晴耕雨読、山

菜園・読書・山・写真…雑記

秋を呼び込む長雨予報に

2024年09月15日 | 市民農園

9月に入っても残暑とは思えない35℃以上の猛暑日が続く毎日。ダイコンの畑づくりは少しづつしか進まない。苦土石灰を蒔き、堆肥を加えてスコップで2回、クワを使って2回。近いうちに化成肥料を、そしてミニ耕運機とクワ入れを合計10回まで。”ダイコン十耕”のことわざもあり、立派なダイコンが出来るよう耕し続けるつもり。暑さとの闘いも秋の長雨予報が出て、もう少しの期待もある。ただ、2年前は長雨でダイコン作りが大失敗している。夏野菜残りのナスとともにほどほどの雨で「天高く馬肥ゆる秋」を待ちたい。

    


もう満開の彼岸花をさくら堤公園で

2024年09月13日 | 写真&旅

ここ近年、彼岸花の開花時期が早まっているが今年もすでに満開のとのこと。遅れてはならじと早起きして7時前に吉見町のさくら堤公園の駐車場に。ここは春の時季、桜と菜の花の競演で馴染みのところ。早速、歩いてすぐのサイクリングロードを兼ねた堤へ向かう。情報のとおり、堤の西側斜面には深紅を中心に薄いピンク、黄色、白などの彼岸花が咲き揃う。南のほうに歩を進めると整列した花の群れが目に入る。枯れ始めた花も2・3割ほど見受けられ、見ごろは今度の3連休くらいまでだろうか。今朝も残暑とは思えない暑さ、彼岸花のためにも涼しい秋の風を。

    

    

    

    

 


北信州のソバ畑、雷滝で涼風を

2024年09月08日 | 写真&旅

浅間隠山の下山後はお盆に帰省しなかった北志賀へ。翌日の最初は久しぶりに近くの八丁原のそば畑。近くの路肩に車を停め、雑草に隠れてしまった道を5分ほど。熊が出る地域とも聞いているので、声を出しながら畑に向かう。誰もいないので数枚の写真だけで早々と退散。車に戻って湯田中温泉から志賀草津高原ルートに入り、志賀高原に。木戸池の先を右折、1.5車線の山道を走ると笠ヶ岳(2076m)の駐車場。気温16度の涼風と景色を眺めてひと息は気持ち良い。30分も歩けば着く山頂は今回パス。山田牧場へ向かう下り道は道幅はほぼ同じながら凹凸が少なくて楽。牧場脇を過ぎ、しばらくで次の目的である高山村・松川渓谷の雷滝。5台程度の小さな駐車場に1台の空きがあってラッキー。早速、カメラと頭が濡れないようタオルを用意して階段を下りる。近づく豪快な滝の音、滝の裏側で水しぶきと上からの水滴を浴びつつ滝のカーテンを。残暑厳しい今年の9月、しばしの涼風を楽しんだ。

    

   

    

024 9 残暑・雷滝で涼風カーテン

 


浅間隠山で残りレンゲショウマ2輪

2024年09月07日 | 

日々チェックしていた星空指数が良くなったので予約電話を入れた木曽駒ケ岳・頂上山荘が予想外の満室。夏休みも終わり、紅葉前の平日なのに何故なのか。想像するにコロナ影響で宿泊定員数を減らしていることと、金曜日のせいもあったようだ。残念、急遽の予定変更。レンゲショウマがまだ咲いているという情報を見つけて8月中頃に行くつもりだった浅間隠山へ。関越道高崎IC下りてからの通勤渋滞がひどく、予想外に時間を要して現地着。花の時期終え、空いている駐車場で急ぎ準備を整えて登山口に。歩いて数歩の左手斜面にレンゲショウマを発見するが下山後に撮ろう。谷あいの山道はカラマツや雑木に陽がさえぎられて涼しい。茂る草の朝露が気になる程度。緩やかな斜面を軽くジグザグ、3年前に来たときのもう一カ所のレンゲショウマは分からず帰りに再度探すことに。尾根上から平坦な道を行き、少し下って北軽井沢分岐の道標。これより先は笹が茂る斜面をしばらく大きなジグザグ。そして次の広葉樹、木の根の広い尾根は目印の赤布を見つけながら、今日一番のキツイ登り。わらび平キャンプ場の分岐・南峰に着いて安堵。笹に覆われて足元がえぐれている道を少し登って頂上に到着。目の前の浅間山は曇って全貌見えず、山頂部に咲く花を眺めつつ昼食。往路を戻る帰り道でもう一度探したもののレンゲショウマは登山口そばに咲く2輪のみ。それでも今年は見れないと思っていたので良しとするか。この山を今度来るときのアクセス路は上信越道松井田妙義ICから地蔵峠を越えるルートを検討してみよう。そして期日あらため今月末の山小屋予約した木曽駒ケ岳の星空を期待したい。2024年9月6日(金)晴れ時々曇り/(二度上峠手前1.5㎞の道路沿いの駐車場に3台目、WCあり)P 09:05~登山口1340m 09:10~09:45北軽井沢分岐1430m 09:50~10:40わらび平分岐1680m ~10:55浅間隠山1757m (昼)11:15~11:30わらび平分岐~12:10北軽井沢分岐12:15~13:45登山口(レンゲショウマ撮影)13:00~13:05 P

    

    

    

    

    

 


考えながら読み、読み終えても『もうじきたべられるぼく』

2024年09月03日 | 読書

生まれ育った牧場の母牛に会いに行くところ始まる小さな物語。まもなく食べられてしまうボクは最後にひと目だけの思いで列車に乗る。流れゆく車窓の景色とともに思い出すのは優しかった母のこと、広々とした牧場で過ごした楽しい日々、そして食牛としての自分のうんめい(運命)をも。牧場に着いてからのシーンの数々は想像を超えて何とも言えない。文章が無く、絵だけで発せられる言葉を想像するクライマックスの数ページ。それぞれに価値がある生命(いのち)の大切さ、そのことを静かに訴える絵本。流し読みすればわずか2・3分で読みきってしまうが、その何倍もかけて深読みし、本を閉じても考えさせられた。巻末の作者紹介にあるメッセージにも共感、子どもだけでなく多くの大人にも読んでほしいと思う。