剰余資本と余剰資本
基本的にはどちらも同じ。衒学的に言えば同然差異はある。
余剰資本とは、レーニンの 「 帝國主義論 」 などに出てくる概念=用語
"剰余資本" とは新しい概念で、
余剰資本の自己増殖性に焦点を当てたもの言いである。
エピソード的には、
株価の上昇に言寄せて、実物以上に企業の総資本を評価すれば
其処には、膨大な 「 剰余資本 」 が生まれる等と使用する。
剰余資本は実経済への不当な支配力を行使する。株式市場に於いては、怪物的な能力を遺憾なく発揮する。実力以上の評価を受けられれば、その集金力は目を見張るべきものがある。
28日の我が郷記事へのコメントが久々にありました。誠に嬉しくも有り難いことです。ヤマト氏の言説のとおりです。国家権力に取り憑いた「剰余資本」は己の金権病の毒素を様々な機関に廻します。小生も多くを実感したことですが、教育機関であるはずの大学や文科省はまるで異界の生物に乗っ取られたかの観があります。市橋容疑者は医師になれなかったとありますが、その私立の医科大にも入れぬ低学力が、何故国立の大学に入れるのか不思議でなりません。まさか嘗ての大分県教育委員会の事件と同類のことが行われているのでしょうか。
ユダヤ金融はワイマール・独逸に於いてまさに天文学的な破廉恥を行って、経済と歴史の教科書に虫ピンで止められました。
今度は別の手を打って来ています。インフレがダメなら、デフレがあるさ。誠に単純な発想。今度は少し、国家経済からの泥棒には手間がかかります。政府からの泥棒は国債の発行。そして経済からの泥棒は、債権とりわけ株式の細工で行います。前にも書いたことがありますが、特定の企業の株式を高騰させて、乗っ取り劇を演じるのでした。すんなりいく場合はFRBの輪転機で刷り上げたドルを行使します。日本の放送局乗っ取りで使った手は、日本政府関連の金融機構から円の融資を巻き上げる方法を行使しました。ドルを円に変えたわけです。
昨年のリーマンショックでは、沈没駆逐艦からお宝を運び出し、タックスヘブン島へ隠しました。経理上はサブプライム破綻の損金と計上して誤魔化します。その盗んだ分以上のカネが、政府資金注入として穴埋めされました。ちょうどアメリカがブッシュからオバマへと政権交代の時期でした。これで経理上はバランスがとれました。しかし、確認しておかねばならぬことがあります。ほとんどの米穀銀行はアメリカ国が大株主なり、出資者となりました。これで目出度く米国は自由経済を放擲したこととなりました。社会主義経済国へと大変身です。これがユダヤの金融のグローバリズムの終着駅だったのです。
先ずは過度な企業間競争を煽って、利益率の減少を引き起こす。次に「合理化」(カッコ付きゴウリカ)で系列化を謀る。この辺がリストライズムの時期でした。その目的は潰れたら国家経済に大打撃の状況にまで、寡占を進めるためでした。そして国際競争を煽って経営破綻にまで追い込む。イギリスの場合はこれで英国の伝統産業の自動車会社を売り払いました。アメリカも似たようなもの。ガラクタ・バルクセールで巨利を抜き、あとは国家資金注入で尻ぬぐい。リストラの過程で利を抜かれれば、その企業は骨粗鬆症となります。其処へ経済危機のハンマーがぶち当たれば、複雑骨折。あとは切り売りされるだけ。
アメリカではいざ知らず、堀江・村上逮捕のあとでは、その手は桑名のハマグリなのだろうが、次の一手は何であろうか。
如何に自民党政権であっても、安倍、福田そして麻生政権は、そんなユダヤにはつれなくせざるを得なかった。安倍ちゃんは、戦後支配体制の変更を言い出す始末だし、排出権取引の福田は色気があったが、食えなかった。そして麻生のイニシアチブは、G20で湯田屋の看板を色あせさせた。
何を勘違いしたか、買弁マスコミは鳩山民主に風を送った。これで小舟ばかりの自民党艦隊は翻弄されてほとんどが沈没。宇宙人の鳩山政権はなんだかな~で、なんだか骨がある。小骨ばかりではなく、気骨もある風情ではある。そこで今度は買弁マスコミ、間諜検察のとざい とお~ざい。ご登場でござ~い。
それでも鳩山政権の支持率は、60%を超えている。「恵まれた家庭に育った」政治家はアクがなくて、食いつきやすい。自民は差し歯で歯が立たぬ。
結構毛だらけ猫灰だらけ、尻の周りはクソだらけってねぇ。タコはイボイボ、ニワトリゃハタチ、イモ虫ゃ十九で嫁に行くときた。黒い黒いは何見て分かる。色が黒くて貰い手なけりゃ、山のカラスは後家ばかり。ねぇ。色が黒くて食いつきたいが、あたしゃ入れ歯で歯が立たないよときやがった。どう?まかった数字がこれだけ。どう?一声千円といきたいな。おい、ダメか?おら8百、6百、ようし、腹切ったつもりで5百両、と。持ってけ。…」
(寅さんの映画の台詞のご紹介です)
虚数の経済学 掛けても マイナス (実体経済からの資金の収奪、金融いかさま博打で巻き上げる。上品に言えば、余剰資本の実体経済からの回収。無能な経営者から、経営支配力である 「 余剰資本 」 を取り上げる。) これが狡猾な世界規模の金融に集束されて 『 剰余資本 』 に変身する。 (つまり金融取引制度の確立で、ふくらし粉的なフレームアップの倫理的規範を衒学的に獲得すれば、余剰資本はあら不思議、自己増殖の羽根が生える。それで余剰の漢字、前後が入れ替わって前後不覚なんちゃって、剰余資本とはなれり。) 国家余剰資本の市場を求めての争奪戦が、ついには、世界大戦を惹起した。レーニンは英、露の対立と日露戦争に乗じてロシア革命を成功させた。その指針となったのが、『 帝國主義論 』 である。
ここいらで、一息入れて、美術鑑賞でも
これからは価格競争の時代。
世界金融の寡占により 一層の統制力の強化ができて、自動車や情報産業は、寡占・独占の 鑑札もらって土場通
株式市場のイルミネーションに、幻惑されているのがアメリカ経済なのだろう。
為替市場の自由化により、アメリカドルの基軸通貨は幻想で、統合力のある日本や独逸の経済に負ける。
アメリカの政治経済は病気にかかっている
それも酷い神経症、統合失調症
幻想に囚われている。
戦争中毒
実需要を増やすには、財政出動では、限界があり
かえって、経済の奇形化を促進させてしまう
デフレの原因は、剰余資本の部分集積にある
つまり、金融経済の中にだけ集積するために
実体経済のコストへと流れてゆかないため
実体経済の、コストへの溢れ出しを促進するには
新しい形の 「 財政出動 」 に焦点を当てるべきだ。
子供手当てのようなものは、若い夫婦への扶助であり
これは需要を喚起する効率が高い
また、エコポイント制なども同様
自動車買い換え補助金も同様
これ以降の書き込みは、メモに様なものです。
支那に経済援助してエライめにあった。
インドだって、地理的には離れているが、経済はグローバルで、是と緊密な関係になれば、日本経済が喰われて空洞化する。それは、ブラジルなどとも同じ事が謂えてしまう。日本が国際的な同調者を得るには、人工的に中小の国と緊密に交わればよい。つまり、国連での票は、何処も一票。
だが、家電や自動車の買い換えは、公務員や大企業の人間に
あまり良い政策ではない
若い夫婦や、新規就労者に手厚く配れるような政策が、実需を伸ばす
昔なら、軍隊がこの役を担っていた
「友愛の船」は名前がソフトすぎて、クリームのように溶けてしまいそう。
アメリカのゴロツキ軍隊=テロリストの力が及ばないところへでも
海外復興援助隊を出せばよい。
支那への経済協力で懲りたように
大国にはあまり協力しない方が良い
人口が日本の30%未満つまり3から4,000万程度までの国に援助すべきである。
インドや支那は競争相手というか、軍事的には脅威である
支那は既に現実のものとなっている、南海諸島における露骨な武力覇権主義はその端的な現れである。
インドに於いてもそのような危惧がある。インドネシアも日本国の人口の倍近い国民を有している。
フィリピンは9,000万弱
カンボジアは1,340万
タイが 6,300万
ミャンマーが5,322万人
ラオスが 580万
ベトナム約8,616万人
マレーシア 2,657万人
是等の国とは、航路の安全通行を領海外に限って、共同で行えばよい。
オーストラリアは2,063万人
ニュージーランドが432万人
バングラデシュ 1億4,450万人
日清・日露の時代は、大英帝国の遠い友として厚遇されたが
今は、米英剰余資本主義は、国際資本主義の時代で、最大のライバルである。日米安保はピンの蓋でそのうちに抜け飛ぶ。
その前に、F15の機体の一部が抜け飛んだ。
日本の本命は、物作り
最大の関心事は健康である。
WHOの医療科学は東洋には馴染まない。