光の未来へ

自閉症の長男、光とサンフランシスコから。

毛糸屋さんに行きました

2021-10-27 13:28:37 | 編み物
一昨日は何年かぶりのストームがやってきました。停電になりましたが、我が家の周りは4時間ほどで復旧。しかし、お友達の家のあたりは翌日の夜まで停電は続いたそうです。
この嵐が来る前日。予約を入れておいた毛糸屋さんへ行ってきました。コロナ禍なので、お店に入るのも予約制でした。
お隣に住むインド人の奥さんを連れて行きました。彼女は旦那さんを亡くして数年経ちますが、いつも寂しそうにしていて、編み物が趣味と言っていたのでお誘いしました。
うちから車で15分ぐらいの場所。そこは山の中で、道は狭く、下り坂と登り坂ばかり。ちょっと緊張して運転しましたが、着くとそこは大きなログハウスでした。住宅が立ち並んでいるエリアでしたが、一際目立つ外観。
お店の中は色とりどりの毛糸があり、ワンダーランドでしたよ。
毛糸を機織り機で作るコーナー。毛糸はアルパカ、シルクが入っているものなど、たくさんの種類があり、ナチュラルな材料で染められたものばかりでした。
お店のオーナーは白人で60歳ぐらいの方でしょうか。彼女が作った作品がたくさん展示されていて、その中でもいくつかとても気に入ったものがありました。これを作りたいんだけど。と聞くと、クラスをとったら教えてあげるわよ。と言っていました。
とりあえず、セーターをあむ毛糸を買ってきました。



サンフランシスコは雨季になったので、これから春まで編み物を楽しみたいと思っています。


Pete's activity October 2021

2021-10-20 07:46:32 | 自閉症
ユキがいなくなってはや10日がすぎました。写真を見ると悲しくなるけれど、毎日色々なことに終われ、少しづつ前に進んでいます。
まず、ユキに使っていたものの大半は寄付することにしました。洋服などとても大切なものだけ保管することにして。袋を開封したけれどまだたくさん入っている犬の紙オムツはご近所さんサイトに載せたら、すぐに取りに来てくれました。
こんなふうに誰かの役に立つのなら、お空の上からユキも喜んでいることでしょう。

さて、今月の光の様子。
デイプログラムは毎週水曜日、アイスホッケーの練習がスタート。2月まで続きます。
サンノゼシャークスというプロのチームと同じリンクでユニフォームもばっちりきて練習です。先週は私とDaddyで見学に行きましたが、せっかくコーチに教えてもらって、自分で立って、掴まりながら移動できたのに、車椅子に乗って押してもらっている間はよかったのですが、自分で動こうと思いすってんころりん。その後、あっという間に出口へエスケープ。もう帰る!!と言い出し聞かないので、渋々帰宅。甘えが出ますね。私がいると。見学には行きたいけれども、今週からケアギバーさんにお任せします。


木曜日のデイプログラムは遠足の日。この日はハロウイーンも近いので、ファームにいってヘイライド(干し草を乗せたトラクターに乗る)ヘイメイズ(干し草で作った迷路で遊ぶ)を楽しんできたようです。

Alex君は光のことが気に入ってくれているみたい。彼はよく喋るし、かなり高機能です。

ファーマーズマーケットへも久しぶりに毎週いくようになりました。
近所の大学の駐車場で土曜日の朝9時から1時まで開催されています。
我が家のお気に入りは、お肉屋さん、たまごやさん、八百屋さんとパスタやさんです。

週末はラム肉をバーベキューで焼いてもらい、パスタを茹でて、ワインと楽しみました。
ユキがいなくなり、モモがなんでも独り占めで、ヨダレを垂らしながら何かもらえないかと辛抱強く待っていました。

ユキ 15歳と5ヶ月 天国へ

2021-10-11 04:45:57 | ラブラドール
1週間前からユキの様子がだんだん変わってきました。
口が開けられなくなり、水分補給をしてから、また自分の口から食べれるようになりました。しかし、顔を左側にぐるっと曲げて、体全体がレジれるぐらいに。車椅子に載せると、左側にくるくる回るほどでした。
そろそろ疲れたかなよベッドに移すと、手足をバタバタさせて、もがき苦しそうでした。
木曜日の夜中はその状態が一番ひどくなり、朝になったらエマージェンシーに連れていこうと思いました。

光のプログラムのお迎えが来てから、すぐにユキ、モモを車に乗せて、自宅から20分でつく病院へ。ここはこの近所で一番人気の病院なので、生命に異常がなければ4時間待ちです。
運転中、ケージに入れたゆきがとても苦しそうにワンワン吠えていました。こんなに苦しそうにして、可哀想でした。
コロナから病院の中へは入れないので、私の携帯にナースから電話がきて、ここのところの様子、飲んでいる薬など知らせました。程なく、ユキは駐車場まで迎えに来たナースと一緒に病院内へ。
モモを自宅に下ろした頃、ドクターからの電話で、ユキは脳に腫瘍があるため、神経が侵され、このような状態になっていることを知らされました。
そして、治療はできるけれども、痛みはすぐには取れないし、それはクオリティーオブライフではないと。。私も同感でした。なので、すぐに少しでも早く痛みをとってあげるため安楽死を希望しました。

ちょうど自宅に戻ったので、ユキの好きなチーズとさつまいもを持っていくことができました。病院に着くと、専用の個室がありそこで待っていると車椅子に乗ったユキを連れてきてくれました。
心の準備ができたら、このブザーを押してください。とナースは私たちだけにしてくれました。
点滴をつけてある足以外はいつものユキでした。すぐにチーズとさつまいもをあげるとパクパク食べました。点滴のせいか少し眠そうな顔をしていました。久しぶりにみる穏やかな顔でした。
今度生まれ変わったら、人間になってね。と話しかけました。そして、楽しかったねー。とも。
いつまでもこのままでいたい気持ちもしましたが、また痛みが出ないうちに早く決断しよう。と思いブザーを押しました。すぐに先生が点滴に刺す注射を持ってきました。最初の薬でブランケットに包まれているような気持ちよさになり、全ての処置は2分ぐらいですと説明されました。
ゆきを腕にだき、本当に安らかに眠るように逝きました。その後もしばらくここにいてもいいよ。と言われまたユキと二人にさせてもらえました。少しづつ冷たくなっていくユキにさよならをして、看護婦さんが連れていきました。

帰りの車を運転しながら、出張中のDaddyに電話をして一部始終を話しました。
家に帰ると、モモが悲しそうな顔で迎えてくれました。ひかるはその日はユキがいなくなったことについては何も言いませんでした。

毎日お世話をしていたユキがいなくなり、なんだか時間がありすぎて。。今日は庭仕事に精を出し、モモをドッグビーチへ連れていき、忙しく過ごしました。
もう少し早い段階で、この処置をしてあげたら、辛い時間が少なくて済んだのかな。。など考えればキリがないですが、今は天国で楽しく走っているユキを想像しています。




水分が足りなかったんだね。。。

2021-10-07 12:33:48 | ラブラドール
昨日から体に吸収されやすい水分補給を老犬のユキに与え始めました。効果はすぐに出ました。
寝かせるときに体を突っ張って、暴れて大変だったのが収まりました。さらには、3−4時間眠れるようになりました。
あんなにガチガチに開かなかった口も、今日の夕方からパクッとさつまいも、バナナを食べられるようになりました。
ご飯はまだボトルであげていますが、明日にはお皿からあげてみようかと思います。
3年前ぐらいから全くお水を飲まなくなり、鶏肉を茹でたスープをあげたり、スイカをあげたりしていました。しかし、体に吸収されなくなったのですね。
体に水分が足りないから、おかしな行動が多々ありました。もっと早くに気がついてあげればよかった。。。
ビタミンがたくさん入っています。これで少し元気なユキに戻れるかもしれません。とは言っても
もう15歳ですから、いつ急変してもおかしくない歳です。
とりあえず、ご心配をおかけしましたので、ご報告まで。


してあげる と してあげたい の違い

2021-10-04 08:31:39 | ラブラドール
ここ最近の我が家の老犬ユキの様子。
11月から吠えなくなっていたユキ。横隔膜が衰えたのか理由はよくわかなないのですが、それまでよく吠えていた犬なので、静かになったのはいいことでした。しかし、立てなくなってから、車いすで生活していますが、ベッドに寝かせて、起きたいときに吠えないので、なかなかわかりずらいのです。
犬の本能として敵に襲われるから、立ち上がろうとするようです。。それで、もがいて起きあがろうと手足をバタバタ・前足はまだ強いので、上体を起き上がらせて、方向を変えて頭からバタンと倒れる。
カメラをユキの寝床に置いてあるので、見ていられる時はすぐにヘルプができます。
あまりにバタン、バタンと倒れるので、クッションをユキのベッドの周りに置いてみました。しかし、それが悪い結果に。。。

金曜日の夜中。2時にユキの様子を見た時はぐっすり眠っていたのに、3時に見た時は苦しそうにもがいていました。もがいているうちに鼻先がクッションの間に入ってしまったようでした。呼吸が非常に早くて、体もかなり熱くなっていました。これは緊急事態。ぐったりしているユキをなんとか車いすに乗せて、庭に出てホースで水をかけました。
夜中の水はとても冷たくなっていましたが、これが効いたみたいで30分ほどで呼吸も落ち着き、眠りました。もうこれでお終い。。と思いましたよ。
そして今日は日曜日。うちの犬は3食に分けてご飯をあげています。お昼ご飯をあげた時、いつもより時間がかかりましたが、なんとか完食。しかし夜ご飯はお皿を顔の前に持っていっても、舐めもしません。スプーンで食べさせようと思っても、口が空きません。
ケーキ作りに使う使い捨ての絞り出し袋をロールで買ってあったのを思いだし、そこにフードプロセッサーでお粥状にして口の隙間から少しづつ絞り出したら、ごくごくと飲んでくれました。まだ飲み込むことはできるのが幸いです。
その後、車いすでお散歩をしました。少しだけですが、いつものように楽しそうに押してあげると楽しそうに歩きました。

新しく寝床を整えたところ。
15歳と5ヶ月。


今日のお題のしてあげたい。ユキのお世話はそのものです。
どれだけしてあげたくても命がだんだん細くなっていくのを見るのは辛いものですね。

モモのお散歩をドッグウオーカーにお願いするようになって2週間経ちました。モモは毎日誰か来てくれるのがとても楽しみな様子。
彼女は週末の朝きてくれる動物病院の先生を引退されたジニーさん。とても早足でモモと3キロ歩いてくれます。
ユキの世話ばかりしている私を少し悲しそうな目で見つめているモモ。

来月のサンクスギビングにはモモの大好きな陸が帰ってくるからね。もう少しの辛抱だよ。と言い聞かせています。