山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

山形Q 練習日誌88-vol.1(中島記)

2023-05-28 23:59:59 | 練習日誌

 いよいよ、第88回に向けての練習開始。

 今回のプログラムはモーツァルトのオペラ「後宮からの誘拐」のフルート四重奏版。ゲストはお馴染み、山響フルートの小松崎恭子さんです。他にはボッケリーニ「小弦楽三重奏曲」の5番。
 
 さて「後宮からの〜」は、山響でも、ほとんど序曲ぐらいしか演奏したことがない。理由はおそらく、難しいから。初演を聴いたオーストリア皇帝が「音符が多すぎる」と言ったら、モーツァルトが「これでちょうど良いのです、陛下」と言い返したというエピソードが有名です。オーケストラはもちろん、歌手にとっても難しい曲なのは確かです。
 
 ということで、弦3人での初合わせ。
 
 今回も、モーツァルトとほぼ同時代のヴェントによる編曲ですが、やはり音が多い。重音も多い。なかなか大変です。
 
 加えて、曲がまだ頭に入っていない。まずは要勉強です。
 
 私も、このオペラはよくわかっていなかったので、日本語字幕があるDVDを買いました。
 
 一文で言えば、海賊に襲われてトルコの王様の後宮に売り飛ばされた恋人を救出する話ですね。
 
 なので、「誘拐」と言うよりは「奪還」だと思います。
 
 ストーリーなどについては、またの機会に。
 
 チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
  ただいま6箇所
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山形弦楽四重奏団23周年。

2023-05-01 23:59:59 | 演奏活動

 5月になりました。山形弦楽四重奏団は、まる23年を過ごしました。たかが活動開始から積み上げられた時間はありますが、もう23年かぁ〜なのか、まだ23年なのか自分たちでは分かりません。これからも頑張って活動継続してゆきます。あらためて御礼申し上げます。

  昨年の記事

 山形弦楽四重奏団22周年。 - 山形弦楽四重奏団 ブログ

 昨年5月から1年間で演奏した曲目をあげておきます。

・L.ボッケリーニ 小弦楽三重奏曲 変ホ長調 Op.47-4 G.110
・L.ボッケリーニ 小弦楽三重奏曲 ヘ長調 Op.47-6 G.112

・L.v.ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4
・L.v.ベートーヴェン 弦楽三重奏曲第4番 ハ短調 Op.9-3

・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.33-3「鳥」
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ニ長調 Op.64-5「ひばり」
・F.J.ハイドン 弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.76-2「五度」

・W.A.モーツァルト 弦楽四重奏曲第19番 ハ長調 K.465「不協和音」
・W.A.モーツァルト オーボエ五重奏曲 ハ短調 K.406
・W.A.モーツァルト クラリネット五重奏曲 イ長調 K.581
・W.A.モーツァルト 歌劇「魔笛」(J.ヴェント編曲によるフルート四重奏版)

・F.シューベルト 弦楽三重奏曲第2番 変ロ長調 D581(Zweite Fassung)

髙田三郎 「山形民謡によるバラード」から幻想曲

・J.フィアラ  オーボエ四重奏曲 変ロ長調

F.クロンマー フルート四重奏曲 ト長調 Op.92

J.B.ヴァンハル オーボエ四重奏曲 変ロ長調 Op.7-2

・幸松肇 弦楽四重奏のための日本民謡より「さんさ時雨」「南部牛追い歌」「会津磐梯山」「おてもやん」「ソーラン節」「最上川舟唄」

         他

**アンコール等の楽章抜粋曲は割愛させていただきました。今年も定期演奏会以外も含めてゲストの方々(小松﨑恭子、鈴木芽玖、柴田裕太、本田有里恵、河村佳奈、堀越瑞生豊田泰子、田中知子の各氏)に助けられて、活動を継続できました。特に河村さんとは、6回の共演があり大いに刺激を受けることが出来ました。定期演奏会に毎回のように会場に足を運んでくださるお客様方や広告を入れてくださる企業の皆様、関わる全ての方々に感謝を申し上げます。来年度に向けてますます精力的に活動を継続して参ります。引き続き応援よろしくお願いします。

コメント (2)
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