈折して出来る現象雲ということらしいのですが
天気が下り坂とか、地震の前兆だとか書かれていますが、
一年に一度か二度しか見られない現象だったようです。

慌てて撮ったので、残念な画像ですが、
太陽を囲んでいる数色の虹色を探してみてください!





● ルリビタキ、ミソサザイ、トラツグミが未だいた!

2019-03-20 | 〈野鳥〉
今日はとても暖かい春の日でした。
ポカポカの陽気の中で午前中はボランティア作業!

蝶は数種、ビロウドツリアブがそこにもここにも!

そんな中で未だ、居残ってくれてた鳥を撮ることが出来ました。
今まで人気者だった鳥たちです。

〈 ルリビタキ♀ 〉





〈 ミソサザイ 〉







〈 トラツグミ 〉





● カメノコテントウ ・ テントウムシ族

2019-03-19 |     テントウムシ
〈 カメノコテントウ 〉
大きさ 8.0~11.7 ミリ  分布 北海道、本州、四国、九州

斑紋が赤の色味が強い・・・赤褐色型。
北海道のカメノコテントウは黒味が強い。
そして、完全に黒化している個体がいるようです。

昨年、ここの公園ではカメノコテントウが驚くほどの個体数でしたが、
今年はどうなりますか?
既に、テントウの他の種より個体数を多く見ています。

数年前は、国内においては最大のテントウだと言われていましたが
現在ではオオテントウ、ハラグロオオテントウ、カメノコテントウの順のようです。

☆ 成虫






☆ 幼虫

● ヤツデの葉裏にクロスジホソサジヨコバイ

2019-03-18 |     ヨコバイ
〈 クロスジホソサジヨコバイ 〉
体長 約5ミリ  出現期 1~3 月 10~12 月

身近な木ではカシ、シラカシ、ヒサカキ、シロダモなどの樹木の汁を好むとのこと。
私が見るのはもっぱらヤツデの葉裏!

一見、2個の黒点のある方が頭と思ってしまうのですが、
尖った方が頭なのです。

☆ ・・・黒い縦条と共に赤く色付いている。








☆ ♂・・・黒い縦条のみ。


 幼虫


 

● 小さくて尾が長いエナガ ・ エナガ科

2019-03-17 | 〈野鳥〉
〈 エナガ 〉

全長14センチでその半分は尾が占める。口はとても短い。そして眼がとても可愛い!
繁殖期以外はコゲラやシジュウカラなどと混軍で行動しているけれど今は、
番で行動している・・・新居はもう決めていて羽毛などの巣材を運んでいる。

☆ 3月9日撮影