大判カメラ日記。

ワイズクリエイト オフィス・木戸嘉一のブログです。

悲しいかなワイズカメラカタログを大量処分。

2012年06月30日 | 日記

ご存知の通り富士フイルムのクイックロードフイルムの製造中止で大判カメラユーザーは大変な悲鳴を上げています。ワイズのお客さんは仕方なくシートフイルムホルダーに移行する人が大半ですが、その影響力は凄まじいものが有り、あちこちから悲鳴が聞こえます。実はワイズでも大きな悲鳴を上げています。それはワイズオリジナルの大判カメラ「ワイズ45EX」「ワイズ45Light」「ワイズ45DX」のカタログ全てにクイックロードフイルムを紹介し、更にはカメラとのセット販売も記載していたのでした。それもかなりのスペースで紹介していたのでたまったものではありません。写真はその一部ですがこの3倍ほどのカタログを廃棄処分せざるをありません。折角作ったカタログを本来の目的が叶わずに廃棄するのはとても悲しいことです。それも小さいながらも企業ゆえに有料の廃棄シールを貼って処分しなければなりません。えらい損害です。ただ今、クイックロードの部分を削除しセット販売をシートホルダーに変更したカタログを制作中ですが、まさかこれ以上のディスコンが無い事を祈るばかりです。銀塩フイルムは永遠なり。頑張るぞ~。


日本リンホフクラブ会報発送等で沢山の方々が来社。

2012年06月29日 | 日記

日本リンホフクラブに会報誌13号が完成し、昨日会員並びに関係者向けに発送されました。今回の会報は8ページの中綴じ仕様と今までに無いボリュームで仕上がっています。一面の近畿支部発足のニュース、写真家・菊池哲男さんのインタビュー記事から始まり、新企画の「私のこの一枚」「技術勉強会・講評会のインターネット放映」などの特集も一杯です。益々充実する会報を実感してしまいます。そして毎回、会報発送にボランティアでお集まり頂いた川太、米澤、平間、酒巻会員には大感謝です。その後マミヤカメラクラブ会報誌「マミヤカメラギャラリー」の特集記事打ち合わせで飯塚、井川会員も来社し更に賑やかな社内となりました。打ち合わせも一段落し皆さんお帰りになってから、今度は航空写真家の芥川善行さんが来社されました。明日から富士フイルムサロンで開催される「新田次郎生誕100年記念 写真展『新田次郎の愛した山々』」にご自身の航空写真の特大プリント4点を出展されるとのことで四国・松山から上京されたそうで、その合間を縫ってのご来社でした。暫くいろいろな話をしていると、今度は航空写真撮影にはまっている松井会員が来社です。ここはチャンスとばかりに持ち合わせの航空写真を芥川さんに見てもらう事が出来ました(運が良い!)。その後、芥川さんのお気に入りの日本蕎麦の本郷・田奈部にて冷たいビールで乾杯し1日が終わりました。その他にも来客があり結構慌ただしい1日でした。


富士フイルム社発行の「FILM & IMAGE」に「コンタツおじさんの山人生」が特集される。

2012年06月28日 | BOOK

富士フイルム社では写真愛好家向けに「FILM & IMAGE」(400円)と言う季刊冊誌を発行しています。この冊子の2102年夏号の巻頭に「コンタツおじさんの山人生」と題した山岳写真家・近藤辰郎さんの6ページ(+表紙)にも及ぶ作品入りの特集記事を組んでいます。先日、この「FILM & IMAGE」が近藤辰郎さんの直筆の挨拶分と共に送られて来ました。ページを開くと近藤辰郎さんの子供時代、学生時代、写真専門学校時代のカメラとの関わりが紹介され、更に師と仰ぐ写真家・横山宏さんとの出会い、出版社・山と渓谷社での仕事、写真も含む物事への取り組み方などが丁寧にまとめられコンタツおじさんの人間性を垣間見ることが出来る素晴らしい記事編集でした。もちろん紹介されているリンホフカメラや富士GX617により撮影された四季の槍ヶ岳の写真は圧巻です。皆さんも是非ご覧になって下さい。因みに記事中に「カメラは4x5が好きですね。レンズをいろいろ使えるのがいい。・・・・・4x5は情報量が多いからね。アオリも効くし、手前から遠くまでパンフォーカスでピントが合わせられるるでしょう・・・・」と答えている近藤辰郎さんの言い回しが最高でした。
※正直に言いますが今制作中のマミヤカメラクラブ会報誌(9月発行予定)でも近藤辰郎さんの特集記事を6ページで予定しています。この「FILM & IMAGE」の出来が良いので多少プレッシャーを受けています。

「FILM & IMAGE」はhttp://fujifilmmall.jp/ オンラインショップ
「フジフイルムモール」で求めることが出来ます。


東京ビックサイトで開催の「PHOTO NEXT 2012」に行って来ました。

2012年06月27日 | 日記

いろいろな仕事を抱えているので結構忙しいのですが、昨日は久しぶりに東京ビッグサイトで開催されているプロ写真機材ショー「PHOTO NEXT 2012」へ出掛けて来ました。毎年思うのですが東京ビックサイトの周りは急速に変貌していることを感じます。高いビルが建ち並び公園も整備され、木々も植えられとてもキレイな街になっている事を感じるのですがどう言う訳かとてもくたびれるのです。撮影会にアテンドして山や森の中に入り込んでいる方が同じ疲れるにしても疲れる種類が違う様で身体に優しいように思えます。さて「PHOTO NEXT 2012」に話を戻します。この主催は株式会社プロメディアと言い、私の若い頃はプロ機材業界の業界誌を発行している会社でした。丁度同じくらいの年齢と思いますが北島社長とはいろいろな協賛仕事を沢山行った記憶があります。2年ほど前にもふらっと当社へ立ち寄られ懐かしい話に花を咲かせました。そんな訳でこのショーはカメラ展、写真館など写真を生業とする方々が対象となります。だからショーのお馴染みのある若いコンパニオンのお姉ちゃんが立ち並ぶ光景は無くブース造りも比較的地味です。出展会社も一般の人には馴染みの薄い会社が多いと思います。ただ入場者はこの厳しい写真業界でどの様に生き抜くかを模索している様でひとつひとつブースを廻って真剣に説明を受けています。私はどちらかと言えば気楽にブースを廻って来ましたが、あまりワイズの会社運営に参考になる出展は見つかりませんでした。やはり独自の道を行くのがワイズなんだを改めて実感してしまいました。因みに私の持論はどんなに流行の商売でも、話題の商品を扱っても、扱う会社の全てが成功することは無いと言うことです。やはり発想力と独自性が大事な事と思っています。


お待たせしました。チェンジングテント入荷です。

2012年06月26日 | カメラ機材

皆さんお待たせ致しました。アメリカよりハリソン・チェンジグテントがやっとの事で入荷致しました。当初の予定が先月末、次に今月初旬、中旬となりとうとう遅れること1ヶ月で昨日25日に入荷しました。何でも素材の調達に時間が掛かってしまい遅れたとのことでした。ご注文頂き首を長くしてお待ちのお客さん、本当に申し訳ありませんでした。是非ご来店の上お持ち帰り下さい(発送を希望の方は昨日手配致しました)。ワイズにとって初の輸入業務でしたが実際輸入業務を行い感じたことは、決済方法や消費税の計算がちょっと面倒なことでした。そして最も問題となった苦手な英語でのやり取りは素晴らしいアドバイザーのアドバイスで何とかなりましたが本当にアドバイザーに感謝しています。今回の入荷の30個は既に予約分で無くなりそうですが次回は7月中旬に30個が入荷しますので是非ご注文をお待ちしています。またシートフイルムホルダーの在庫も数百枚揃えていますので同時に発注下さいね。

《ハリソンチェンジングテント45》
外形寸法:64 x 48 x 31cm
重量:0.9Kg スタッフザック:33 x 10cm
ワイズ価格:32,000円(税込)※初回輸入価格
《ハリソンチェンジングテント810》
外形寸法:91 x 69 x 36cm
重量:1.35Kg スタッフザック: 33 x 12cm
ワイズ価格:35,000円(税込)※初回輸入価格

《トヨカットフイルムホルダー45(2枚入り》
ワイズ価格 6,384円(税込)


ネイチャーフォト「青」の会展「自然からのメッセージ」。

2012年06月25日 | 写真展

写真家の青野恭典さんが指導するネイチャーフォト「青」の会の写真展「自然からのメッセージ」が7月5日より11日まで新宿のアイデムフォトギャラリー「シリウス」にて開催されます。同会の事務局から挨拶文と写真展案内はがきが送られてきました。以前のブログでも書きましたが青野恭典さんとは30年くらい前からの知り合いです。当時自宅へある仕事で取材同行したことがありました。あれから年月が経ちましたが青野恭典さんは相変わらず精力的に仕事をこなし更にアマチュアカメラマンの撮影指導と大忙しのようです。会場でお会いするのが楽しみです。皆様も是非お出かけ下さい。もちろん写真展案内はがきはワイズにありますよ。

ネイチャーフォト「青」の会展
「自然からのメッセージ」
2012年7月5日~11日
アイデムフォトギャラリー「シリウス」
東京都新宿区新宿1-4-10


いざと言う時に役に立つ大判レンズ用シャッターレンチ。

2012年06月24日 | カメラ機材

昨日は毎月恒例の大判カメラ勉強会でした。梅雨時なので快適なエアコンを効かせたインドアでの開催となりました。参加者の皆さんはある程度の大判カメラ経験者だったのですが、もう一度基本アオリから勉強してもらいました。結果「アオリが理解出来た!」との言葉を頂きインストラクターとしてはホッとしたところでした。さて今日は大判レンズのメンテナンスツールの紹介です。皆さんも経験あると思うのですが、撮影に夢中になっていてふと気付くとレンズパネルへの大判レンズの締め付けが緩んでいたなどと言うことはありませんでしたか?昔は大判レンズをレンズパネルに締め付ける場合、専用締め付け工具で固定し更に締め付けリングをラッカーで塗り動かないように固定したのですが、今はラッカーを使わないので知らないうちに動いてしまうのです。撮影の現場では専用締め付け工具など無いので大変なことになってしまいます。こんな時に便利なのが写真の「シャッターレンチ」です。薄いスチール製なのでバッグの隅に入れていても気になりません。そしてここぞと言う時に取り出して締め付けリングをギュッと固定することが出来ます。是非1枚常備下さい。ワイズ価格はたったの1,176円です。(5枚入荷で早い者勝ち)


シートフィルムホルダーへの名前、番号記入を忘れずに。

2012年06月23日 | カメラ機材

富士フイルム社のクイックロードフィルムシステムの製造中止は多くの大判カメラユーザーが嘆き、困惑した出来事でした。中には「もう大判カメラをやめようか」と言う人もいるくらいでした。でもちょっと待って下さい。このデジタルカメラ全盛の時代に敢えて銀塩フィルム、大判カメラの良さに拘ってきたではないですか。ここはプラス思考でクイックロードフィルムよりシートフィルムの方が30%もランニングコストが安いと考えてシートフィルムホルダーを使おうではないですか。ワイズ大中判写真の会や日本リンホフクラブでホルダーへのフィルム装填作業の勉強会も継続的に開催致しますので皆様ご安心下さい。また品薄になっているシートフイルムホルダーもワイズでは沢山の在庫を確保致しましたので是非ご用命下さい。またここで豆知識をひとつ紹介致します。先ずシートフィルムホルダーを最初に使う時には特に念入りにブロワー等を使ってホコリ、ゴミ等の清掃作業を行って下さい。特に新品は製造工程で混入するホコリなどがありますので充分ご注意下さい。もうひとつはシートフィルムホルダーを購入したらまずホルダーが誰の所有か分かるように名前の記入、撮影データが分かるように番号の記入をしましょう。これはフィルムをホルダーごと現像に出す場合に、現像所内で入れ違いになるのを防ぐためです。また番号を記入することにより、最初の現像を奇数番号で行い、奇数の結果を見て偶数番号に増減感処理を行う事が出来る等便利です。ホルダーへの名前、番号記入は写真の様な市販のテプラやネームランドを利用するときれいに仕上がります。ワイズでも昨日この作業が完了致しました。これなら安心して現像に出せますね。


小嶋三樹写真展「Nwe Zealand Portfolio & Nwe Zealand・ひかりといのち」。

2012年06月22日 | 写真展

写真家・小嶋三樹さんの写真展「New Zealand Portfolio & Nwe Zealand・ひかりといのちが明日23日より甲府駅近くのGALLERY INNOCENTにて開催されます。小嶋三樹さんのブログに「私の風景写真について」と題して「私が自然の中で感じるものは、渾沌とした中から生まれてくる生命の存在である。それはそのもの自身が放つ光、つまり外から受ける光ではなく、内側から湧き出してくる光=生命と考えられる物である。」と語っています。この語りでも分かるようにとても繊細な写真で芸術的な作品展示になるのではと想像し期待しています。山梨県の甲府での開催ですが写真展鑑賞と山梨エリアの写真撮影を兼ねて出掛けられたら如何でしょうか。因みに小嶋三樹さんとの出会いはもう20年以上も前にアメリカ・カーメルの写真家ジョン・セクストンを日本に招聘し講演会とワークショップを開催した時でした。錚々たるメンバーがワークショップに参加されましたが、その中の一人が小嶋三樹さんだったのでした。ジョン・セクストンと言えばアンセルアダムスの一番弟子とも言われ、ゾーンシステムを活用したモノクロプリント制作の巨匠とも言われる程の人ですから小嶋三樹さんもワークショップに参加されていたのではと思います。あの頃が懐かしいです・・・。

小嶋三樹写真展
「New Zealand Portfolio & Nwe Zealand・ひかりといのち
2012年6月23日~7月1日
GALLERY INNOCENT 山梨県甲府市丸の内2丁目12-3


元ペンタックスの村上成さんご逝去の報あり。

2012年06月21日 | 日記

元ペンタックスの村上成さんが亡くなったと昨日連絡を頂いた。肺ガンが全身に転移し15日に息を引き取られたという。64才と未だ早すぎる旅立ちであった。葬儀は近親者で済まされ20日に荼毘に付されたという。村上成さんは学習院大学を卒業してペンタックスに入社し営業畑を歩かれ相当の実績を残され営業の責任者にもなったほどの人だった。当時の噂では「必ず社長になる人」とも聞いた記憶がある。確か50代の頃に違う業界に転職されていた。村上さんとのお付き合いは数十年前、当時のカメラのドイ社長、マミヤの社長らの肝入りで発足した「大中判カメラ普及協会」の企画委員の仲間としての出会いだった。発足当時の企画委員はドイの広報室・酒井事務局長を中心に業界の大先輩だったマミヤの井上さん、ブロニカの長谷川さん、宇田川さん、そしてペンタックスの村上さんに私(木戸)だったと覚えている。企画委員会では上高地で開催された100人の撮影会や、立山の山小屋に入りきれないほどの参加者を集めた撮影会、銀座で行われた大中判カメラ展示会等、本当にいろいろなイベントを催行してみな成功させていた。私が一番若かったせいか皆さんと一緒に行った仕事は今でも為になったと思うものばかりでした。違う会社の人同士が同じ仕事をするのが凄く新鮮で楽しかった事も想い出す。村上さんとは仕事だけではなくプライベートな面でもゴルフやバーベキューなどの沢山の時間を過ごしたので今回のご逝去は本当に私にとっても悲しい出来事であった。少し時間が経ったら当時の仲間と一緒に墓参に出掛けたいと思います。因みに2日前ワイズビル地下2階の整理をしていたら左の写真がどこからともなく出てきた。よく見ると写真家の近藤辰郎さんの出版パーティの時のスナップの様ですが一番右が村上成さんで順に富士フイルムの山本さん、一人置いて近藤辰郎さん、それと若かりし頃の私(木戸)でした。きっと何かを語りかけに来てくれたのかもしれませんね。


あの頃は東京にも沢山のツバメが飛んでいた。

2012年06月20日 | 日記

熱海・伊豆多賀を訪れた事を一昨日のブログで書きましたが、海沿いを走るルート135号の更に海側に長浜海水浴場と言う海岸がある。伊東線の伊豆多賀駅から海を目指して歩く事7~8分の位置である。流石にこの季節に未だ海水浴をしている人はいないが海岸を散歩する人や犬を連れた人を見かける。きれいに整備された海の公園と言った風情だ。「ギュ、ギュ」と砂を踏みつけながら白波の近くを歩いてみた。たまにはこんな時間の過ごし方も良いものだと心の中で呟いてみる。暫し波と砂を楽しみ自動車に戻ろうと歩き出すと目の前を黒い陰がす~っと横切って行った。正体はツバメであった。1匹や2匹の数では無い沢山のツバメを認める事が出来る。みな海岸近くに建つ大きめのトイレ建物に入って行く。トイレの軒下を覗き込むと10個近いツバメの巣を発見した。どの巣にも少し大きくなった巣立ち前のツバメの子供がいるらしく、時折顔をのぞかせたり、親ツバメが持って来たエサを食べている。何か久し振りに見る光景の様な気がした・・・。そう言えば東京都内でも 私の子供の頃はこんな光景は沢山あった。いつの間にか都内ではツバメを見る事等無くなってしまっていたのだった。懐かしさでツバメの親子を眺めていましたが、あまり邪魔になってはと後ろ髪を引かれる思いで退散して来ました。


吉野信写真展「いきものたち」開催中。

2012年06月19日 | 写真展

このブログで紹介するのを失念していましたが6月8日から、吉野信写真展「いきものたち」が新宿の東京都健康プラザ・ハイジアにて開催されています。写真展で展示される動物はアフリカ、インド、カナダ他30カ国で撮影されたベンガルタイガー、クロサイ、ガゼル、チータ等役50種類にも及びます。吉野信さんは「この写真展は子供たちにとっては生物の原点を見る良い機会になり、未知の世界を知る指針になります。また大人や 高 齢 者 に と っ て は 一 時 の 癒 し の 空 間 に 浸 れ る こ と で し ょ う 。こ の 写 真 展 を 通 じ て 、美 し い 自 然 の 中 で 逞 し く 生 き る 野 生 動物と人類の生活する地球がいつまでも輝き続けることを願い、多くの方々に共感していただけたら幸いです」と語っています。大判プリントにて展示されていますので迫力満点の写真展に是非お出掛けください。また別件ですがフォトコン7月号の「我ら銀塩フイルム党」の特集記事でも吉野信さんは銀塩グイルムについて熱く語っていますのでこちらも注目ください。

吉野信写真展「いきものたち」
2012年6月8日(金)~7月8日(日)【入場無料】
東京都健康プラサ ハイジア 1F アートウォール
東京都新宿区歌舞伎町 2 丁目 44 番 1 号 
03-5285-8148


渋滞を避けた小田原の町で魚を満喫。

2012年06月18日 | グルメ

温泉で有名な熱海と伊東の間に伊豆多賀と言う町があります。急な所用でこの海岸線の町を訪ねました。昼過ぎに到着し用を済ませましたがせっかくこの海の町に来たのだからと隣町の熱海と両方の町を散策して来ました。どちらの町もたまに通過するのですが自分の足で歩いたのは久し振りです。特に熱海は以前から会社の契約保養所があって何回か来ていましたが15年も過ぎると町は大きく変化していました。旅館・ホテルも庶民的か又は高級かに分かれた営業展開をしている様に見受けられます。もちろん庶民的が圧倒的に多い様で、中には1泊2食で7800円などと言うビジネスホテル並みのホテルもあります。夕方まで散策しいざ東京に戻ろうとハンドルをに握ったら小田原・厚木道路も東名高速も西湘バイパスもみな渋滞中との事。この渋滞をやり過ごそうと急遽小田原で下りて夕食を食べる事に。駐車場に自動車を停め町の中を歩き出すと、威勢のいい魚屋さんを発見。流石に小田原漁港を控えるだけに新鮮な魚が沢山です。店の端を見ると大きな金目鯛(?)の飾り物を発見。看板には「海席 魚國」とあります。何でも明治44年創業の魚屋さんらしく1階が鮮魚売り場で2階が食事処になっているらしい。迷わず入店し写真の「お魚セット」をオーダーです。最初に運ばれて来たのが生シラスの小鉢、次がお刺身の盛り合わせ、更にメインの3種類の魚のあら炊きとなります。もちろんこれにご飯、みそ汁、お新香も付いて3500円也。特に絶妙な味付けのあら炊きを推薦します。交通渋滞により急遽立ち寄った小田原の町でとても美味しい魚をたらふく食べ、その後渋滞も緩和され東京に無事戻りました。

「海席 魚國」
神奈川県小田原市栄町2-8-12-2F
0465-24-1186


小雨の八千穂高原にも山ガールが出現!

2012年06月17日 | 撮影

生憎と言うかこの日の八千穂高原は朝から雨模様でした。ただ撮影に関しては雨がプラスになる場合が多い。この日はまさにその例で最高の雨となった。木々や新緑も苔類もしっとりとして写真を写してと言わんばかりに皆良い表情をしてくれる。撮影会参加者も思い思いの被写体を探して山の中に分け入る。私も暫し気持ちのよい霧雨に打たれていると賑やかな声がして来た。静寂な山と森がいっぺんに明るくなった。そこには数人の「山ガール」が闊歩していた。昨年富士山の撮影会で初めて彼女らを見てから久し振りの様な気がする。そう言えば先日、アウトドア用のアウターを買いに行った登山用品店で一番売り場面積が大きかったのは「山ガール用品」だった気がする。まだまだブームは続いている様だ・・・。みんないい写真撮れたかな?


コンタツ先生、生徒を引き連れ八千穂高原に出現!

2012年06月16日 | 撮影

今、マミヤカメラクラブ撮影会のアテンドで八千穂高原に来ています。今回の撮影会の指導講師はご存知コンタツおじさんこと近藤辰郎さんです。コンタツおじさんは「八ヶ岳」の写真集を出版している程にこのエリアを熟知しています。初日は手始めとばかりに駒出池周辺と八千穂自然園で撮影でした。新緑とレンゲツツジ、美味しい空気を満喫しています。普段はおどけてジョークを飛ばしているンタツおじさんですが、いざ本番の撮影と撮影指導になるとその言動はプロカメラマンの厳しい姿に変身します。だからプロ写真家として絶大な人気を誇っているのではと思います。さて次はどこで撮影するか楽しみです。