WITH白蛇

憂生’s/白蛇 セカンドハウス

心霊・・6

2015年10月10日 | 創作NOTE

以前に、2,3度、魂(心霊)を手の上に乗せたという事を少し。

 

彼女の場合。

ひどく、反抗的な子供のように感じていた。

なにかに、おびえているという感じで

それで、構えている。

なにか、あったのではないかと思ってるときに

どこまで、本当かわからないことだけど

暴行された・・・ような、口ぶりがあった。

つっぱって、本心を語るまいとする口ぶりでありながら、

理屈でかなわないとみえて、

ぽろぽろ、ぼろがでてくる。

当時、流行っていたものの言い方になるとおもう。

ネット界のなかでの、風潮に対する批判でもあったのだろう。

ー人の死を扱って、物を書くーと、いうことの裏側に

あまりにも、不謹慎であり、

その記事で自分のブログに集客しようという根性やら

面白半分・あるいは、興味本位で、簡単に書く。

と、いう事への批判的物言いだとおもわれた。

その口調というか、通説で、こちらをへこませてやろうとしたのだろう。

憂生自体は、親父が高齢のときの子供のため

すでに、親父はなくなっていて

そこらへんの話はいくつかある。

たとえば、じっさいにかいたことだけど、

死者に対して、町内会の人があつまってくれて

通夜をともにしてくれる人が何人もいたり、

近所のおばちゃんは、

親父にずだ袋をぬってくれて

ーとうちゃん、火葬場の人は金属いれちゃいけんいうけど

渡し賃がなかったら、困るやろから、いれといちゃるなー

ーめがねもないと、あかんなあー

ー入れ歯もいれといちゃるさけ、たべるにこまらんやろー

そんなふうに、生きているかのように話しかけてくれて

憂生の気持ちもずいぶん、やすらいだ。

それだから、気楽に死をかいていないと反論できるわけではないが・・・。

それでも、なにか、答えたと思う。

そういう通説のやりこめをもってきて、つきくずそうという

あんちょくな反抗心と言って、いいかと思う。

そうするうちに、べつの情報がはいった。

神戸地震に遭遇しているらしいと・・・。

人を恐れているようにみえたのもそのせいかもしれないし

一生懸命、信じれる人をさがしていながら

怖がるように、みえたのは、

やはり、なにかあったのだろう。

それで、あれだけ、反抗的だったから

こないかもしれないと思いながら

魂を呼んでみたら、来た。

そのようすは、白と薄墨のマーブル。

墨流しのような感じだが、

黒いところは少なかった。

黒のもうひとつの意味合いに

死とか停滞とかがある。

気持ちの上で、閉ざされている状態で

暗澹としている、孤独な状態におもえた。

それで、手の中で暖めたのだけど

今度は帰ろうとしない。

寂しくて、暖かなものにうえていたのだろう。

その後、

木質系の薄茶色なイメージにかわり

奇妙に

素直になっていた。

 

まだまだ、多感な時期で、

親身?になってもらえるとわかると

逆に依存するかのように

なってきたため、

申し訳ないけど、縁をきった。

 

が、これも、また、

精神・感情が、心霊に表れていると思える。

 

 



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