XMMのHAMライフ

宮崎県西都市西都原

第1回 沖縄・奄美移動

2016-07-28 | 移動アーカイブス

2012年3月26日より第1回沖縄・奄美の移動を行う。
今回の移動も、JH5AVM 日下さんが前年に沖縄・奄美を移動されそれに影響を受けて今回の移動となった。
説明は、写真下となります。

今から乗り込みです。12時過ぎに到着、出港は夕方です。
A-ライン「あけぼの」「波之上」、マリックライン「クイーンコーラル8」「クイーンコーラルプラス」。
2社4隻で毎日交互に運航、つまり同じ船は4日に1度しか乗れないことになる。


3/27  沖縄県本部町 7MHz=264 3.5MHz=90   計354局
17:00本部港に入港。事前に調べていたが急ぎポイントに向かう。
本部町の陸上競技場サイドでQRVする、初日急いでいて肝心な移動写真忘れる。


3/28 今帰仁村  7MHz=384 3.5MHz=88   計472局
今帰仁村運動公園 夕日がきれいであった。
日中にプールがあったので入浴代わりに泳いでシャワーする。 
沖縄、離島は本土のように浴場が少なく苦労する。


3/29 国頭村  7MHz=493 3.5MHz=110   計603局
駐車場は右手奥の砂の駐車場に駐車。許可を得るとき受付の若いお姉さんが宮崎へは国体で
行ったと話してくれた。上司へ積極的に掛け合ってくれた。


3/30 大宜味村  7MHz=408 3.5MHz=107   計515局
あまり広くない。今回は1日1ポイント。午後から翌朝まででその間に次のポイントへ
移動したり買い物したり、入浴したりする。


3/31 東村 7MHz=389 3.5MHz=101 21MHz=80  計570局
東村役場の上につつじ公園がある。
公園内の食堂で食事すると、沖縄そばに焼き肉モヤシなどたっぷり入ったそばで、胡椒もたっぷりで大変うまかった。
シャワーはお願いして最上部にあるキャンプ場のシャワーを使用させていただく。¥100-



4/1 宜野座村 7MHz=310 3.5MHz=102 21MHz=121  計533局
インターネットで場所探ししたところ、トラの石像があった。始め分からなかったが
現地に来て阪神タイガースの沖縄キャンプ場である事が分かった。
折しもこの時期、北朝鮮がミサイル発射の予告をしており、警戒厳重であった。
ANTなどこのままの状態で寝ていたら、深夜2時起こされた。
沖縄県警のパトロールで、外に出され身体検査、車内検査と厳重だった。


4/2 金武町 7MHz=360 3.5MHz=91 21MHz=66  計571局
金武町は前年に JH5AVM 日下さんが来て夜中にMPに検問を受けたので慎重に場所を選んだ。日下さんの捕まった場所は金武漁港のすぐそばである。
日下さんが漁港内なら大丈夫と言うので漁協長に尋ねたところ、そんなもの屁のツッパリ
にもならないと言う事であった。
国道から離れた奥まった所を見つけた、金武スタジアムで最近海兵隊のヘリポートで返還されたらしい。
まだ建設中であった。韓国のプロ野球がキャンプベースにしているようだ。


4/4 うるま市  7MHz=389 3.5MHz=105 21MHz=151  計645局
休憩日を取りリフレッシュして具志川運動公園でQRVする。QRTの時、当局より少し先輩のご夫婦が引き返して来て弁当とお茶を差し入れてくれた。
理由は、終戦間際に沖縄は米軍上陸に備えて学童を本土に疎開させた。
いわゆる学童疎開である。沖縄から近い九州にと話しがまとまった。
この時
九州では宮崎県が一番先に受け入れをしてくれ、その時の恩義を代々語り継ぐように言われていたらしい。
当局の宮崎ナンバーを見て、見ず知らずの方が差し入れてくれたのであった。


4/5 北中城村  7MHz=437 3.5MHz=55 21MHz=80  計572局
沖縄県総合運動公園内のオートキャンプ場。沖縄市との境である。
シャワーは運動公園内のシャワーを利用した。
一般の駐車場の方が立木が邪魔せず張り
やすい。



4/6 中城村 7MHz=373 3.5MHz=85 21MHz=43  計501局
ほんの僅かの移動である。吉の浦の運動公園駐車場をお借りする。写真は翌日の日の出である。

4/7 与那原町  7MHz=366 3.5MHz=67 21MHz=125  計558局
西原キララビーチ。 西原、与那原両町にまたがっているビーチ公園。
公園は広大で、西の端は与那原町である。


4/8 西原町  7MHz=213 3.5MHz=107 21MHz=102  計422局
西原キララビーチ東端でQRV。この公園は夜間閉鎖となる。沖縄は至る所夜間閉鎖が常識である。当局など翌日まで居るのでもっけの幸いであるが。
ここでもビーチのシャワーを利用した、まだオープンしておらず水シャワーであった。南国沖縄と言えどもまだ水は冷たかった。



4/9 南城市  MHz=345 3.5MHz=29 21MHz=69  計443局
R-137新里坂を上ると、この場所である。「新里坂」は地名で坂の登り口であった。
この地をお借りする前に、温泉施設が近くにあり、行った所が改修中であり系列のこのユインチホテルで安く入れた。
ここも許可を頂いたが「峠」ポイントに近い場所でQRV


郵政省系のホテルのようだ、ここへは3回入浴した。現在は入り口に素晴らしいスパが出来てこちらは宿泊客だけしか利用できないそうである。
因みにスパはホテル料金の倍位らしい。


4/10 八重瀬町  7MHz=352 3.5MHz=24 21MHz=94  計470局
ここへ来る前に東風平運動公園を当たったが、夜間は出来ないと言う。
数か月前に事件があったようだ。方々探したが良い場所がなく、予ねて探していたこの場所にした。
設営中にここの管理者が来た。誰の許可を得たのか、ここで良し悪しを決めるのは俺だと言い出す。怒り方が尋常でなかった。
百台以上停まる駐車場では地元の方が5~6台止めてゲートボールをやってるだけである。
こちらも頭にきたが、何とか自制して頼み込む。
営業回りの休憩でそばに止めていた若い方が、見るに見かねたのか沖縄のお菓子をくれた。端から見ていてもその理不尽さが分かったのであろう。
QRVしたものの電源トラブルに見舞われる。探したが原因わからず。
最後に発発の電源プラグを見てみたらここが緩んでいた。初めからここから見ておけば良かった。
移動にアクシデントはつきものです。


4/11 南風原町  7MHz=332 3.5MHz=52 21MHz=133  計517局
一度下見して、コインランドリーで洗濯して戻ってくる。
ここの管理者は学生のバイトだったが物分かりが良かった。
設営場所はこの写真の反対側でやや傾斜があり設営しにくかった。
この辺りも旧陸軍病院あとらしい。


4/12 糸満市  7MHz=327 3.5MHz=69   計369局
この近くのプールで泳いだり少し休息する。また近くにクロネコがあったので郵便パックに詰め込み4箱自宅に郵送する。
敷地の広い道の駅である。


4/13 豊見城市  7MHz=328 3.5MHz=75 21MHz=9  計412局
許可を頂いたので、隅のほうにフルサイズ張る。
沖縄上陸以来ずっとこれで通す。
時々地元のOMさんXYLさん差し入れをしてくれる。


4/14 北谷町  7MHz=328 3.5MHz=70   計348局
北谷漁港。このポイントも日下さんが教えてくれたポイントである。
管理棟に誰も居ず無許可でQRV  入り口に門があるが一晩中開いていた。

4/15 北谷町  7MHz=18 21MHz=100  計118局
この頃から急に7MHzが騒々しくなる。湯煙アワードができたようだ。
当局、何もわからず。何も準備していなかった。
近くに北谷恵み温泉があるというので行く。イオンモールの隣であった。
陸上競技場の駐車場でやっていたが後にクレームが来てやめる。
右手の建物がイオン、お湯はこの先にある。のち入浴する、スパで色々楽しめるが、お風呂に入りさえすれば良いものにとっては¥1300はちと高い。


4/16  7MHz=174   計174局 
地元OMのお声がかかり早々に切り上げて向かう。OMの近くで一献傾けた。
道の駅のスタンプは沢山ついていたので翌日戻ってQRVしても良かったが、気分が乗らず
次のポイントに移動する。屋上からは米軍嘉手納基地が展望できる。


4/17 読谷村  7MHz=304 3.5MHz=43 21MHz=105  計452局
道の駅には素敵な女性のインフォメーション係がいた。
道の駅の駐車場は、地元の人の不法駐車で良い所が空くのを待って設営した。
地元OMの差し入れがあり、翌日自宅へお邪魔する。


4/18 恩納村  7MHz=293 3.5MHz=72 21MHz=37  計452局
恩納村漁港。ここも日下さんに教えたもらったポイント。周囲は村の行政施設が集まっている。この先はビーチである。


そのビーチから、恩納村の有名なホテルがみえる。



4/19 名護市  7MHz=258 3.5MHz=70 21MHz=121  計449局
とうとう沖縄を1周してきた。ここの道の駅が沖縄では最後のポイントとなる。
しかし、旅はまだ続く。


4/20 与論町 
沖縄本部から乗ったこのフェリーは「波の上」。この秋に韓国に売却。
大勢の高校生が犠牲になった「セウォール号」である。
数十年間か十数年間、日本では太平洋の荒海でも事故なく航行運用したのだから、韓国会社がいかにずさんだったかが分かる。

 

4/20 与論町  7MHz=280 3.5MHz=51 21MHz=130  計461局
与論港の裏側のビーチサイドでQRV。離島には必ず表と裏に港がある。
夕方、地元OMが来てくれて自宅に案内される。シャワーを頂き酒盛りが弾んだ。
泊まれと言われるが、翌朝無線があるので夜中に車まで送っていただく。
翌日は、QRT後島を案内して頂く。


4/21 和泊町  7MHz=349 3.5MHz=43 21MHz=13  計405局
笠石公園の駐車場。沖永良部マラソン大会のスタート場。



沖永良部「日本一のガジュマル」小学校校庭にあった。ほかにも近辺の名所を探索する。


4/22 知名町  7MHz=394 3.5MHz=83 21MHz=214  計691局
町役場より先のフローラル公園。今回の移動で最高の記録である。


4/23 徳之島町  7MHz=298 3.5MHz=74  計372局
フェリーが夕方16:30に着くため21MHzは出来ず。
この場所も予め探していた。フェリーから降りると地元局が港で待っていたようだが、当局は全く分からなかった。
運動公園で場所決めしていたら、追いかけてきてアイボール、ここへ案内される。
高い台地になっていてロケが良い。


4/24 伊仙町  7MHz=307 3.5MHz=82 21MHz=49  計438局
伊仙町役場の近くにお風呂があり入浴後に来た。一時期日本一長寿の方もおられて記念碑等が残っている。今では100歳過ぎてもあまり騒がなくなった。
ここも高台でロケが良い。伊仙町運動公園。

4/25 天城町  7MHz=356 3.5MHz=90 21MHz=80  計526局
伊仙町の田舎のコインランドリーで洗濯する。
日下さんに聞いていたので、戦艦大和の碑がある場所や、千畳敷の海岸など見て回る。
日下さんは千畳敷の海岸でQRVしたが、当局は空港近くのG&Gにお願いして駐車場をお借りする。
ここでも水シャワーであった。口をぐっと噛みしめ気合を入れて水をかぶる。


4/26 徳之島町  7MHz=287 3.5MHz=45 21MHz=80  計412局
なぜまた徳之島町かと言うと、天城町平土野港(へどの)より奄美大島、瀬戸内町の古仁屋港(こにや)に渡るためである。不定期のため週によって変更になる。
平土野港より一番近いこのポイントでQRVした。
徳之島町は一度やっており、本土で400局はなかなか出
来るものではない。


平土野港。 設備が良いのか、船長の腕が良いのかエンジン音がすると滑るように入港。
さっと接岸する。 沖縄まで行かないいわゆる”裏航路”である。 きかい3000t


フェリー待ち時間の間に名所を参索した。「いんのじょうぶた」と読むそうである。


4/27 瀬戸内町  7MHz=287 3.5MHz=45 21MHz=80  計412局
奄美大島、瀬戸内町体育館。前に山が迫りロケは良くない。しかし程々はとれた。
ここでも警察の夜間パトロールに引っかかる。この加計呂麻島との狭い水道に台風などの時、外国船が良く避難するそうである。本土では考えられない状況が良く分かる。
検問は早い時間だったので良かった。


4/28 奄美市  7MHz=350 3.5MHz=13 21MHz=100  計463局
瀬戸内町と奄美市間は峠越えの難所である。現在はトンネル開通し楽々で走行できる。
マングローブ原生林がありカヌー体験も出来る。QRV点は道の駅の入り口。

 

4/29 宇検村  7MHz=313 3.5MHz=0 21MHz=97  計410局
少し国道を瀬戸内町側に引き返し、今度は右に曲がり宇検村に向かう。発発の燃料が心細くなった。休日にも関わらず開けてくれた。
感謝の意味でMobileにも給油する。
ここでは3.5MHzの端子部分が断線し、夜間大雨で修理は断念、翌日修理する。
アクシデントなければもっと行けていた。


4/30 大和村  7MHz=293 3.5MHz=70 21MHz=24  計387局
宇検村から大和村の道路は昨夜の大雨で赤土の土砂が流れ出ていた。
来るときに宇検村の体育館で温水シャワーをお借りした。
このすぐ裏に地域福祉センターの「やけうちの湯」があるが15:00からしか開かない。

 

5/1 竜郷町  7MHz=275 3.5MHz=94 21MHz=2  計371局
この場所は地元のOM局に教わった。東京からの定年里帰り組である。これ以降行く度にお邪魔している。
この赤尾木湾は、隕石湾だそうだ。地図で見ると隕石の落下の様子が分かる。
ここでも良く降った。今年は梅雨が早いようである。


5/2 奄美市笠利町  7MHz=55局
従弟の息子がここから嫁をもて親戚ができたで尋ねた。大歓迎であった。
奄美は、初代朝潮の出身地である、相撲が盛んな土地柄である、至る所に土俵がある。


5/3 竜郷町  7MHz=10 21MHz=92  計102局
時間待ちで奄美市名瀬港に近い所でQRVする。船は20:30頃なのでかなり時間がある。
竜郷町役場前の港の岸壁。 消防署そばに福祉センターの湯がある。


名瀬港。
ジーゼル機関の音が聞こえると闇の中から、突然スウ~と入ってくる。
名瀬港は、下りも上りも夜なので写真がこれしかない。下りが05:00 上りが20:30である。


5/4 朝、錦江湾に入る、開聞岳の姿はきれいだ。ここまで帰ってくるとホッとする。
今回はロングランで3/27沖縄上陸、5/4鹿児島帰着。 実働日数39日間 38ポイント
でした。


7MHz     10995局
3.5MHz  2325局
21MHz     2317局

計      15637局     でした。
たくさんのお声がけを頂き誠に感謝申し上げます。
追々「アーカイブス」として、今後も発表して参ります。


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2 コメント

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JS6 (tth)
2016-07-31 11:19:08
運用場所が駐車場など下地がきちんとした所が多いですが、これは蛇対策の結果?それとも市街化されているから?でしょうか。
2012というと当局もまだ移動運用をぼちぼち始めた頃ですので、当時のログ見たりしてブログを見ながら回顧しています。
有難う御座います (Ben)
2016-07-31 18:43:46
コメント頂き有難う御座います。
沖縄の局でしょうか?
運用場所は、当局の10mH フルサイズに拘る為に事前運用場所を探していきます。
今回は、JH5AVM 日下さんがこの年の前に行かれて居ましたので色々島情報を聞きました。
当局のオリジナルのポイントもあります。
蛇対策もありますが、なんと言ってもフルサイズを張る場所がまず一番です。
沖縄・奄美ではずっとこのスタイルで通しました。
最近はお手軽な運用が多いのですが、日本の端からですとなかなか満足いくサービスが出来ません。
その局によって考え方がありますので一概には言えません。
この時が第1回目で、昨年春第2回目の奄美・沖縄を移動しました。
この他にも、日本全国回っていますので追々発表して行く予定です。
また、ご感想などお聞かせ下さい。

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