中村 幸春 夢丸釣行記

遊漁船 夢丸での釣行記をお届けしております。
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ヨッサン組と瀬野川掃除!!

2012年06月11日 | ブログ
6月10日 
この日は早朝から昼間で瀬野川で除草と側溝掃除
時間があれば、子供達との川遊びもするかも?と網を40本ほど持参する。
午前8時45分には広島市立大学情報科の学生達がやってきた
吉田教授も一緒に!!

まずは除草する、草の特徴と有害性を説明する
そして、ワイルドフラワーの役目。
私が何で瀬野川にWildフラワーを植えるのか?

瀬野川の河川敷には多くのアレルギー植物が蔓延している
その多くが稲科と菊科
5月と10月に飛散する花粉

特に5月~6月のホソムギ、ハルガヤは酷い。
ホソムギなんか図鑑を調べると毒ガヤ属だ!
ヨーロッパから牧草で輸入された植物。
それが増えて最悪となる。
セイタカアワダチソウは江戸時代、鑑賞目的で輸入
これも大量の花粉でワヤクソ。
現在、この花粉はアレルギー植物に属さないと説明がありますが
ヨモギなどの花粉に合わない人は、このセイタカアワダチソウにも拒絶反応が出ます。
植物には植物で対策することが一番

マーこんなことで対策をしなければいけないと思ったことと、花が咲けば人は喜ぶ
みんなに喜ばれる瀬野川にしなければいけない
ドブ川と呼ばれる瀬野川に、未来は無いと思う。


説明をして、作業に入る。
軍手で雑草を取り除き、ワイルドフラワーの種は根元に置き、最後に栄養たっぷりの肥料をプレゼント。
ついでに200mほど側溝の泥出し
何年も溝掃除をしていない溝。
これでは増水時に危険。
この作業を終えて思った。

広島市立大学情報科最高じゃん!!

私が大企業の社長ならみんな入社をしてもらいたい。
全員採用する!!だ
結婚するなら、こんな兄ちゃんや、姉ちゃんと結婚したい。
私の息子や娘もこんな人に出会ってほしい
マー心配ないか?

この学生達が親になったら、その子供達も必ず受け継ぐ!!

その後、瀬野川で少しだけ探索会
クサガメの赤ちゃんや、手長エビを見つけた。
最後に、指標生物の説明があったが、私はこれには猛反対。

瀬野川はもの凄い生物が棲み着いている
カジカも捕れるし、ドンコも泳いでいる。
しかし、指標生物調査票では、チョウバエ、ヒル、ウズムシ、ヒラタドロムシ、ミズムシ、、タイコウチ、ミズカマキリ、
ザリガニ、カメ、ユスリカなどが採取されたら、この河川は汚いと汚名が付く。

それを子供達に指導すれば、瀬野川は汚いと教えることとなる。
そんな事を教えるのではなく、沢山の生き物が棲める環境があるのが瀬野川ですと教えたい。
そして一番大切なことは、中州を残したり、川岸に草木が生い茂ること。
中州の影響で流れが蛇行することで、かくはんして酸素が供給する。
すると浄化する。
このことを子供達に教えてほしい。
私は2000年からこのことを言い続け、行政との話し合いを何度もしてきた
そしてカジカやオヤニラミ、ゴクラクハゼなどが生きていける環境を残した。
「人の家のゴミ探しをして、この家は汚い」と言うことはしてほしくない


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         中村幸春
E-mail:fffnakamura@silver.plala.or.jp
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