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20年、40年、60年

2016-12-03 22:57:48 | 日記
ハタチから還暦までの40年間、菓子らしい菓子を食べなかった。どこかからいただいた虎屋の羊羹があっても、手が伸びなかった。20年前に脳梗塞になって3週間入院した。何日目かに長女からハーゲンダッツのアイスクリームの差し入れがあった。それ以前も夏になると冷菓(かき氷など)は時々食べていた。かき氷は歌詞に非ずというが、例外だった。ハーゲンダッツは美味だった。それがひとつのポイントになる。脳梗塞の治療が終わって、タバコをやめた。塩味のスープは1日1回にした。ラーメンのスープは残すようになった。酒量も減った。その代わりに菓子を食べるようになった。昼食のときに甘いものをもらうのが習慣になった。今日のことで言えば、大福1個とチョコビスケット3枚である。

コレステロール、血液サラサラ、高血圧、痛み止め、あれこれの薬を20年間のみ続けている。その薬を受け入れる胃腸薬もあるし、下剤も睡眠薬も常用している。医師たちも脳梗塞の再発だけは避けるべく努力してくださっているのが、話しぶりでわかる。私の身体は、クスリで保っているのだろうかと考えることがある。

ハタチから現在まで60年間、アルコールを呑み続けている。依存症、アル中にならなかったのは、20年前に大病をしたからだと思う。そこで酒量がガタンと落ちた。病気によって別の病気になることを避けられた。変な言い方だが、たぶんそうだと思っている。鮭はホドホドに適量を…という天下の決まり文句がある。 ナルホドと思う。ここ数年はウィスキーの水割りを2杯呑むと眠くなるようになった。ベッドに行きたくなる。1日が終わったと思う。ホドホドな1日だったと思いながら、寝室に向かう。