昨日はたまにレンタルボートを利用する熱海・多賀港から徒歩数分にある有名なお蕎麦屋さんに行ってきました。店の名前は「蕎麦処多賀」と言い、何が有名かというと蕎麦の美味さはもちろんですが、江戸末期の豪商の建物を移築した室内から庭園や海も見渡せ、梁をめぐらせた高い天井としっくい塗りの土間などが話題となって一度は訪ねたいと人気のお蕎麦屋さんだったのです。もちろんお店のことは知っていたのですが初めての訪店でした。門をくぐり左右に木々を配した玄関までの道を歩くと、右手に広い庭園がありますが緋毛氈を敷いた縁台が何とも言えぬ雰囲気を醸し出しています。店内に入ると噂通りの高い梁に圧倒されますが、この梁のせいか思ったより店内が広いと感じます。11時30分でしたが既に満員のお客さんです。2枚せいろと限定料理の野菜天などをオーダーし、暫し店内を眺め回し内装、調度品などを観察です。「うむ、美味しい！」石臼製粉した蕎麦を一口食べて出た言葉でした。本カツオからとったつゆも単純ではあるがどこか懐かしいのです。更に野菜天は写真のボリュームで塩で食べても美味いと感じます。やっと念願叶った蕎麦やさんへ行ってきましたが、これからは漁の帰りにはここで昼食が定番になりそうです。また、一番下の写真は昨日の夕方に小屋スタジオの前、数百メートルに出た虹です。何か良いことあるかな。
蕎麦処多賀
静岡県熱海市上多賀798
0557-68-1012
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