前>>1.1何故ホワイトなのか
関連記事→ホワイト企業ありがとう
誰も必要としていないサービスを企画したり、
誰も必要としていないシステムを構築したり。
なんでこんな、無意味なことばっかりやってるんだろ。
「暇だから」と気づくまでには時間がかかりました。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
入社間もない頃、
席が近かった人（部署は別）から、
「このコンテンツ、どうしたらいいと思う？」
と、相談されたことがありました。
案内されたURLを見てみると、
「ザ・外注」って感じのキレイなデザインの中に、
あまり価値の無さそうな情報が掲載されていました。
「あの、、これって、
どうやってマネタイズしてるんですか？」
「え・・？ まね・・た・・？え・・？」
「あ、、これ、どうやって利益出してるんですか？」
「え、利益？ あぁ、そういうのは、無いです。」
「収益無し・・ですか、、
じゃあ、このコンテンツやってる目的は何ですか？」
「え、目的・・？とくに・・
私も引き継いだだけなので・・」
「・・・・・・」
「このコンテンツ、経費とか作業は発生してます？」
確認したところ、情報更新は外注で、その外注費と、
外注管理の作業が発生しているらしい。
「うーん、、
目的も収益も無いコンテンツに、
経費と作業が発生してるってことですよね。
だったら、このコンテンツ、
クローズした方がいいんじゃないですか？」
「しーーーーーーーーーーーっ！！！」
後から聞いた話、
このコンテンツに10人くらいが携わっていたらしい。
クローズしちゃったら大量の失業者が出るそうなんです。
最初に聞いたときは、度肝を抜かれましたが、
ここは、こんなコンテンツばっかりだと、後に知りました。。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
私が最初に担当したサービスは、
収益を得られるコンテンツだったので、
一応「目標」として掲げられている数字が存在しました。
ところが、進捗確認という文化がありませんでした。
4月の実績を、5月になってから集計。
しかも集計の元ネタは、
別部署に依頼しないと入手できない。
別部署の作業も、1週間程かかるので、
4月の着地が出るのは、5月中旬だったりします。
私には信じられませんでした。
これまでの常識では、
数値目標というのは、毎日進捗を確認するものであって、
もし負けている場合は、月末までにどうやって巻くのかを、
考えて、すぐに実行しないと殺されると思っていました。
当時まだやる気のあった私は、すぐに担当部署に依頼して、
集計結果を毎日入手できるように、作業を自動化してもらいました。
集計結果をすぐにレポート化できるツールも作りました。
数クリックで毎日進捗確認ができるようになりました。
今思えば、やめておけば良かったと思います。
結局、進捗確認なんて誰も求めていなかったのです。
数年後、目標が上がり、実績が追い付かなくなると、
部門長から実績を水増しせよとの指示がきました。
売上実績を捏造するなんて、ありえない事だと思っているので、
当然断ったところ、軽く別の部署に飛ばされました。
その部署は、今でも売上実績を捏造していて、
実際の売上の3倍近くの数値を実績として報告しています。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
サービスやコンテンツの効果検証も、誰もやってません。
私は個人的に効果検証を継続的に取っていますが、
発表の場もなく、強引に場を作って発表しても、
誰も興味ないし、聞いてません。
目的意識も、コスト意識も、生産性管理も無い。
ただ言われたことを、何も考えずにやるだけ。
だから目標も、進捗管理も必要ない。
仕事に意味なんて求めちゃダメなのでした。
さすがに、営業部は目標あるだろ、と思うかもしれませんが、
一応それっぽいのやってる風にしてるけど、実質目標管理がありません。
管理は月次。週次目標や日次目標はありません。
単位はチームまで。個人で目標責任を負うこともありません。
数値実績を上げても、評価されない虚しさと引き換えに、
数字を何もやらなくても、怒られない楽園がここにあります。
次>>1.3暴力的統率
<目次>
-------------------------------
◇まえがき
-------------------------------
1.1何故ホワイトなのか
.2目的と目標
.3暴力的統率
.4提供するサービスの責任
-------------------------------
2.1ホワイト企業の日常
.2勤怠
.3ランチ
.4飲み会
-------------------------------
3.1まとまればまとめ
関連記事→ホワイト企業ありがとう
誰も必要としていないサービスを企画したり、
誰も必要としていないシステムを構築したり。
なんでこんな、無意味なことばっかりやってるんだろ。
「暇だから」と気づくまでには時間がかかりました。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
入社間もない頃、
席が近かった人（部署は別）から、
「このコンテンツ、どうしたらいいと思う？」
と、相談されたことがありました。
案内されたURLを見てみると、
「ザ・外注」って感じのキレイなデザインの中に、
あまり価値の無さそうな情報が掲載されていました。
「あの、、これって、
どうやってマネタイズしてるんですか？」
「え・・？ まね・・た・・？え・・？」
「あ、、これ、どうやって利益出してるんですか？」
「え、利益？ あぁ、そういうのは、無いです。」
「収益無し・・ですか、、
じゃあ、このコンテンツやってる目的は何ですか？」
「え、目的・・？とくに・・
私も引き継いだだけなので・・」
「・・・・・・」
「このコンテンツ、経費とか作業は発生してます？」
確認したところ、情報更新は外注で、その外注費と、
外注管理の作業が発生しているらしい。
「うーん、、
目的も収益も無いコンテンツに、
経費と作業が発生してるってことですよね。
だったら、このコンテンツ、
クローズした方がいいんじゃないですか？」
「しーーーーーーーーーーーっ！！！」
後から聞いた話、
このコンテンツに10人くらいが携わっていたらしい。
クローズしちゃったら大量の失業者が出るそうなんです。
最初に聞いたときは、度肝を抜かれましたが、
ここは、こんなコンテンツばっかりだと、後に知りました。。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
私が最初に担当したサービスは、
収益を得られるコンテンツだったので、
一応「目標」として掲げられている数字が存在しました。
ところが、進捗確認という文化がありませんでした。
4月の実績を、5月になってから集計。
しかも集計の元ネタは、
別部署に依頼しないと入手できない。
別部署の作業も、1週間程かかるので、
4月の着地が出るのは、5月中旬だったりします。
私には信じられませんでした。
これまでの常識では、
数値目標というのは、毎日進捗を確認するものであって、
もし負けている場合は、月末までにどうやって巻くのかを、
考えて、すぐに実行しないと殺されると思っていました。
当時まだやる気のあった私は、すぐに担当部署に依頼して、
集計結果を毎日入手できるように、作業を自動化してもらいました。
集計結果をすぐにレポート化できるツールも作りました。
数クリックで毎日進捗確認ができるようになりました。
今思えば、やめておけば良かったと思います。
結局、進捗確認なんて誰も求めていなかったのです。
数年後、目標が上がり、実績が追い付かなくなると、
部門長から実績を水増しせよとの指示がきました。
売上実績を捏造するなんて、ありえない事だと思っているので、
当然断ったところ、軽く別の部署に飛ばされました。
その部署は、今でも売上実績を捏造していて、
実際の売上の3倍近くの数値を実績として報告しています。
～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～・～
サービスやコンテンツの効果検証も、誰もやってません。
私は個人的に効果検証を継続的に取っていますが、
発表の場もなく、強引に場を作って発表しても、
誰も興味ないし、聞いてません。
目的意識も、コスト意識も、生産性管理も無い。
ただ言われたことを、何も考えずにやるだけ。
だから目標も、進捗管理も必要ない。
仕事に意味なんて求めちゃダメなのでした。
さすがに、営業部は目標あるだろ、と思うかもしれませんが、
一応それっぽいのやってる風にしてるけど、実質目標管理がありません。
管理は月次。週次目標や日次目標はありません。
単位はチームまで。個人で目標責任を負うこともありません。
数値実績を上げても、評価されない虚しさと引き換えに、
数字を何もやらなくても、怒られない楽園がここにあります。
次>>1.3暴力的統率
<目次>
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◇まえがき
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1.1何故ホワイトなのか
.2目的と目標
.3暴力的統率
.4提供するサービスの責任
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2.1ホワイト企業の日常
.2勤怠
.3ランチ
.4飲み会
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3.1まとまればまとめ
 ホワイト企業 サービス業化する日本の人材育成戦略価格：864円（税込、送料別） |
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