伝えたんく

日々の何気ないできごとに感じた幸せ

おたく

2007-11-27 23:08:33 | 

旧マナースタジオ と ゆきたんく

ゆきたんくは、よく「おたく」と評される。ギターおたく、コンピューターおたく、陸上おたく、ラーメンおたくなどといろいろな言われ方をする。もちろん自分では「おたく」とは思っていないのだが…。

 「おたく」をウィキペディアでは「社会的認知度が高くない趣味に傾倒する人の一つの類型またはその個人を示す言葉」とある。 となるとそれが当てはまらなくもない部分も持ち合わせている。 その一つを紐解いてみた。ゆきたんくのフィバリット・アーティストにマイク・オールドフィールド氏がいる。 日本では映画「エクソシスト」のテーマ曲としてデビューアルバムの「チューブラーベルズ」の冒頭部分が使われた。アルバムは大ヒットした。1973年5月25日にリリースされ、イギリスチャート第1位になるのが1年3ヵ月後である。自身のセカンドアルバム「ハージェストリッジ」が1974年の8月に1位になったのをファーストアルバムが抜き返すというビートルズのようなこともやっているのである。そして1975年9月にチャート8位になったのが1けたの最後で1980年6月に89位という100位圏内を記録し、何と7年間に渡って売れ続けたのである。その収益が、現在イギリスに拠点を置く企業「ヴァージングループ」の発展につながっている。マイク氏もこのヒットで億万長者になった。

 ヴァージングループで一番大きな位置を占めるのがヴァージン・アトランティック航空である。今や世界的な企業家リチャード・ブランソン氏が趣味で立ち上げたレコードの通信販売から一つのレーベルにする時の第一号契約アーティストがマイク・オールドフィールド氏だったのだ。チューブラーベルズが売れ、収益が上がり、ヴァージンレーベルはヴァージングループに大成長を遂げた。リチャードとマイクの類まれなる天才同士が出会うことがなかったら、マルチプレイヤー、マイクオールドフィールドもリチャードブランソンも世界に名前を知られることはなかっただろう。

マイク・オールドフィールド氏はアルバム作りをする時、一人でいくつもの楽器を弾き、多重録音でロックシンフォニーを創り上げる手法を採っている。ゆきたんくもそれにあこがれて多少だが、楽器を弾き多重録音もする。最初に手にした弦楽器がマンドリンなのだが、それもマイク氏の影響である。

最後に大ヒットアルバム「チューブラーベルズ」が生まれた家を紹介しよう。イギリスはオックスフォードの西にあるShipton on cherwell(シップトン・オン・チャーウェル)という場所にマナーハウスがある。ここは1995年までヴァージンのスタジオとして使われていた。

ゆきたんくはここを訪れることをずっと夢見ていた。飛行機嫌いだったので夢で終わるだろうと思っていた。しかし、海外旅行でイギリスを訪れることになったため、すかさず計画に入れたのである。もちろん観光地ではないからレンタカーを走らせてのことである。ヒースローでレンタカーを借りてポーツマス、ウッドヘンジ、ハージェストリッジなど、マイクの曲名に関する場所を回り、どうしてもと訪れたのが写真に写っている建物である。かつてのヴァージン・マナースタジオだ。

ゆきたんくはおたくなのだろうな。

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