中村 幸春 夢丸釣行記

遊漁船 夢丸での釣行記をお届けしております。
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イカ今期最高!!

2012年06月11日 | ブログ
6月10日 イカNight
この日はてんてこ舞い。
朝から瀬野川での掃除。
これは広島市立大学情報科の先生と学生達がサポートしてくれた。
ホンで昼から本業、これもてんてこ舞い。
午前中は瀬野川掃除なので、嫁さんにお店を任せて出向いた。
こんな勝手をする親父他にいないだろう。
さすがに仕事を終えるとherohero。

 くりちゃんが発電機を修理してくれたのでブチ助かった。感謝します。
晩ご飯を食べてら爆睡。

21時30分にピコピコ電話、何じゃこれ、朝の指標生物の問題で完全に目が覚めた。
なんかブチに来る。
こんなときはイカ釣りがエエ。
直ぐに支度をして沖合に向かう。
最終のフェリーの22時30分が通過した頃開始。
いきなり入れアタリだ。
これなら記録が出るかも?
直ぐに電波時計を撮影する。
これが23時7分
開始から約30分経過したころ撮影
納竿00.8分正味1時間30分ほど
数えると56匹 時速30匹越
これは今期最高となる。
ミライトグリンを使用
餌は中村イワシ5匹ほど
スルメイカがデカくなっています。
ラインは0.8号~1号にサイズアップがエエです。

 帰港すると、地元の兄ちゃん達が港で釣りをしている。
しかも係船場所の前で
大声で「船を止めるぞ!避けてくれ」
夢丸を接岸させると、兄ちゃんが近寄り、「なんか釣れましたか?」と声を掛けてくる。
ホンで「乗ってもエエ」と言うから「ダメよ」
「今日はイカが釣れたぞ」「ください」「ダメよん」
「10匹ほどください」「そんなに食べたインカ」
「ホンなら醤油買ってコイや」「キッコーマンだぞ」
と1,000円渡す。
「刺身にしてやるよ!」と言うと大喜び
目の前でスルメイカの刺身をしてやると、「ブチうまじゃん」
「こんなの食べたことないんよ」「食べたカッタンヨ」

 唯一の姉ちゃんも「ブチ美味いじゃん」
「おじさん、「釣りごろつられごろ」に出ている人じゃろ」
みんな釣りが大好き

「キス釣りしてたじゃろ」と人なつこい
刺身をしてやると、一瞬で食べる食べる!
ついつい刺身を振る舞う。
5,6匹ともーエエとは言わない
8匹ほど刺身!

みんなエエ奴だ!
学校を聞くと、定時制の高校とか?
「高校だけは卒業しんさいよ」
「おじさんも退学寸前で何とか卒業したよ」ホンなら
「ウチは卒業するよ」と笑顔で話しかけてくれた。
こんなデブなオッさんとも釣りがあれば打ち解ける。
始めて出会ったのに、釣りの話とスルメイカの刺身で仲間だ。
クーラーをまな板代わりにしているから、「それ洗いましょうか」と兄ちゃん
しっかり躾できている。
これなら社会に出てもOK
見た目はヤンキーだが、スゲー素直な子供達
ワシはこんな子供がエエ!!

「ゴミは捨てるなよ、ハヨ帰れよ」と言いながら別れた。

これが見た目だけで決めつける警邏中の警察官や、いつも荒探ししている生活指導の教師ならいきなり、
「なにしょーるんや」「たむろするな」「ゴミ捨てるな!」「たばこ吸ってないか」「窃盗自転車でないか」
と事情聴取。
私は、一つもエエ思いはない

彼たちと、私はなんか雰囲気が同じ。
学生時代は完全な厄介者だった。
学校では常に「お前は変わりモンだ」と教師に言われたいた。
勉強も好きでなく窮屈な教室。
絵を描くことは大好きだったが、「中村の絵は変じゃ!」山の色はそんな色ではないと×をされた。
でも「子供ながらエエ色じゃと」思っていた。
今思えば、それが個性で有り、人それぞれ。
中学の恩師に出会わなかったらめちゃくちゃな人生だったと思う。
その先生はいつもしかってくれたし、誉めてくれた!
昨夜の兄ちゃん達も通じ合えば友達だ。
機会があればイカ釣りに連れて行ってやりたい。
広島市立大学情報科の学生も昨夜の学生もみんな同じ。
エエ奴ばかり!
ほんまにEEE奴だ

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         中村幸春
E-mail:fffnakamura@silver.plala.or.jp
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