ゆめこが虫を撮る

虫が恐怖でしかなかった私が今や〈虫の虜〉に!
神奈川県立「座間谷戸山公園」に生息する野草や虫、野鳥を紹介いたします。

● ハラグロオオテントウの成虫と幼虫 ・ テントウムシ族

2019-05-31 |     テントウムシ
〈 ハラグロオオテントウ 〉
体長 11~12ミリ  分布 本州、四国、九州

数年前まで、国内最大のテントウムシと言われていたのはカメノコテントウでした!
そして、その地位を奪ったのはハラグロオオテントウ
更に、現在の国内最大はオオテントウ(未見)ということです。

ハラグロオオテントウの初見は、2014年6月、あまりの大きさに驚きました!
クワの木の葉上にいたのですが園内で見つかったのはこの時が初めてのようで、
その後、撮ったという話は1、2度聞いたのですが個体数はあまり多くなかったようです。

初見から5年、一昨日、二度目の出会いでした。
ハラグロ・・・とは、腹が黒いという意味です。

驚いたことに今日は、一昨日の成虫に続いて幼虫を撮ることが出来ました。
幼虫がいるということは来年現れる個体数は増えること間違いないでしょう!


☆ 成虫
















☆ 幼虫









● キビタキの美声が森に響く ・ ヒタキ科

2019-05-30 | 〈野鳥〉
〈 キビタキ 〉

冬の間、様々な鳥のさえずりが聞かれた森ですが今は静か!

夏鳥の代表ともいうべきキビタキ、体色は鮮やかで美しく、その声もまた美しく静かな森に響きます。
キビタキはウグイスの声などを真似・・・とても上手です。












● 可愛いお洒落なラミーカミキリ ・ カミキリムシ科

2019-05-29 |     カミキリムシ
〈 ラミーカミキリ 〉
体長 10~15ミリ  出現期 5~7月  分布 本州、四国、九州、奄美大島

この時期、カラムシの葉っぱの上にやって来ます。
中国大陸よりやって来た帰化種。

可愛い、お洒落な男の子が来たようで嬉しくなります。










セマダラコガネ ・ コガネムシ科

2019-05-28 |     コガネムシ
〈 セマダラコガネ 〉
体長13.5ミリ  出現期 5~9月  分布 北海道、本州、四国、九州、奄美大島

雑木林周辺で見られる。
淡褐色から黒色まで色彩変異が激しい。
上翅の模様にも個体変異がある。

年に一度の発生。
幼虫時代は土の中で過ごし、植物の根を食害する。

ゴルフ場では芝を食害する。















● ヤエムグラ ・ アカネ科

2019-05-27 | 〈野草〉
〈 ヤエムグラ 〉 漢名・拉拉藤

花期は5~6月で、日本全土に自生している。

葉先は棘状に尖り、フチと裏面の主脈には逆向きの棘がある。
茎にも逆刺がある。
本来の葉は2個で他は托葉の変化したもの・・・葉は8枚ずつ輪生するのが基本で
このうち2片が正規の葉で他は葉状托葉の偽輪生


☆ 黄緑色の花







☆ 果実は2分果で表面にはカギ状の毛があり、衣服などにくっつき運ばれる。












● セボシジョウカイ ・ ジョウカイボン科

2019-05-26 |     ジョウカイボン
〈 セボシジョウカイ 〉
体長 5~8ミリ  出現期 9~11月  分布 本州

全体が黄褐色で頭部と前胸に黒紋がある個体と黒紋が称している個体がいる。
北海道では殆んど見られないようです。

成虫は花の蜜や、小さな昆虫も食べるようです。

☆ 黒紋がある個体










☆ 黒紋が消失している個体



● 雨上がりのツマグロヒョウモン ・ タテハチョウ科

2019-05-24 |     チョウ
〈 ツマグロヒョウモン ♂ 〉

雨上がりの夕刻、園内を歩いてみました。
殆んどの虫は、草の陰などにかくれているのか姿がない中、
蝶が一頭・・・よく見ればツマグロヒョウモンでした。

顔も体も雨でびしょぬれ・・・乾いて飛べるようになるまでには相当の時間がかかるかと。






☆ 昨年の画像より





● ヤマイモハムシ ・ ハムシ科

2019-05-23 |     ハムシ、ダマシ
〈 ヤマイモハムシ 〉  別名・ヤマイモクビボソハムシ
体長 5~6ミリ  出現期 5~8月  本州、四国、九州

別名はクビボソハムシの名が付く仲間ですが、
食草の名を付けてヤマイモハムシとされています。

☆ 小さな虫ですが赤と黒で、見付けやすい!









☆ 食草のヤマノイモ (自然薯・ジネンジョ)






● ヨツボシヒョウタンナガカメムシ ・ ヒョウタンナガカメムシ科

2019-05-22 |     ナガカメムシ
〈 ヨツボシヒョウタンナガカメムシ 〉
体長 約6ミリ  出現期 4~11月  分布 本州、四国、九州、八丈島、南西諸島

長~~~い、名前です!
ここは、少し隔離されたような場所で、このカメムシは昨年もここでしか撮れていません!
夕刻5時半、小さくて暗く撮るのが大変でした。

10個体ほどいましたが、イネ科とヨモギ上にしか見られませんでした。









● ツマグロオオヨコバイ ・ ヨコバイ科

2019-05-21 |     ヨコバイ
〈 ツマグロオオヨコバイ 〉

体長 約13ミリ  出現期 3~11月  分布 本州、四国、九州

近付くとすぐに隠れてしまう。
成虫も幼虫も、可愛い顔をしてるのです!

バナナムシの愛称があり、子供たちにも人気がある。

☆ 成虫











☆ 幼虫





● ツヤエンマコガネ ・ コガネムシ科

2019-05-20 |     コガネムシ
〈 ツヤエンマコガネ? 〉

体長 5~8ミリ  出現期 5~9月  分布 北海道、本州、四国、九州

夕方、園内の歩道横の壁に登っていく黒い物体!
近寄ってみるとエンマコガネでしたがいざ確認・・・ここからが大変でした。

エンマコガネの仲間はたくさんいるのです!
時間をかけて調べてみた結果、ツヤエンマコガネがピッタリのようですが・・・?
全体を見るには画像も不足、そして何よりも手元の図鑑のどれにも載っていなくて
ネットで探し廻りました。

黒いツヤが決め手・・・、触角、頭部など。

ご存知の方、コメントをお願いいたします。
















● マドガはお洒落で美しい蛾 ・ マドガ科

2019-05-19 |     ガ
〈 マドガ 〉
開帳 14~17ミリ  出現期 4~9月  分布 北海道、本州、四国、九州

地翅は黒く、半透明の白紋があり、その部分を窓に見立てた。
色も、形も美しい小さな蛾。

幼虫の食草は「ボタンヅル」とのことです。








● ジンガサハムシ ・ ハムシ科

2019-05-18 |     ハムシ、ダマシ
〈 ジンガサハムシ 〉
体長 7.2ミリ~8.2ミリ  出現期 4~9月  分布 北海道、本州、四国、九州

飛んだ時、きらりと光る金色はまるで金箔を貼ったようです。
今日も、眼の前に飛んできましたがとてもキレイでした。










※ 横から見た時に、背が陣笠のように見えることからジンガサハムシと名が付きました。

● アザミではないキツネアザミ ・ キク科

2019-05-17 | 〈野草〉
〈 キツネアザミ 〉

花がアザミに似ていることから・・・アザミではない、騙されるな!という意味からの名。

花期は5~6月で高さ60~90センチの2年草。
頭花の直径は約2.5ミリ。

撮り方によって楽しむことが出来るこの花は私のお気に入りです。
今年も楽しみました。

















● ヒメヒゲナガカミキリ ・ カミキリムシ科

2019-05-16 |     カミキリムシ
〈 ヒメヒゲナガカミキリ 〉
体長 9.5~18.5ミリ  出現期5~9月  分布 北海道、本州、四国、九州

ヒゲ(触角)が長~~い、カミキリムシです。
倒木に集まる。

☆ 今月6日



☆ 個体別  上翅に変異があるとのことですが・・・。