百貨店大手5社の9月度売上高は、気温の低下で秋冬物の衣料が活発に
動き、全社が増収を達成した。既存店ベースで三越伊勢丹が前年同月比
7.3%増、高島屋が8.8%増、大丸松坂屋百貨店が7.0%増、そごう・
西武が3.5%増、阪急阪神百貨店が9.4%増だった。https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171002-00000101-wwdjapan-bus_all
引き続き訪日外国人(インバウンド)と富裕層の購買がけん引し、大都市
基幹店が大幅に伸びている。
大都市の基幹店の売上高は、伊勢丹新宿本店が9.5%増、三越銀座店
190%増、高島屋新宿店が11.2%増、高島屋大阪店が18%増、大丸
心斎橋店が30.1%増、阪急本店が14.5%増と高い伸びを達成した。
訪日外国人の客数が大幅に増えていることに加えて、化粧品などの消耗品
だけでなく、ラグジュアリーブランドなどの高額品の購買も回復している。
大丸心斎橋店がけん引する大丸松坂屋の免税売上高は109%増(客数
66%増、客単価26%増)と倍増。高島屋も免税売上高は62%増だった。
これまで苦戦していた衣料品も最低気温が20度を下回る日が多かったため、
秋冬物がよく売れた。主力の婦人服は総じてプラスだった。婦人服、紳士服
ともにジャケットやセーターなどが例年よりも早く売れ筋に浮上した。
阪急本店では「重衣料の好調に伴い、それにコーディネートするブラウスも
良く売れた」という。
今朝方の日銀短観、上方修正を反映させた様な大手百貨店の9月度売上高、
為替の円高一服と、インバウンドの増加が寄与した様です。景気実感はちょ
っと違うが、百貨店売上増が、継続するか注目です。
さて、日経平均は反発して、44円高の20400円の大引けでした。
(出来高 概算13.5億株の商いでした。)
週末NY市場、小幅高と底堅く終了しました。週明けの東京市場は、為替が
112円台後半と円高一服と外部環境が穏やかで、支援材料となった格好。
一先ず買いが入ったものの、上値が思い状況。でも、終値20400円と
リバウンド継続です。
日経平均は、反発。5日線を上回って、狭いレンジ取引が続いたが底堅い。
ボリンジャーバンドは広がる+1σライン~+2σに添って上昇。先高感ある
シグナルとなっています。
注目のNY市場、トランプ米政権による大幅減税への期待など背景に続伸、
ダウは最高値を更新しています。底堅い終了になりそうです。
明日の日経平均は、もみ合いながらも、底堅い展開を想定しています。
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