山形弦楽四重奏団 ブログ

演奏会のお知らせ・日々の活動など

出羽コミュニティーセンター地域文化祭〜ミニコンサート終了。

2020-10-24 23:59:59 | 演奏活動

 山形Qで、よく使用させていただいている出羽コミュニティーセンター〜昔は出羽公民館でしたね〜の地域文化祭の中で演奏してきました。

 例年の文化祭では、駐車場がいっぱいになるほどに、出店が出るのですが、このコロナ下において今年は出店が無く、地域の小学生の太鼓だったり、劇だったり、踊りなどを発表する発表会のような形で文化祭が行われました。

 その中の余興!??のような形で例年ですと演奏するのですが、今年は、その発表会の催しの一つとして約1時間のミニコンサートとして演奏しました。

 毎年楽しみにしてくれている方々も多いので、だんだん(練習に使用させているというご縁を感じても)地域にも密着しているような活動に思えてきます。

 弦楽四重奏団なのに、現在メンバーが一人かけて弦楽三重奏の形で演奏活動を続けていますが、昨年度より何度も山形響団員の小松﨑恭子さんには助けてもらっています。

 フルートなら音域も広くヴァイオリンの楽譜でも吹くことが出来ますし、何よりW.A.モーツァルトのフルート四重奏曲という名曲が4曲もありますので、弦楽器との相性も良いのです。

 何度やっても難しいモーツァルトですが、本番をやるほどに面白さにも気づいてくる名曲です。

 そして、今回も演奏会を立ち上げてくれた関係者の皆様、会場で楽しんで聴いて下さったかたがたに多大な感謝を申し上げます。

 (倉田記)

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山形Q 練習日誌78-vol.1(倉田記)

2020-10-23 23:59:59 | 練習日誌

 山形Qの活動再開しました。

 最近の活動サイクルでは、定期演奏会後1ヶ月くらい、団としてのリハーサルは行わないで、次の演奏会に向かっての個人練習の時間に充ててきましたが、芸術の秋と言うことで、ありがたいことに演奏会の予定が何本か入ったので、10/12定期演奏会終了後からの早いリスタートとなりました。

 本日のリハーサルは、第78回定期演奏会のプログラム練習では無くて、普段使用させていただいているコミュニティーセンターの地域文化祭での演奏のためのリハーサルです。

 山形響の小松﨑恭子さんと一緒に、W.A.モーツァルトのフルート四重奏曲など50分くらいのミニコンサートを明日行います。

 1月22日(金)の第78回定期演奏会まで、各メンバーはたくさんの曲を抱えてしまいました。初めて演奏する曲も数曲あるので、計画的に一つずつクリアしてゆかないと、後で焦りそうです。時間を見つけて、個人練習をお互い頑張りましょう!!

 本日は、普段使用している練習場所では無かったので、茂木氏が念入りにコロナ対策〜掃除頑張っていました。お疲れさま!

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山形Q 第77回定期終了(中島記)

2020-10-13 23:56:31 | 演奏活動

 開演前のプレトークに、ステージ前に出て、安心しました。今回はチケットがあまり売れていない印象だったのです。

…先日も前々日も山響の演奏会があったし、月曜日だし、プログラムは地味だし、まあ仕方がないか。

 でも、密じゃないからよしとするか!

 と覚悟を決めて出て行ったのですが、思いの外、予想をはるかに超えた数のお客さんを見て、「ああ…メンバーの手売り枚数にかかわらず、定着してくれているお客さんがこんなにいるのか」と、じんわりと感動しました。

 さて、いかがだったでしょうか?曲が終わった時に、山響グッズの「ブラヴォー・タオル」「ブラヴォー手拭い」を掲げてくださっているお客様がいて嬉しくなりました。

 やはり、こうして実際にお客様を目の前にして、一緒に音楽を楽しめるというのは、貴重な贅沢な時間なのだということをあらためて感じます。

 プログラム的にも、二重奏・三重奏・五重奏と広がってゆく構成が好評だったように感じます。

 演奏会後の「打ち上げ」は、きちんと自粛。大人しく家に帰りました。

「えっ…山弦の本番の後なのに、晩ご飯、家で食べるの⁉︎」

と、家族にも違和感を与えながらも、品行方正。今の時代、演奏会がきちんと開催できて、そこに以前どおりのお客さんを呼べるというだけで、有難いことなのですから。多少の「新しい生活様式」は受け入れないといけない。

 さて、次回は1月22日。金曜日です。ゲストには山響のクラリネット川上氏を迎えて、またバラエティ豊かに聴いていただきます。二重奏企画は私とヴィオラ倉田氏でマルティヌー。まだ、どんな曲なのか私も知りませんが、良い演奏会になるように頑張ります。

 本当にありがとうございました!

 次回の第78回定期演奏会(1/22)までは、ヴィオラの倉田が、ブログ担当になります。

 

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明日は、山形弦楽四重奏団 第77回定期演奏会

2020-10-11 23:59:59 | 演奏活動

 平日の夜ですが、明日山形市文翔館議場ホールで、山形Q 第77回定期演奏会があります。

 以下のお願いがあります。

感染対策のため

 ・ご来場された全ての方について、受付にてお名前とご連絡先のご記入をお願い致します。
 ・受付にて検温を実施致します(非接触型の体温計をこちらで用意致します)。
 ・自由席となっていますが、最初に席をお決め頂いた後のお座席のご移動はご遠慮ください。
 ・ご来場の際にはマスクをご着用ください。
 ・ご入場の折には十分な手指の消毒や手洗いを行っていただきます様お願い申し上げます。
 ・当日体調がすぐれない場合には、ご来場を見合わせていただきます様お願い申し上げます。
 ・ご不明な点がございましたらチラシに記載の連絡先までお問い合わせください。

**当日は整備のため、暖房が入りません。寒いようでしたら上着をご用意下さい。

 それでは、会場でお待ちしています!!

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山形Q 練習日誌77-vol.10(中島記・最終)

2020-10-05 22:08:15 | 練習日誌

 ちょうど本番の1週間前ですが、リハーサルもついに最終回。明日からは山響が土曜と日曜が本番の「県民芸術祭」のため忙しいのです。

 今回も、きっちりと10回。オネゲル・ベートーヴェン・モーツァルトと共に過ごしました。
 
 いつも思う事ですが、リハーサルが始まってから本番までというのは、その音楽と寝食を共にするような感覚があります。初めは「面倒な曲だな」と思っても、共に過ごすうちにその良いところが見つかったりする。また、たとえ、良いところが見つからず、ずっと「自分に合わないな」と思っても、3ヶ月過ごす間に愛着が湧くこともある。逆もあります。
 
 今回の曲は、どれも好きな曲です。
 
 気まぐれなオネゲル、相変わらず荘重なベートーヴェン、いつになく深刻なモーツァルト。どれも、愛おしいような気がします。
 
 モーツァルトは以前、弦楽五重奏でも演奏した曲ですが、こうして、オーボエの若き俊才の柴田氏を加えてもう一度作り直してみると、前には見えなかった良さに気づきます。
 
 オネゲルはチェロの茂木氏と、あらためてサシで向き合ってみる良い機会になりました。思えば、山形Qのメンバーとは年中一緒にいますが、じつは日頃、ゆっくり食事したりすることもない。二重奏企画も、珍しい「サシ」でのぶつかり合いで、新鮮でした。
 
 しかしベートーヴェン。この三人は「着つつ慣れにし」といった感じで、良くも悪くも「幾星霜」。大した会話はなくとも(仲は良いですよ)、甘えも気遣いも、諦めも愛着も、もはやマクシマムなのだなと、しみじみ感じます。山形Qも、もう20周年ですから。
 
 12日のコンサートでは、単純に名曲の良さを味わっていただきたいのですが、山形Qの年輪と、新しい試みなども、併せて感じて頂ければさらに嬉しく思います。
 
 ちなみに、会場の文翔館の都合で、当日は暖房が入りません。もし、肌寒い気候でしたら、上着を忘れずにお持ちになって下さい。
 
 それでは当日。皆様にお会いできることを楽しみにお待ちしています。
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山形Q 練習日誌77-vol.9(中島記)

2020-10-03 21:00:00 | 練習日誌

 いよいよ終盤。今回の定期のためのリハーサルも、次が最終回。つまり、今日は「ラス前」です。

 ちなみに「ラス前」とは、麻雀用語でして、最終局のひとつ前であり、勝敗が確定してしまう前の大きな「勝負どころ」のことです。…完全に不要な知識を披露いたしました。

 ということとで、ゲストのオーボエ柴田氏を入れてのモーツァルト五重奏から。

 山響の演奏をご存知の方ならわかると思いますが、柴田氏の音はとにかく豊かです。彼が入団して感じたことは「オーボエってこんなに音が大きんだ」ということ。

 バランスの取り方、そして音楽の向きに、神経をつかわないといけません。力むことなしに「大きな音楽」をしないといけない。

 そしてベートーヴェン。音を並べるだけでも難しい曲です。しかし私たちももう、お互いを知り尽くしているので、それぞれが難しいところに、気遣いが行き届きすぎてしまうのが、最近のよくないところかもしれません。若い頃より「勢い」がなくなるのはある程度仕方ないことですが、最近、予定調和を狙いすぎかな、とも思います。気を遣って言葉を選んでいるつもりでも、付き合いが長いので、真意が伝わりすぎてしまう。かえって難しいところでもありますね。たったひと言に過剰反応をしてしまったりする。…何も言わない方がベターだったかな、という時もあったり。難しい。

 最後にオネゲル。込み入った二重奏なので、とにかく「譜めくり」をするところがない。コピーを重ねて、さらに譜面台を2台使ったりしてみても、なかなか難しい。

 練習の帰りに大きな文具屋に行って、特大のスケッチブックを買いました。…うまくいくと良いのですが。

 …さてリハーサルも、残すはあと一回。頑張ります。

チラシを貼らせていただいたり、置かせてもらう活動をしています。  
   ただいま24箇所

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山形弦楽四重奏団20周年。

2020-10-02 23:59:59 | 演奏活動

 10/1は、山形Qの誕生日。恒例の記事を書きます。

昨年の記事

山形弦楽四重奏団19周年。 - 山形弦楽四重奏団 ブログ

 この1年で演奏した曲目をあげておきます。

・L.v.ベートーヴェン 弦楽三重奏曲第2番 ト長調 Op.9-1
・L.v.ベートーヴェン 弦楽三重奏曲第3番 ニ長調 Op.9-2

・B.H.クルッセル クラリネット四重奏曲第1番 変ホ長調 Op.2-1

・P.ヒンデミット ヴィオラとチェロのための二重奏曲

・R.ケルターボーン 叙情的室内音楽〜クラリネット・ヴァイオリン・ヴィオラの為の〜

・F.クーラウ フルート五重奏曲第1番 ニ長調 Op.51-1

・W.A.モーツァルト フルート四重奏曲第1番 ニ長調 K.285
・W.A.モーツァルト フルート四重奏曲第3番 ハ長調 K.Anh.171(285b)
・W.A.モーツァルト(偽作?)6つの前奏曲(序奏)とフーガ K.404a
              より第3番 ヘ長調

・F.シューベルト 弦楽三重奏曲 変ロ長調 D.471
・F.シューベルト ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667「鱒」

・幸松肇 「最上川舟唄」の主題による幻想曲(フルート四重奏版)

               他

**アンコール等の楽章抜粋曲は割愛させていただきました。この1年は、4月の第75回定期演奏会が実質中止に追い込まれたり、自粛期間があったために、演奏会の数が増やせずに曲数も例年より少なめでした。1年間を3人で活動しました。今まで演奏してこなかった編成曲にチャレンジする事や活動に協力してくれるゲストを入れての楽曲の演奏を楽しんでいます。

 21年目は、第77回定期演奏会で始まります。W.A.モーツァルトのオーボエ五重奏曲 ハ短調 K.406をメインで行います。いずれ弦楽四重奏団に戻そうと思いますが、次のメンバーを入れるまで今の体制で頑張ってゆきます。応援よろしくお願いします。

 

 

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