大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

有楽町マリオンにルミネが出店しました。

2011年10月31日 | 日記

昨日はプライベートで新宿に出かけてきました。いつもの様に新宿御苑の駐車場に自動車を停め食事や買い物をして数時間を過ごし駐車場まで戻った時「そういえばテレビで盛んにオープンした有楽町ルミネの事を取り上げていた」と思い出し急遽ハンドルを銀座方面にきっていました(本当に好きですね)。この日の東京は午後から多少雨まじりでしたが噂のルミネ前にも傘をさす人の姿がちらほら。なんでも有楽町ルミネは10月28日に有楽町マリオンにグランドオープンしたばかりで出店のコンセプトは“有楽町comfy breeze~心地よい空気がそこにある、潤いある「有楽町」へ~”だそうで洗練された次の時代のファッションやライフスタイルを提案し発信するそうです。内容はレディスファッション20店、レディス・メンズファッション12店、レディスシューズ7店、アクセサリー・ファッション雑貨7 店、生活雑貨・コスメ・カフェ・飲食店の計107ショップで中年おじさんには関係なさそうな気もします。ただこのルミネが成功したら今までの西武デパートの立場が?と思うのは私だけでしょうか。そんな訳でおじさんは自動車の中から野次馬気分でルミネの外観を見ただけでスルーでした。


石橋睦美さんによる講評会。

2011年10月30日 | 日記

29日は先日開催された八ヶ岳ワークショップの作品講評会でした。和歌山県から竹田さん、渡良瀬から坂尾さんなど遠くからの参加者もあり午前・午後の部とも沢山の人々が集まり小さなワイズオフィスは満杯状態でした。それにしても石橋睦美さんの講評は良いものは褒め悪いものは厳しく指摘するので講評を受けた人にとっては最高の撮影技術の向上になると思います。特に一人一人の作品をルーペで注視する姿を見ているとプロの凄みまで感じます。この講評会で11月24日から始まる「2011年 日本の自然ワークショップ写真展」出展の全ての作品が揃った事になります。皆さん絶対に見に来てくださいね!

2011年日本の自然ワークショップ写真展
会期 2011年11月24日~30日
場所 四谷・ポートレートギャラリー
東京都新宿区四谷1丁目7番地 TEL 03-3351-3002


ワイズとリンホフの写真展準備が大変です。

2011年10月29日 | 日記

11月にワイズ大中判写真の会、来年1月に日本リンホフクラブの写真展が開催されますので今その準備で大変です。両方合わせると100枚以上の4x5ポジフイルムを全紙・全倍プリントに出さなければなりません(色校正用の6切りプリントも100枚以上)。現像所にプリント依頼するだけでなく写真入りの作品リストや案内はがき、プレスリリース用資料等の用意が必要になります。ポジをスキャニングしたり写真タイトル、データを確認するのに机の上にライトテーブルを置いて一枚一枚パソコンにインプットします。これは年齢とともに劣化する視力との戦いでもあります。因に眼鏡は運転用、パソコン用、雑誌・新聞用など5種類ほどを使い分けます。誰か助けてください。


放射線測定器は撮影会に有効?

2011年10月28日 | カメラ機材

3月11日の東日本大震災と原発事故以来東北地方の撮影会を開催していません。丁度今2012年撮影会の企画していますが、復興支援の意味からも来年は東北で撮影会を開催したいという気持ちが一杯です。ただ開催にあたり一番気になるのが放射線量です。参加者の中には放射線量を気にする人と気にしない人がいますが主催者としては後者を無視する訳にはいきません。そんな理由から先日アマゾンにてユーザー評価の高い放射線測定器をオーダーしました。そして昨日現物が届いたのですが何と出荷は中国からでした。中国の切手が一面に張られた小さな箱を開けると写真の様な放射線測定器のお出ましです。同封の取扱説明書は英語をパソコンの翻訳ソフトで翻訳したような日本語印刷なのですが意味不明な言葉遣いに苦労してやっと取り扱いを理解。早速ワイズオフイス横の植木近くで測定すると0.08マイクロシーベルトと表示されました。さてこれからこの厄介なマイクロシーベルトを勉強しなければなりません。詳しい人がいたら教えてください。


中古カメラ機材を扱うには古物商許可証が必要です。

2011年10月27日 | 日記

ワイズでは中古カメラ機材の販売も行っています。通常の中古カメラ屋さんと違うのは中古機材を専門に仕入れて販売するのではなく、お客さんから預かった機材をお客さんが値段をつけて販売する委託販売方式なのです。もし預かった機材が販売できると販売金額から9~10%の販売手数料を頂く事になっています。「え~、仕入れも無くて良い儲け!」と思われる方もいるでしょうが販売するまでにはネット紹介用に写真撮影~ホームページ更新~販売説明などの業務がありますのでご理解ください。カメラ店の中には20%の手数料もざらですから何て良心的と思ってしまいます。さてこの中古機材を扱うには古物営業法に規定される古物商許可証が必要です。ワイズでももちろんこの古物商許可証を取得しています。会社の場合申請すると取締役全員の犯罪歴等が調べられ、めでたくクリアすると初めて交付されるとも聞いたことがあります。また年1回必ず古物商の講習会があります。先日もこの講習会がありましたが2~3時間延々と講習を受けると写真の様な資料を貰えます。ただし講習料4800円です。左下の一昔前の運転免許証のようなモノが古物商許可証です。いろいろ商売は大変です。時間のある方は下記のホームページにアクセスしてください。

ワイズクリエイト中古委託品ホームページ
http://www.yscreate.co.jp/shop/used.html


湯島天神 菊まつりは11月1日から。

2011年10月26日 | 日記

上野から湯島天神境内を抜けてオフイスに戻ってきましたが気づくと境内のあちこちに菊花鉢が飾られています。そう言えばこの季節には「湯島天神 菊まつり」が始まるのでした。まだ菊の花は開花手前ですが丁度11月1日の開催初日には満開になっているのではと想像します。因に今年の菊人形はNHKの大河ドラマ「江」をテーマにしているそうです。拝観無料で11月23日まで開催していますのでワイズにお越しのついでにお立ち寄りください(菊まつりにお越しのついでにワイズにお立ち寄り下さい)。


尾瀬の仙人・花畑日尚さん来社。

2011年10月25日 | 日記

昨日は久々に尾瀬の仙人・花畑日尚さんが来社された。2日前に尾瀬から戻って来たとの事で相変わらず真っ黒に日焼けされていました。仕事とは言え毎年暑い夏は尾瀬で過ごされていて羨ましい限りです。さて今回は11月開催のマミヤカメラクラブ主催「真鶴撮影会」の打ち合わせを行いましたが、実は花畑日尚さんは真鶴に近い藤沢市にお住まいなので開催日直近にもう一度ロケハンをして頂けるとの強い言葉を頂き、これで撮影会の成功間違い無しを確信しました。話は尾瀬に戻りますが当社のお客さんの叶悠眞さんが先日セスナをチャーターし草紅葉の尾瀬の航空写真を撮影されましたが丁度その時花畑日尚さんが尾瀬で「なんでこの時期にセスナが飛んでいるのかな?取材かな?」と空を見上げて気づいていたそうです。そんな叶悠眞さんの尾瀬の航空写真をお預かりしていますので今回しっかりと花畑日尚さんに見て頂きました。すると写真を見ながら「これとこれは良い写真だ!」と講評を頂戴しましたが更にルーペで細部を見ながら「この沢山の筋のような道は鹿の通り道で尾瀬でも鹿は近年急激に増えてしまい問題になっている」と言います。何でも現地でこの対策を研究している知人がいて「この写真は学術・研究用に貴重で是非了解が得られれば活用したいとの要望も頂きました。これが実現すれば作品として撮影された航空写真が鹿対策に活用されることになります。それにしてもこれも大判カメラで撮影したからこそ鹿の道がくっきりと描写されている訳でこんな所に大判カメラの特長が活きるとはちょっと嬉しく思います。

マミヤカメラクラブ主催「真鶴撮影会」
開催微 2011年11月11日(金)~12日(土)
指導講師 花畑日尚
備 考 詳細はマミヤカメラクラブホームページ
    http://www.mamiya-club.com/


ワイズオフィスに「全自動コーヒーマシン」導入。

2011年10月24日 | 日記

ワイズオフィスには毎日多くの来客があります。この来客の皆さんに対してコーヒーサービスを行ってもいます。コーヒーは10杯分ほどまとめてドリップし魔法瓶に入れて保管しています。ただこれから寒くなる季節はどうしても最後の1~2杯分は当初の熱さが保持できずにやや冷めてしまいます。そんな問題を解決しようと、この度デギロンの全自動コーヒーマシンを導入しました。あらかじめコーヒー豆と水を入れておけばボタンひとつで挽き立ての熱いコーヒーが出来上がります。出来たては絶対に美味いはずです。更にこのマシンの凄いところはエスプレッソでもカプチーノでもカフェオレでも何でも作れてしまうことです。これで珈琲屋さん並のコーヒーをお出しする事が出来ますので皆さん是非お立ち寄り下さい。


日本リンホフクラブ定例会に大山謙一郎さん登場。

2011年10月23日 | 日記

昨日は日本リンホフクラブの定例会でした。午前の技術勉強会は同会副会長の川太泰夫さんの「モノクロームを始めませんか」と題したセミナーでした。川太泰夫さん自身でまとめたパワーポイントでの25ページの資料をスクリーンに投影し解り易く解説。早速モノクロプリントに興味を示した会員もいるほどでした。また午後の作品講評会はご存じ大山謙一郎さんの登場です。大阪から参加の会員も含め参加者全員の作品を講評。構図についてはレーザーポインターを使い優しくトリミング指示。露出やアオリについても流石に巨匠と思わせる解説を頂きました。更に大山謙一郎先生が大判カメラで撮影された料理写真、商品写真、切りぬき写真等も持参頂き惜しげもなく披露されました。特にワインボトルの切りぬき写真にはプロカメラマンの撮影舞台裏を垣間見た様で一同大感心でした。日曜日は大阪で撮影会があるとのことで講評会終了後に新幹線に乗るため東京駅に直行されました。本当にお忙しいそうです。また今回の定例会から100インチのスクリーンを採用しました。流石にビッグサイズのスクリーンは投影された作品がとても映えて見応え充分です。今回出席出来なかった会員の皆さん。次回はお楽しみに。


吉村和敏さんから写真集「Shinshu」が届く。

2011年10月22日 | 日記

大判カメラと中判デジタルカメラで活躍する写真家の吉村和敏さんから写真集「Shinshu」が届きました。写真集を拝見すると丸3年を掛けて大判カメラで広大な信州の風景を撮影された感性と努力に感嘆します。特に巻末の撮影地マップを拝見するとどれだけの時間を費やしたかと想像してしまいます。実は吉村和敏さんは信州・松本市の生まれで地元に対する愛着からこの様な写真集が出来上がったのかもしれません。20年ほど前に当時のコダック社と共同でアンセルアダムスの一番弟子と言われていたジョン・セクストン氏を日本に招聘し、ワークショップや講演会を企画してからファインアートとされたゾーンシステムプリントに大変興味を持ちました。今回の写真集ではモノクロに最適な被写体選びやプリントワークに尽力されている事など多くのモノクロプリントファンにとっても教科書になるのではとも思います。是非書店にてお求め下さい。

「Shinshu」吉村和敏写真集
信濃毎日新聞社発行
定価2,730円(本体2,600円 )
H290xW298mm 144ページ


「日本の自然ワークショップ写真展」はがき完成。

2011年10月21日 | 日記

ワイズ大中判写真の会「日本の自然ワークショップ写真展」の案内はがきが完成致しました。この写真展は2011年に開催された石橋睦美、花畑日尚、吉野信各先生指導によるワークショップに参加して撮影した作品発表の場となります。因みに今回の写真展出展希望者は31名でその中から栄えあるはがき写真に採用されたのが大川博さんの撮影した富士山の森の写真です。大判カメラで撮影された富士山の森は手前から奥までパンフォーカスされ更に木々や葉の精密描写により素晴らしい臨場感を醸し出しています。(大川さん素晴らしい写真です!)さて下の写真は出展者31人に対して1人100枚づつの写真展はがきを送るべく準備をしているところです。この他にもワイズニュースや日本リンホフクラブ会報にも同封する予定です。その他現像所等にも置いて頂く予定です。皆さん是非写真展にお出で下さい。

2011年日本の自然ワークショップ写真展
会期 2011年11月24日~30日
場所 四谷・ポートレートギャラリー
東京都新宿区四谷1丁目7番地 TEL 03-3351-3002


月山からお土産は秋の便りでした。

2011年10月20日 | 日記

来年の5月にマミヤカメラクラブ主催の「新緑と残雪の月山撮影会」を開催しますが、この撮影会の指導講師を努める川太泰夫さんが来社された。徐に4x5フイルム(Velvia50)の箱を差し出し「月山のお土産」と一言。月山で撮影したフイルム現像の依頼とばかり思っていたら、更に一言「開けてみて。」長い間写真業界にいると明るいところでフイルムの箱を開けるのは少しの勇気がいる作業となります。川太さんの言葉があったにせよフイルム箱を恐る恐る開けると、そこには月山の秋が詰まっているではないですか!ちょっとオシャレなお土産に大感激です。ドングリはもちろん珍しいブナの実もあります。東日本大震災以来、東北地方に出掛けていない私にとっては最高のお土産でもあります。川太さんありがとうございました。ところで来社される方々にも月山の秋を感じてもらおうとカウンターの上にこのお土産を置いておきましたが翌日ドングリから出てきた二匹の白い虫が箱の中を這い回っています。これはワイズのマスコットのスズメのピーちゃん、チュンちゃんにもお裾分けしなければと二匹に与えたところ久々の自然のタンパク質にやや興奮気味にあっという間の完食でした。写真下は蔦の森で真剣に撮影をする川太泰夫さんです。来年の「新緑と残雪の月山撮影会」にご期待下さい。

「新緑と残雪の月山撮影会」
開催日  2012年5月18日(金)~20日(日)
講 師  川太泰夫
参加費  未定(税込)
予 定  5月18日
     8時30分・マミヤクラブ事務局(第1集合場所)集合・出発~9時・東京駅駅八重洲口ブックセンター(第2集合場所)集合・出発 15時・月山着・月山の森撮影
     5月19日
     終日・月山の森撮影
     5月20日
     午前・月山の森撮影 12時・出発 18~19時・東京着
宿泊先  志津温泉・まいづるや
備 考  移動はチャーターバス(中型又は大型)となります。最小催行人数15名。
主 催  マミヤカメラクラブ


日本リンホフクラブ写真展の作品選考会。

2011年10月19日 | 日記

2011年の日本リンホフクラブの写真展の開催も決まり、昨日はその作品選考会が開催されました。因みに来年の出展希望者は64名ですから、1人5枚の作品が応募されたとして全員で320枚もの4x5インチ作品が集まったことになります(ラフな計算ですみません)。写真展委員がこれらの応募作品を選考すると、いろいろ問題があるのでは?との思いから今年も月刊「フォトコン」の藤森編集長に選考をお願いしました。何台ものテーブルを用意し更にライトテーブルを5台並べ効率よく全応募作品をチェック頂きます。さすがは多くの写真を見ているプロの目は構図・露出はもちろん僅かなピントの誤差も見逃しません。写真中の真剣な表情の藤森編集長を見て頂ければお解り頂けると思います。そんな訳で無事に写真展出展作品64点が選ばれました。またプレスリリース等に使う代表写真数枚と写真展案内はがき用の作品1枚の無事選考!果たして誰の作品がこの栄誉に輝いたかははがきが出来たときにお伝えします。最後に藤森編集長お忙しい中ありがとうございました。


あの有名な諏訪大社に行ってきました。

2011年10月18日 | 日記

石橋睦美さんとの打ち合わせにより八ヶ岳の森ワークショップの行程2日目の朝に諏訪大社を入れました。石橋睦美さんは森の写真家としても有名ですが多く出版されている写真集の中には「神々の杜」(2007年・平凡社)も出版しているほどの神社についても大変詳しい人だったのです。私自身も初めての訪問となりましたが参加者の多くも初諏訪大社で皆さん諏訪大社を精力的に写真に納めていました。因みに諏訪大社は信濃国一宮で名神大社で全国各地にある諏訪神社の本社でもあります。また正確には諏訪湖の南側に上社、本宮・前宮の2宮、北側に下社、春宮・秋宮の2宮があり計4つの宮からなっています。社殿の四隅に御柱(おんばしら)と呼ぶ木の柱が立っているほか社殿の配置にも独特の形を備えています。この御柱ですが同地で7年ごとに開催される「御柱祭」の主役でテレビでもこの御柱の上に人が乗り坂を降り落ちる映像が紹介されます。それも毎回のように死者が出るほどに厳しく壮大な諏訪地方あげての一大祭りでもあります。写真は記念にとその御柱をスナップしました。雨に濡れて更に重厚感を増した御柱を見ていると思わず身震いしてしまいます。また宮の中に大きな太鼓を見つけましたが参加者が誰からともなく聞いてきたのはこの太鼓が3500万円だと言うことでした。真偽の程は解りませんが・・・。


八ヶ岳周辺の森撮影会に行って来ました。

2011年10月17日 | 日記

14日(金)~16日(日)とワイズ大中判写真の会主催のワークショップにアテンドしてきました。今回の指導講師は森の写真家の第一人者である石橋睦美さんです。3日間の天気は曇り、雨、霧、晴れと変化しましたが、その天候に合った被写体選びと撮影方法を石橋睦美さんが参加者に優しく伝授。参加者の皆さんも結構変化に富んだ作品が完成したのではと思っています。それにしても八ヶ岳の森に出現した大判カメラ、中判カメラの一団には訪れていた多くのデジタルカメラマンにとっても珍らしかった様で中には大判カメラを覗いて良いですかとのリクエストもありました。因みに今回のワークショップが11月24日から四谷・ポートレートギャラリーにて開催される「2011年日本の自然ワークショップ写真展」の最終対象となり秀作が作品展示されます。お楽しみに。