てんとう虫の歳時記 2

主に狭山丘陵の野鳥、昆虫、植物などを写真を中心に綴ります。

モンスズメバチ  ---> ホンシュウキオビホオナガスズメバチの女王

2017年08月11日 16時16分48秒 | 日記

 

 

遠笠山で見たモンスズメバチ。巣材を集めていたようだった。

モンスズメバチは里山の蜂だと思っていたが、標高1000mぐらいのところでも活動している。

全体に黒っぽくて寸詰まり、がっしりしているように見える。

 

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この記事を書いて間もなく、いつもの中学生昆虫博士からメールを頂いた。

「遠笠山で撮影されたという「モンスズメバチ」は、「ホンシュウキオビホオナガスズメバチ」ではないでしょうか?
山地性の種なので、近所では見られない種です。」

とある。

びっくりしたり喜んだりした。

間違っていたのはまずいが新しい種を撮影したのは大成功だ。

強風の中、山に登った甲斐があったというものだ。

早速調べてみるとホンシュウキオビホオナガスズメバチの女王に間違いないようだ。

こちらを参照してほしい。

改めてよく見るとモンスズメバチは胸背部が真っ黒なのに対してこのハチには黄色い紋がある。

モンスズメバチにある赤い紋がない

K君、いつもありがとう。

彼はこの夏休みに、このホンシュウキオビホオナガスズメバチに擬態しているという、ヨコジマナガハナアブを採集したという。

いやはや、いつもながらすごい。

 

 

170811

 


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