大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

朝日新聞一面に載った「写真、あえてフィルム」の特集記事。

2015年08月31日 | 日記

昨日の休み(日曜)は久しぶりに東京駅八重洲地下街に行ってきました。昔、務めていた会社が京橋にあった時に京橋からこの八重洲地下街を抜けて東京駅まで歩いたものでした。当時から日本を代表する大規模地下街として有名でしたが、当時在ったテナントはほとんどが無くなっていました。昔を思い出しながら「ここは何店があった!」や「こんな店になったんだ!」などと心の中で呟いてしまいます。そうですよね30年以上も前のテナントがそうは存続してないですよね。今の時代「十年一昔」と言う言葉さえ当てはまらぬほどのスピードの時代ですからね。さて、そんなめまぐるしく変貌する現代ですが写真業界もここ10年~15年で大きく変わってしまいました。一番変わったのが「銀塩フイルムからデジタルへ」です。今の若い人はフィルムのことなど知らない人が沢山いて・・・・と思っていたら土曜日の朝日新聞夕刊の一面に「写真、あえてフィルム」(大見出し)「デジタル世代には新鮮」(中見出し)「湿板 世界で一枚の宝物」「チェキの販売台数最高」(小見出し)と全8段の特集記事が掲載されていました。何でもデジタル全盛時代の若者を中心にフィルム(カメラ)が人気で、「手間が掛かる楽しみ」などがその理由だそうだ。富士フイルム社でも2000年のピーク時にはフィルムの売上が全体の19%を占めていたそうだが2014年度のは1%未満まで落ち込んでしまったそう。ところが、今デジタルに時代にフィルム製品は目新しいモノとして受け止めらるそうでフィルムに熱い視線が注がれているという。マニアックな人の話と思うが、更に幕末から明治中期頃の「湿板写真」まで回顧し実践する人も紹介していた。そう言えばここのところワイズでも「大判カメラで撮影したい」「大判カメラを教えてくれますか」などの問い合わせももらう機会が増えたような気がする・・・。

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石橋睦美さん撮影指導の小石川の森ワークショップ無事終了。

2015年08月30日 | 撮影

森の写真・第一人者の石橋睦美さんを迎えての小石川の森ワークショップが無事終了いたしました。生憎の小雨模様でしたが、この雨が木々を濡らし、葉には水滴が付き、より生き生きとした森が参加者の目の前に出現しました。今回のワークショップは参加者の要望で講師の石橋睦美さんも自前の大判カメラ・リンホフを用意して臨まれ、大判カメラの撮影技法のみならず、森や木々、植物についてのうんちくも披露です。また各所で大判インスタントフイルムを使って実写し、このプリントを参加者にプレゼントする大盤振る舞いでした。気のせいか大判カメラを構える石橋睦美さんにより親しみを覚えたのは私だけでしょうか?また9月12日には石橋睦美さん担当の講評会も開催されます。

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貴重な書籍「山の写真と写真家たち」をお借りしました。

2015年08月29日 | BOOK

皆さん、今日は10時から小石川植物園で写真家・石橋睦美さんの撮影指導による「小石川の森のワークショップ」が開催されますので是非ご参加下さい(森の撮影には雨がプラスに作用しますので小雨でも催行致します)。さて、制作中のマミヤカメラクラブ会報誌・マミヤギャラリーの校正のためにわざわざラムダ社の佐久間社長が来社されました。校正の打ち合わせを行っていると徐にリュックの中から1985年に講談社から出版された「山の写真と写真家たち」(もうひとつの日本登山史 著:杉本誠)を出して「是非読んで下さい」と貴重な本をお借りしました。実は先日の佐久間社長へのインタビューで判明したのですが、日本山岳写真協会の創設メンバーである山岳写真家の内田耕作氏は佐久間社長が山岳写真を撮影するきっかけやラムダ社設立に多大な影響を与えた人で「ラムダ」と言う社名・ブランドの名付けの親でもあったのです(詳しくは9月発行のマミヤギャラリーをご覧下さい)。この本の目次を見ると内田耕作さんはもちろんですが日本を代表する山岳写真家の名前がずら~っと記載されています。知り合いでもある白川義員さん、白籏史朗さん、川口邦雄さん等の名前はもちろんですが既に亡くなってしまった大御所・山岳写真家の名前もあります。更にページを開くと、この方々の代表作が数ページずつ紹介され本文に続くのでした。これは貴重な書籍で面白く読むことが出来そうです。パソコン作業でくたびれきった眼ですが、たまには良書を点眼薬として与えてやることもいいかもしれません。感想はそのうちブログでも紹介しようと思います。佐久間社長からお借りした貴重書籍ですが、興味のある方にはチラッとお見せ致しますよ。

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なんちゃって漁師は釣れそうなモノは何でも買うのです。

2015年08月28日 | なんちゃって漁師

マミヤカメラクラブ会報誌製作の合間にネットを見ていたら、職業漁師が使う「潜水板セット」なるものが販売されていました。何でもこれをボートで曳くことでイナダ、カツオ、サバ、スズキ、ヒラマサ、エソ、タチウオ等、大物の魚が釣れると書いてあるではないですか。まさしくトローリングの様でもありますが高価なロッドもリールも使うことなく曳き釣りが出来るのです。海釣りのホームグランドとしている熱海・多賀からアマダイが釣れる秘密のポイントまでは2馬力船外機に頑張って貰っても30分近くかかります。往復1時間のこの時間は何もすることが出来ないのですが、これさえあれば簡易トローリングが可能となりそうなのです。早速「ポチッ」として届いたのが写真の「潜水板B型セット」でした。木で出来た糸巻にはカツオコードと言われる青い太めのラインが巻いてあり、その先に潜水板が取付けられ、更にその先には長めのリーダーに結ばれたタコルアーが3個もセットされています。いかにも釣れそうですよね。仕事が一段落したら早速出漁したいと思いますが、その結果は・・・・・・?

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東京芸術劇場で全日本山岳写真展も開催されます。

2015年08月27日 | 写真展

昨日の山岳写真展の紹介に続いて、もう一つの山岳写真展を紹介致します。こちらは全日本山岳写真協会が主催する「2015全日本山岳写真展 -未来に残そう美しい山河-」です。この協会の歴史も古く1947年(昭和22年)に塚本閣治氏(故人、初代会長)、小合正勝氏(故人、元相談役)等により創立され、その後、川崎吉蔵氏(故人、元山と溪谷社社長)を加え当時の山岳写真界のリーダー的性格を明確にし、後に名称を日本山岳写真協会とし1977年全日本山岳写真協会と改称した400名を超える会員を有する協会なのです。写真展開催も創立と同時で今日に至っています。今回の写真展も多くの関係機関、メーカー、団体等が協賛していますが、実は20~25年ほど前に前職でメーカー協賛して、私が作品を事前に見てメーカー協賛賞を決めていたのをつい昨日のように思い出します。昨日紹介の日本山岳写真協会展と開催期間がダブりますが、是非皆さん両方の写真展をご覧になって下さい。

2015全日本山岳写真展 ー未来に残そう美しい山河ー
2015年9月1日~6日
東京芸術劇場・5階ギャラリー【東京・池袋西口】 

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今年も皇太子殿下の特別出展がある日本山岳写真協会展。

2015年08月26日 | 写真展

今年もワイズのお客さんや知人のカメラマンなどが多く所属する日本山岳写真協会の写真展が開催されます。正式名称は「日本山岳写真協会展 2015-山・われらをめぐる世界」ですが、今年も会員・一般公募出展の他に皇太子殿下の作品も特別出展されます。確かここ数年に開催会場を上野の東京都美術館に移してより大々的に開催されていますが、会場にいながらにして日本全国の山々を臨場感一杯で見られることは嬉しい限りです。特に私の様に山が好きだけで山に登れない人間には最高です。また会期中に山岳写真セミナーも開催されますので、山好きな方、山に興味のある方、写真に興味のある方は是非足をお運び下さい。

日本山岳写真協会展
2015-山・われらをめぐる世界
特別出展 皇太子殿下
2015年8月31日~9月6日
東京都美術館 2階 第4展示室

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時間が止まった網代の町でアオリイカ丼に遭遇。

2015年08月25日 | 熱海・湯河原・伊東

仕事は結構忙しいのですが、たまにはリフレッシュしなければと先週末も熱海・伊豆山に行ってきました。ところがですよ、W台風の影響なんですかね高波が発生してて西湘バイパスと熱海ビーチラインが3日間にも及び全面通行禁止になっていたのでした。あわよくば手漕ぎボートでも借りて釣りでもと考えていましたが甘かったですね。うねりを伴う波でボートなど出るはずもなくて仕方なく干物で有名な網代の町を散策です。昔の網代を知る人は国道135号線の両脇に無数の干物店が出店し賑やかだった光景を思い出すのではと思います。ところが今は数店の出店のみで静かな網代町になっていました。網代港の近くに自動車を止め暫し歩いていると、国道と離れているせいか長閑な景観でまるで時間が止まった様な感じさえ受けます。他の地域ではうねっていた海も、どう言う訳か時間の流れと同じ様に静かな海になっているのでした。「お腹が空いた」そう言えばもうとっくに12時は過ぎている。ただこんな静かな港の町に食事をする場所があるのかな・・・と歩いていると小さな「食事処とおる」と言うお店を発見です。絶対に観光客は入らないと思われるこの様なお店は私にとっては大好物なのです。「上手い!」出されたイカの王様(味ですよ)アオリイカ丼をほおばりながら傍らの網代名物イカメンチに箸をのばします。そう、大当たりだったのです。地元の人しか食べないであろう食堂は絶対に新鮮な食材を使っているという読みが当たったのでした。特に釣ってみたいが釣ったことのないアオリイカはメチャクチャ美味で2杯でも3杯でもいってしまいそうな勢いで完食でした。店のお父さんから「夕方になればこの辺りの堤防から小アジがひとりで100匹以上釣れるよ。唐揚げが美味しいんだな」と聞きましたが満腹になった腹をさすりながら「今度は釣り道具も持ってこよう」と再訪を誓ったのでした。

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マミヤカメラクラブ会報誌制作で疲労困憊です。

2015年08月24日 | BOOK

今、また眼と身体に悪い仕事をしています。それはあのマミヤカメラクラブの会報誌「Mamiya Gallery27号」の制作です。毎回自分で編集内容の企画を立てて、写真撮影を伴う取材やインタビューを行い、更に文章を書き上げてラフ原稿割付を行います。今回の会報は先日インタビューした写真家の吉村和敏さんの巻頭企画に始まり、この人を訪ねてはラムダ社の佐久間社長に登場頂き、更に人気企画「大判カメラのすすめ」はピンホール写真を特集します。その他にも撮影地紹介の上高地特集や写真展開催のすすめ等いろいろ満載になっています。写真はその一部ですが原稿はイラストレーターソフトで作り上げますが・・・中年おじさんの疲れ切った眼にはとても辛い仕事なんです。暫くモニターを眺めていると画面が二重にも三重にも見えてきますし、キーボード打ちの正確性も悪くなり誤字が多くなります。9月中には会員・関係者の元にお届けしたいと思っていますがこの先どの様になるか考えるのも辛いですよ。あ~っ、若い頃の眼が欲しいですね。また正直辛抱が無くなりましたね。(さてどうする?)

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東大構内で初めてのランチ販売車を発見。

2015年08月23日 | 日記

先日、暑さの中ですが東大構内へ撮影に出掛けました。東大も今は夏休みであまり多くの人は居ない様なので古い校舎のアオリ作例撮影などには適した時期と言えます。ただ、大判カメラの一つ一つの儀式(構図を決める~アオリを行う~ピント最終確認~シャッター操作~ホルダー装填~シャッターを切る等)を行う度に汗がしたたり落ちます。撮影は昼前だったのですが赤門から続く銀杏並木を抜けた或校舎の前に「えっ!」と驚くものを発見しました。それはワイズが本郷に移転してから東大生より多く10年以上も昼に夜に構内を歩いていて初めて見た写真のランチ販売車でした。東大構内にはお馴染みの安田講堂前地下の中央食堂やイタリア、フランス料理の店、コーヒー・サンドイッチ店、更にはコンビニも数件在ります。ですから外部から移動販売車なんて来るわけはないと思っていたのでした。ランチ販売車には「和食しの」ののぼりが立てられていました。早速ネットで調べると、どうも9月2日迄の何日間かに特別出店している様でした。因みに直近では8月20日(工学部8号館)27日(本部棟前)だそうです。世の中時代と共に変わるもんですね。

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サル撃退用の蛇君、2年間で選手交代です。

2015年08月22日 | 熱海・湯河原・伊東

先日のブログで書きました「熱海・伊豆山のサル出没事件」。見事に部屋の中にあった塩飴を盗まれてしまいました。2年前にサルが撃退用に蛇のオモチャ(ゴム製)を2匹置いたところ、その後はサルが近づかなくなっていたのですが効用が無くなったのでしょうか?そこでいろいろ調べてみると(1)蛇のオモチャも経年変化で質感が失せていた(2)同じ場所にず~っと置かないでたまに場所を変えなければならない事が判明致しました。そこで早速2年ぶりに質感に溢れる蛇のオモチャを4匹もオーダーしました。写真でもお解り頂けると思いますが、今回の蛇君は若干小振りになったとはいえ口から紅い舌をニョロニョロとしているリアル感一杯の現役モデルなのです。上と下の写真を見比べると一目瞭然ですね。これでまた2年ほどサルの撃退が出来そうです。あまりいないと思いますがサルの被害でお困りの方はオモチャの蛇君の入手方法、設置方法等も教えますよ。因みにこのオモチャの蛇君は1匹350円でした。またその他の蛇撃退のアイテムは写真家の吉野信さんから頂いたエアガンとロケット花火の用意もあり万全です。

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石橋睦美さんの見開き広告にビックリ。ワイズでも撮影会・講評会を開催しますよ。

2015年08月21日 | 日記

フォトコン9月号が届きました。ページをめくると表2、1Pの見開きにキャノンの広告がありましたが見慣れた顔を発見しました。何とワイズでもおなじみの写真家の石橋睦美さんが自身のマットパネルになった作品と一緒に格好良く写った写真がデカデカと掲載されているのです。作品は水蒸気を帯びた残雪の秋田県の大場谷地ですが、その傍らに白いシャツを着た石橋睦美さんが座っています。部屋は立派な家の中らしく庭も落ち着いた感じです。これらが三位一体なって重厚感さえ漂わせています。いや~っ、石橋睦美さんの姿は巨匠たる雰囲気ですよね。ワイズが創業した1999年からいろいろな撮影会で日本全国を一緒に飛び回りましたが、失礼ながらこんなに立派になって本当に嬉しい限りです。あの頃一緒にホカホカ弁当を食べたのが懐かしくも感じます。さてここで、そんな石橋睦美さんのワイズイベントを紹介致します。詳しくは下記の通りですが小石川の森撮影会と作品講評会を開催致します。撮影会は未だ空きがありますし、講評会も午後の部に若干の空きがありますので是非ご参加下さい。

《石橋睦美・小石川の森ワークショップ》
■開催日 8月29日(土)10時~14時
■場 所 小石川植物園(東京文京区)
■集 合 植物園入口 10時    
■内 容 森の撮影方法。
      被写体の見つけ方。
             アオリ技法他。
■参加費 5000円(税込)
■申 込 必ず事前にお申込みください。
■備 考 カメラ・三脚等をご持参下さい。

 《石橋睦美・講評会》
■開催日 9月12日(土)
    午前部10時~13時
    午後部14時~17時
■場 所 ワイズクリエイト
■内 容 受講者の作品(ポジ・プリント)
    1点1点マンツーマンにて講評。
■参加費 5000円 ※非会員7千円。
■申 込 必ず事前にお申込みください。
■備 考 受講者数にもよりますが一人の
     講評時間はかなり長くなります。

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アンデス山脈撮影は大判フイルムで260カット。

2015年08月20日 | 日記

ワイズのお客さん、Uさんが40日にもわたるペルー・アンデス山脈撮影から帰国されました。アンデスは6000メートルを超える高峰が20もある山脈で山岳写真ファンには憧れの地でもあります。このUさんは山と写真を愛する山岳写真家でヤマケイのアルパインカレンダー等にも作品が掲載されるほどの腕の持ち主で、実は日本リンホフクラブの会員でもあります。そして今回のペルー・アンデス山脈撮影撮影にもリンホフを持参していたのでした。5000~6000メートルの山では荷物を極力軽量化するのが当たり前のようですが嵩張って重いリンホフをよくぞ持ち上げたと感心してしまいます。そして更に驚いたのが4x5インチフイルムでの撮影カットが260カットにも及んだことでした。第一弾として130カットの現像が終わり第二弾として残り130カットをお預かりしました。いや~っ、フィルムの重さだけでも結構ありますよね。そんな事で今回は暑い東京に居ながらにして涼しい(寒い)アンデス山脈の風景を楽しませて頂きました。またお土産に珍しいペルーのコーヒー豆を頂き、早速Uさんと一緒にペルーの味を満喫致しました(クセが無くて美味しかったですよ)。

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静岡産の缶詰と緑茶ペットボトル

2015年08月19日 | グルメ

先週の夏休み中に静岡・三島市を散策したことをこのブログで紹介しましたが、その時の関連話をしたいと思います。三島大社を後にして、汗を拭きながら鴨が泳ぐ水路脇の道を三島駅に向かって歩いていました。暫くすると大きな流れに子供達が歓声を立てながら水遊びしている白滝公園に到着しました。その光景を見ているだけで汗も止まり涼しさを感じるのは気のせいでしょうか。そして同時に白滝公園の前に在る「静岡の缶詰 豆州楽市」と書かれた看板、のぼりのお店を発見しました。店の前のショーケースには静岡産の缶詰が沢山ディスプレイされています。あまりの珍しさで店内に入ると、在るは在るは見たこともないメイドインシズオカの缶詰の数々です。特に目を引いたのが有名なサンマの蒲焼缶詰に対抗したウナギの蒲焼缶詰。蒲焼きと言えばウナギですが蒲焼缶詰なんか見たことありませんでした。また珍しい静岡産100%緑茶のペットボトルですが、何と透明な水なのです。徐にキャップをねじるとキャップに隠れていたお茶の葉っぱが水の中に広がり、入れ立ての緑茶が出来上がるのでした(これが結構美味しいのです)。東京と三島はたかだか100キロほどの距離ですがこんなに珍しい缶詰や緑茶ペットボトルが販売されていたとは驚きでした。今度ワイズで仕入れて店頭販売しようかな(冗談)。

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御嶽渓谷撮影会の作品で8x10写真展に出展。

2015年08月18日 | 写真展

ワイズのお客さんのKさんから「TOKYO 8X10 EXHIBITION 2015」の写真展案内はがきを頂きました。残念ながら私は留守だったためにお会いすることは出来ませんでしたが、写真展はがきと一緒に写真の8x10カメラの印刷されたカンバッジも頂いてしまいました。このKさん、本当に8x10カメラが大好きで今年5月に開催された石田研二さん撮影指導の「御嶽渓谷撮影会」にも重たい8x10カメラを持参され一人黙々と撮影に専念されていました。一番下の写真がその時のスナップですが周りを通る人達も、突然出現した大きな蛇腹カメラに興味津々だった様子を記憶しています。今回の写真展ではこの時に撮影した御嶽渓谷の流れの作品を出展していると聞きましたので写真展を観るのが楽しみでもあります。それにしてもこのところ、周りで8x10カメラの話題を欠かしません。先日納品したカメラもナガオカ8x10でしたし8x10を欲しいと言うお客さん、北海道で8x10を撮影してきたお客さんもいます。確かにデジタル全盛のこの時代に究極の銀塩フイルムフォーマット・8x10インチは話題になっても不思議ではありません。是非皆さんも写真展を訪ねて8x10の世界を垣間見て下さい。

TOKYO 8X10 EXHIBITION 2015
2015年9月9日~13日
目黒区美術館区民ギャラリー
東京都目黒区目黒2-4-36

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サルも熱射病予防の塩アメを食べるのでした。

2015年08月17日 | 熱海・湯河原・伊東

やられちまった!とうとうあいつに隙を突かれ侵入を許してしまった!それは数日前のことでした。ランチを食べに湯河原まで出掛けたのですが、小屋スタジオの在る熱海・伊豆山の小宅は一面を谷に面しているのでこの面の窓は閉めずに網戸のままにしていたのでした。家の中には迷犬・ウッチ君とデブ猫・ゴン太君と言うダブルガードマンも居て万全の態勢だと思っていたのですが、テーブルの上に置いていたアメを袋ごと持って行かれてしまいました。どうも網戸を器用に開けてテーブルのアメに手をかけたところでウッチ君またはゴン太君の存在に気付き急いで飛び出して行った様です。その後、木を伝って私の自動車のボンネットを足場にして玄関前まで移動し、そこで袋を引きちぎりムシャムシャとやったらしくアメの包みと袋の残骸が散らばっていました。2年ほど前までよくベランダが荒らされ、更にミカンやカキが食い荒らされるので写真下の様に蛇のオモチャを数匹ベランダに置いたところ、被害が無くなったので安心していたのも悪かったかもしれません(もう蛇は効果が無くなったか心配です)。そうです。今回の泥棒さんは野生のサル君なのです。そう言えば湯河原から戻ってくる時に1匹のサルを見つけて「サルを見るのは久しぶりだな」と言っていたところだったのですが、あのサル君が犯人だったかもしれません。ただ持って行かれたアメは熱射病予防の塩アメでしたので、きっとサル君もこの暑さで熱射病予防をしたかったのかもしれませんね。(写真のサルは3年前撮影)

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