Yoshikoの『リビング』へようこそ

16年間脳梗塞後遺症の夫と101日間世界一周クルーズをした。その記録を「リビングを船に乗せて」として著す。

小笠原名物

2019-08-31 | 日記


観光に力を入れてないのかと思うほど、名産物
が見当たらない。海産物の干物だって良いのに、
、、と思うのだが、人手が足りないのか、、?

観光案内の人もいないので、ツアーに行けば
島々を回ったり、島内を巡ることができるのだが
クルーズ慣れ?している友は個人散策が良いと
いう。

いくつかのクルーズを決めることもできぬまま
個人で動くことにしたので気が楽である。

ほとんどの人が避けて通る島のてっぺん、大神山
神社まで登ったのだから良い思い出となった。

通船で戻り何も買わずにいたが、東京の友達に
報告すると「ギョサン」が名物だと教えてくれ
た。
「ギョサン」とは「漁業サンダル」の略という。

滑らないサンダルとして島の名物になっているそ
うだ。翌日、暑い中又船に乗って買いに行った。

同じものでも値段が違う。

吟味して「ギョサン」をお土産に買ってみた。

小笠原、父島到着

2019-08-30 | 日記


一日中船は走りに走って朝気がつくと周りに
色々な島の姿が見えて感激した。

小笠原のクルーズは天候が悪いとなかなか上陸
できないと言われている。
沖に停泊したまま、通船が使えず、そのまま
引き返す場合がある。今回の友達も前回は上陸
できなかったリベンジ組。

80名乗りの通船で二見港に上陸する。


(珍しく船長は若い女性だった)

父島には2000名、母島には500名の住民がいる
そうだが、町にはほとんど人がいない。

すぐ目の前の大神山神社に行く。


見上げる階段は136段。その上に展望台まで
階段が続く。トータル、300段以上。

幸か不幸かお天気は良くなり、炎天下。
頭からびっしょり汗をかきながらもう少し、
もう少し、、ととうとう頂上迄登った。

見渡す景色は素晴らしかったが、こんなに汗をか
き、がんばったのは近年になく珍しいことだっ
た。多分、今後はこんな厳しいことには挑戦しな
いだろう。

自然遺産を守る小笠原の環境は素晴らしい。
特に何もないのだけれど、、、。

お店は生協、農協、一軒のスーパーくらいしか
ない。
でも可愛い小学校は展望台から見えた。

農協には珍しい南国の植物がたくさんあった。




ハーバリウムつくり

2019-08-29 | 日記


小笠原は東京都だから近いと思っていたのだけれ
ど、往きも帰りも終日クルージングの日がある。
行けども行けども大海原の中、ただただ走るの
た。

そんな時間、もったいない!と言う人もあるが、
船の旅、その余裕があって楽しい。

朝お風呂に入る人もいるが私は行かない派。

船会社側は乗客が退屈しないように、夜のメイン
イベントはもちろん、時間単位で色々な
イベントを提供してくれる。

朝食の後、「ハーバリウム作り」に参加した。
ボトルに小さな花を入れ、オイルで閉じ込める
ものだ。材料が用意されている。


各回25名づつ受講できる。
この講座は一日に4回開かれ、クルーズ中には
三日開かれるという。

夏休みなので、子供さんもたくさん乗っている。

懐かしい夏休みの思い出、お土産になった。

熱海の海上花火大会

2019-08-28 | 日記


横浜大桟橋を出航し、東京湾を出たところ、
熱海の沖に船は停泊した。

熱海の夜景は美しい。

その夜景はそのままに、岸から花火が次々と
打ち上げられる。

船は船尾を熱海に直角に向ける。
一艘小さな遊覧船が側にいたが、観客は我々の
船だけかと思われるほどの圧巻であった。

30分で5000発の花火が打ち上げられ
時には頭上に大きな花火が降ってきた。
大きくなればなるほど最後のドン!という音が
胸に響いた。


見事な花火をスポーツデッキに並べられた椅子に
座り静かに見上げていた船客だったが、次第に
あまりにも美しい、みごな花火に歓声をあげ、
ついに大拍手が起こった。

今までの人生の中で見た花火の中で一番素晴らし
い花火だった。


動画をたくさん撮ったのだが、ブログに使えず
残念!!

小笠原へ

2019-08-27 | 日記


真夏の避暑にはクルーズが最適である。
一昨年も、北海道、とサハリンに出かけた。
今年は船でしか行かれないという小笠原、父島
を選んだ。

だが、超大型台風10号の後でヒヤヒヤした。

それでも船の出航は興奮する。

毎度同じ風景だが、大桟橋は乗船を待つ人々で
賑わっている。

特に桟橋を挟んで大型船が二艘。しかもほとんど
同じ時刻の出航とあって、両船のスタッフが
走り回り、乗客も大人数である。

慣れている私達は一番最後に乗船した。

天気は降りそうで降らず、午後は日差しが見えて
きた。船も静かに出航した。

東京都、小笠原、父島に向かって五泊六日の
クルーズが始まった。

旅行保険

2019-08-26 | 日記


クルーズに出かけるとき旅行保険をかける事にしている。

クルーズに初めて参加した時、世界一周の101日
間というのに「保険」に無知でかけなかった。
ところが、乗船二時間後に夫は倒れ、船医に
お世話になったのだが、何かにつけ「保険」を
かけてないことは「不利」な事が続いた。

その後、短い国内旅行でも必ず保険をかける事に
した。一番安いものでいいのだが、国内船は
1500円くらいからあるが、国際船になると
10000円以上になる。

それでもかけておいたので船のメディカルセンタ
ーに何度か通った。
日本人がたくさん乗っているのに外国船だからか
ドクターは外国人で病状を説明するのが大変だ
った。

その場では10000〜20000円程払わなくてはな
らないが、帰宅して手続きをすればお金は戻って
くる。

今回、旅行保険の書類が入っていないので
エージェントに尋ねると「扱いません。個人的に
お入り下さい」と言われた。

30分ほどかけて、ネットで申し込む。
私にしてはこのような手続き、苦手なのに、、、
まあまあ出来た!と誇らしかった。

ところが最後の「申し込み」を押した途端!
「不備があります」との返事。

何事?と見ると

「この保険は75才以上の人は受付けられません」

との事。

がっかり!!!
いつのまにか私は75才以上になっていた!!

真夏のダンス

2019-08-25 | 日記


いつまで続くか私自身がわからないのだが、今日
チケットをまとめて買ってしまった。
でも多く買うと途中でやめた時に残ってもったい
ないので、半分の50ポイントを購入した。

毎回カードから引き落とされるのでこれは魔法の
カードである。

こんな真夏に出て行かなくても、、と思いながら
それに前払いではないので、行かないと無駄に
なる事はないのに、、、と思いながらスタジオに
出かける。

幸い、炎天下を歩かなくてもバス、電車だけで
涼しく行くことができる。
私にとって唯一の運動時間なので大切な機会で
ある。

踊るときは精神を集中し、全神経を背骨に集中。
手足の先まで神経を集中して「このいっとき、
命!」という意気込みで踊る。

先生のリードには何処までもついていく。
「我」をなくす。
ちょっとでも「我」が出てしまうとリーダーに
逆らうことになる。

競技に出場するわけでもなく、デモンストレーシ
ョンをするわけでもない。

船に乗って不特定多数の人と踊るとき、きちんと
フォロー出来るように、、、そんな訓練のため
真夏も特訓を受ける私でした。


回転寿司

2019-08-24 | 日記


家の近くに回転寿司が出来たので歩いて散歩がて
らでかけることがある。
同じ敷地に「事務キチ」という事務用品一般、
何でも揃うお店があるので散歩の帰りはトイレッ
トペーパーを持って、、となる。

久しぶりの外出でダンスレッスンに行く。
今迄は午後から他のカルチャーに通うため
終わったら軽食を取りあわただしかった。

今日以降はレッスン後何も予定を入れていないの
で、地下にある回転寿司に行ってみた。
テレビで盛んに期間限定で大トロ100円、ウニ
100円!と宣伝していたので覗いて見たかった。
この店は「スシロー」と言う。

ちょうどお昼時なので人が外まで溢れていた。

だめだ!と諦め六階の食堂街へ行く。
お昼時、何処も満員。
目指したカレーやさんは有名なのだが、カウンタ
ーが主で、男の人ばかり!!
気後れして入れない。
もう何処にも入れない。お腹の空いたまま電車に
乗って帰るのは危険だ。

思い切ってもう一度地下のお寿司屋さんへ。

並んでいたけど機械に入力するとすぐに呼んで
くれた。

一人でお寿司を注文した。会計も自動で
少ししか食べていないと思われる恥ずかしさも
なく、美味しい昼食、無事に終わった。

船に宅急便

2019-08-23 | 日記
船に乗る時、ハンドバッグ一つで乗れるのが
有り難い。送っておけば部屋まで運んである。

もちろん、飛行機の時も空港まで送る事が出来る
が、私の経験では宅配の集荷所に取りに行き
搭乗する航空会社の窓口まで持って行かねばなら
ない。

そこで一旦手を離れるが、着陸するとターンテー
ブルに出てくる荷物を探し重いのを必死に取り
上げなければならない。

その後その荷物をバスのお腹に入れる。
ツアーによっては手伝ってもらえることもあるが
部屋に届いている、、、というのは幸せを感じる
瞬間である。

荷物は冬と夏では全く違う。
冬はセーター、カーディガンなどは膨らんで
いる。夏はTシャツなど何枚でも入れられる。

お土産のスペースを考えてガラガラのスーツケー
スを送っても良いが、どうせいくらでも入るから
、、、とたくさんの品物を入れてしまった。

いらなくなった靴など、帰りに捨ててきてもよ
い。お土産がふえたらダンボールを一つ増やして
宅急便にすれば良い。

とにかく夏の荷造りは楽である。

宅配の集荷は午前中との約束ギリギリ、ジャスト
12:00に現れた。
往復3860円也。
外国船の場合は不思議に同じ大桟橋迄なのに
二倍くらい高い。

消えた一万円札

2019-08-22 | 日記
真っ昼間のミステリー。狐につままれた!

一万円札が突如消えた!!

家には私ひとり。

通帳を何冊か並べ、入金をしようと整理をしていた。
銀行の封筒に入っていた複雑なお金をすっきり
区分けをしていたのだ。

全部終わった!と思い封筒を捨てようとした時、
あれ?一つの封筒の中にお金が!!
しめしめ!!と中を見ると一万円札が!!

思わね所から現れたお金だが、ラッキーと思って
好きな物を買ってしまう私、、ではない。
貧乏性のわたくしはそれをどれかの通帳に
しまおう!と思った。

それぞれ用途が違う通帳。どれに入れようかなぁ
と考えていた。

ピンピンな一万円札は目の前にあった。

ところが

数分後、お金がない!!

あれ?おかしい。確かにあったのに、、、。
全部見直しても出てこない。
気持ちが悪い。
私、ぼけたのかしら?
無意識にお財布に入れたかなぁ?、、、ない。
風で飛んだかなぁと椅子の上、床をみる。

真っ昼間の神隠し。

もう一度、通帳をチェックする。、、ない。

まあ、家の中のことだからどこからか出てくる
だろう。待つ事にしよう。

でも気持ちが悪く次の行動に動けないではないか
!!
ソファの下にでも飛んで入ったかなぁ、
ソファを動かした時にお金が出てきたりして、、
、、、と思いながら下を覗いてみる。ない、、。

しかし、しばらくして、ふとソファの後ろ側を
みると、、、ちらりと一万円札の角が見えた!!

あった!!バンザイ!!

クーラーの風のいたずららしい。

真っ昼間の「大騒動」だった。スッキリ!!

「少しでも、、」

2019-08-21 | 日記
私達の生活は広告の嵐の中に存在していると言っ
ても過言ではないと思う。

NHKだけを見ているのではないからテレビでは
広告の時間が長い。

録画を見る時はカット出来るが、気がつくと
3分、しっかりコマーシャルを見させられている
のだ。
その間に洗い物がさっと出来る、トイレにも行け
る、洗濯物が干せる、、と結構使える時間だ。

この頃コマーシャルを見ていて感じる事がある。

どんな時もコマーシャルを見ている側は
「少しでも、、」と思うのだろう。

痛みが取れるサプリ。
少しでも痛みが緩和されれば、、、。

元気になるサプリ。
私も少しでも元気になるのなら、、、。

綺麗になる化粧品。
少しでも綺麗になるのなら、、、。

痩せる器具。
少しでも痩せるなら、、、。

美味しい食品。
少しでも美味しい物を試してみたい。

広告も過剰広告は自粛しなければいけないらし
い。昔、年取った夫人がクリームを塗り、振り返
った時素晴らしい美人さんになっていた。
そんな!、、と呆れたが二度とその広告は
オンエアされなかった。
(そんなに綺麗になるのなら、その何分の一でも
綺麗になりたい!)と本気で思った??

これは消費者の一般的な姿なのだろう。

アナウンサー

2019-08-20 | 日記
近頃テレビのアナウンサーの顔と名前がさっぱり
わからない。
NHKのアナウンサーだけでも以前はしっかり名前
がわかっていたのにどうなってしまったのだろう。

次々と新しい若い人が現れて名前がわからない。

昔の人達は定年で辞めてしまったのだろうか?

NHKに関しては昔のアナウンサーは深夜便の
アンカーとなり活躍しているようだ。また、昔のアナウンサーが夜中の定時のニュースを読んで
いる。私は昔「言葉おじさん」で有名だった
梅津正樹アナウンサーが大好きでその声はすぐ
わかる。

相当なお年でいつ辞められてしまうか心配してい
るが、二週間に一度は夜中に現れる。獨協大学の
講師もされているようだ。

民放、フジテレビの笠井アナウンサーが58才で
そのまま定年退職すれば沢山の退職金が出ると
言うのにフリーに転向すると言う噂がながれてい
る。と、言うと定年は60才なのか?

どんな世界にも会社にも、それぞれ規定があるだ
ろう、、、けれど。


クルーズの荷造り

2019-08-19 | 日記
前回、夏休みの宿題について優柔不断な不甲斐な
い思い出をかいたけれど、正にその優柔不断な
日々を過ごしている。

クルーズが近くなると私は部屋の真ん中に
スーツケースを出しその中にポンポン、必要な
物を投げ込んでおく。

それはしっかり心の準備をする為だ。
その準備の日々は楽しいだろうと言われるのだが
毎日気になって、気になって疲れてしまうのだ。

そんなに準備をしていても船に乗ると
「あー、あれも持ってくればよかった!」と
後悔する事が多い。
他の人が持っているバッグなどを見ると
「私も持って来ればよかった、、」などと思う。

まあ、船は便利でスーツケースに入るならば
何でも持って行ける。重くなるからと制限は
いらない。

従って靴も船内の普段ばき、食堂へ行く時の物、
雨用、ツアー用、そしてダンスの靴と5、6足に
なる。

冬と違って夏はかさばらないので、着なくても
いいとたくさんの洋服を入れてしまう。

集荷の時期が限られているのでそれまでにせっせ
と荷造りをしている。

あー宝塚!!

2019-08-18 | 日記

生まれて初めて宝塚に行った。
友達の中には「宝塚命!」の人がたくさんいた
のだが、縁がなくこの年まで一度も見た事がなか
った。

日比谷シャンテ前に2018年に出来た東京ミッドタ
ウン日比谷は地上35F地下4Fだそうだ。
目の前のビルの東宝ダンスに行っていた頃
空き地だった所に凄いビルが建ったのだ。


東京宝塚劇場はその隣にある。


朝から三々五々宝塚ファンが集まって来ていた。

初めて見る出し物「壬生 義士伝」は新撰組最強の
男、吉田貫一郎のお話。

二部のミュージックレボルーションは100人近い
団員総出の華やかな力強いダンスだった。
50人以上の「男装の麗人」に目を見張った。

あんなに激しく動き回るダンスを
みたことがない。これが宝塚ファンに力を与える
源だったのか。
門外漢の私でもさわやな力強いエネルギーを
与えられた。

ファンを自称している人達はマナーが良く
お目当ての役者が出てくると声も出さず拍手だけ
をしていた。
見回すと高揚した女性達がみんな手をたたい
ている。

「さよなら 皆様」という優しい音楽に送られなが
ら幸せになった女性達は街へ散って行った。


夏休みの宿題

2019-08-17 | 日記


夏休みは全く関係ない身であるが、時々テレビで
子供達が
「宿題終わった?」と大人から聞かれている。

そうだ!子供の頃は夏休みの宿題がたくさんあっ
たつけ!!

我が家は子供が多いので放任主義だった。
兄弟五人で夏休みの宿題は個人の責任だったけれ
ど、弟達はしっかりできていたのだろうか?

親が関与してくれないから「お姉ちゃま」である
私は弟にいろいろ指導していただろうなぁと
思いだす。

特にエピソードはないのだが、私自身は夏休みが
始まったその日にぜーんぶ終わらせようと毎年
思うのだった。
だが、それが上手くいったことは一度もない。

早く全部終わらせようと全体を眺め
簡単なものから「けり」を付けようと始めるのは
良いのだが、難しい物、複雑な物、読書感想文な
ど、時間がかかるものはどんどん残っていった。

そしてあと数日で夏休みが終わるという時に相当
焦ったことを思い出す。

来年こそは!!と思うのに毎年同じ事を繰り返し
てきた不甲斐ない子供だった。

どうもこの優柔不断な性格は何十年経っても変わ
っていない。

最近では「宿題代行業」と言われるビジネスが
あるそうだ。