我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

金色の蛇

2009年11月25日 | 日記

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 ペガサスとは、Wikipedia にてはペーガソスと謂うのだそうな。ペガサス(Pegasus)は英語読みで、こう呼び習わすは、これも戦後米軍統治のなごりか。電子百科ではこれを、ペーガソス(ギリシア語 : Πήγασος, ラテン語 : Pēgasus)と掲げておる。英語を排して、ギリシャ語を採るとは愉快なり。

 ペガサスお~っと違った、ペーガソスは天翔る駿馬にして、遂にはベレロポーンを振り落とし、天に昇り星座になった。哀れなるは、ベレロポーン 。キマイラ(Χίμαιρα, Chimaira)なる化け物を退治した勇将なれども、身に合わぬ欲をもちて神の怒りに触れた。神々の棲まわせる天上までも天馬を駆り駈け上がらんとした。其れで神の怒りに触れてあえなく墜落、落命もしくはカタワになったと謂う。キャラメルならば舐めて、しゃぶって退治もなるが、獅子の頭と山羊の胴、尻尾は蛇とあるから、たてがみ振り乱し怖い顔で、どんな断崖絶壁もかろがろと跳び渡る脚を持ち、邪悪なこと蛇の如し。テュポーンとエキドナの娘とあるを見れば、雌である。これを首尾よく鉛の鎗で退治した。顎に打ち込まれた鉛が、自らの吐く炎で溶けて、鉛害にやられてしまった。その後引き立てられて、増長しついには神話の世界を失職してしまう。

 

 ヘロドトスは紀元前5世紀のギリシャの歴史家。彼の記録によればアテナイ王パンディオン2世の子 リュコス (リュクス) の名に由来する地名が、リュキア であり、キマイラの住む邦である。巻頭の地図の下の位置にある。この地は古代ギリシャの物語にたびたび登場するらしい。統一国家ではなく、都市国家の連合体のようなもの。京都の都人からすれば、丹波篠山狸の里か。狸は鉄砲で撃たれて喰われるのが定め。

 

   

 コリントスの人 ベレロポーン (Bellerophon, 希:Βελλεροφῶν)は本当の名ではなく、謂わば渾名のようなもの。ヒッポノオスが正しく、誤って兄弟のベレロスを殺したため、ベレロス殺しの意味をもつ、ベレロポーンと呼ばれた。

 ペイレーネの泉とはコリントスにあり、河の神アーソーポスが造ったもの。コリントスはペロポネソス半島とギリシャ本土を結ぶイスモトス地峡にあり、交通の要衝である。

 コリント式はギリシャの柱の形式で有名、頭頂部にアーカンサスの葉があしらってある。
そのコリントスのペイレーネの尽きぬ泉に、喉を潤すペーガソス。それを旨いこと、弟ベレロス殺しのベレロポーンが捕まえた。彼の馬はアンドロメダ姫を救出した際に、ペルセウスの乗っていた天馬で空を飛ぶ。鯨の怪獣をメドゥサの首の魔力で石に変え姫をギリシャに連れ帰り、夫婦となりてめでたしめでたし。自由の身にしてやったものが、もう一仕事と相成った。

                       

 

 

 このペーガソスは、我が郷風に解析すれば、剰余資本 つまり金融資本のことか。此処と思えば亦あちら、ツバメのような素早さで、今日は上海あすはムンバイ。現代のベレロポーンはゼニにあかせて、世界を股にかける、金の化身のアナクロニズムで本名は金融資本主義のこと。我が郷での渾名は 「 湯田金 」 亦の名を湯田菌という。枯葉として舞い散った、余剰金の温床に菌糸を伸ばし、黄金の枯葉を土に還すを神よりの命となす腐葉菌のことである。                                                

 
     
       Andromeda
         1638

         by  Peter Paul Rubens                                   

 

 実体経済のアンドロメダならぬ、勤労者と円満結婚で事業が円滑なれば御用済み。これ日本経済の20年前のこと。尽きぬ金貨の湧く泉に繋がれる。是当時の日本銀行、輪転機ですったニセ金、真券のドルを日本国の邦貨へと替える。是で雨ちゃん、黄金の井戸水飲み放題。其所へ、兄弟殺しの金融資本のシオニズム。兄弟殺しがやって来た。ゼニさえあれば何でも叶う、その色気と妖艶さでは、敵うものない化膿姉妹。おっと違った美人叶姉妹。で駄洒落はお仕舞い。国際連合は連合軍そこに集まる紳士・淑女も金には弱い。金色の蛇が蠢く、おぞまじき蛇頭取り出せば、おのおの方、石になる。これが所謂国際金融改革。これをかざせば、日米政府関係者それから提灯マスコミ、行政官も石になった。

 黄金の国ジパングでは、バブルに飽いてペーガソスは、ペイいら~ネの泉に繋いでおいた。其処へ兄弟殺し、マルクス殺しの世界金融シオンのご登場。貧富の落差が多いほど、ペーガソスの羽根に受ける風は強くなる。浮力が増すというもの。ゴルゴンの頭は既におのれの革袋の裡にあり。FRB が別名で、これをかざせば誰でも石になる。対策は直接は見てはならぬ。帳簿の上から見ればよい、手に獲ってみては罰が当たる、石になる。自民党も黄金ならぬ、鉛の鏃を顎に撃ち込まれた。喋る度、怪気炎を発する度に鉛害は身を蝕んだ。

 我が鳩山総理大臣も革袋を持って御座る。なれど小さな革袋。でてきた蛇は、カワイイもので、一匹一千万のちょろちょろ蛇。鳩山御殿のペットにもなれずに、官憲に突き回されている。是を大局には無関心の子供らが囃し立てる。遊んでる。そのようなことでは、竜宮城へは行けぬぞな。

 


 

   以下は参照記事です。 

 
 
 
 
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 Hippocrene
 
 
 Hippocrene

From Wikipedia, the free encyclopedia

This article is about the fountain. For the asteroid, see 5085 Hippocrene. For the publisher, see Hippocrene Books.

In Greek mythology, Hippocrene (Ἱπποκρήνη) was the name of a fountain on Mt. Helicon. It was sacred to the Muses and was formed by the hooves of Pegasus. Its name literally translates to 'Horse's Fountain' [1] and the water was supposed to bring forth poetic inspiration when imbibed. [2]

John Keats refers to Hippocrene in his poem Ode to a Nightingale.[3]

 

O for a beaker full of the warm South
Full of the true, the blushful Hippocrene,
With beaded bubbles winking at the brim,
And purple-stained mouth;
That I might drink, and leave the world unseen,
And with thee fade away into the forest dim:

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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