我が郷は足日木の垂水のほとり

文化芸術から政治経済まで、貧しくなった日本人の紐帯を再構築したいものです

クロノスに喰われる 民主政治

2010年01月19日 | 政治

 

 

 

     
 
 
 
ハデス(ハーデースHādēs)はクロノスの子供で、ギリシア神話では冥府の神とされる。
またハデスとは場所の概念でもあり、新約聖書にはたびたび登場する。人が死ねば最期の審判が下って、天国か地獄かの行き先が決まるが、それまでの待合のようなもので、中間の状態を意味している。旧約聖書のシェオルは、よみ(黄泉)のことであり、墓を意味した。
ハーデースはゼウスの兄である。ガイアとウーラノスの「生まれた子に権力を奪われる」との予言を信じた、父クロノスに食べられてしまう。
 

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 我が子を食らうサトゥルヌス
 
 ガイアとウーラノスの 「産まれた子に権力を奪われる」 という予言を信じた クロノス は我が子を呑み込んでしまう。このウラノス(Ouranos、Uranos)の子にして、ゼウス の父であるクロノス(Κρόνος, Kronos)と、時間の神クロノス(Χρόνος, Khronos) は別の神とされている。時間神クロノスは中世に発案され、発音の類似性から混同されていると、別けて書かれている。
 

 次々と我が子を食べられてしまう事を悲しんだ母の計らいで、最期の子ゼウスは父に食べられずに済んだ。長じて、そのゼウスは、塩と辛子の入った蜂蜜を父・クロノスに飲ませて、次々と兄弟達を吐き出させることに成功する。
その後兄弟は、籤引(くじび)きでそれぞれの支配する領域を定めた。ゼウスは天空、ポセイドン が海、そしてハデスは冥府の王となった。
 エーリュシオン(エリュシオン、 Elysium, Elysion)とは、ギリシア神話の死後の楽園のこと。英雄達の魂の終の棲家である。ここを統治するものが、ハデス・冥府の王である。
エリートの語源はエーリュシオンにあり、神に愛される英雄で、己のことは顧みず、死を恐れない自己犠牲の持ち主のこと。
 
 
 
1月17日に行われた、ウクライナの大統領選挙では、野党の地域党党首・ヤヌコビッチ前首相(59才)とティモシェンコ首相(49才)二人での決選投票が、来月2月7日に行われる。ヤヌコビッチ氏はロシア寄りで知られた人物で、ユーシェンコ前大統領の不人気により、支持を急激に増大させてきた。ティモシェンコ氏は美貌でならした政治家だが、美人薄命で美しさは飽きられやすい。政治は実利と希望をもたらすのが誰かとの、民衆の判断に大きく左右される。彼女もその時代の波に合わせるかのように、政策を大きく変化させてきた。この事が却って、不信を招いたとも言える。只、西側の援護射撃は強力なので其れが功を奏するかどうか。
オレンジ革命で、ユーシェンコ氏が大統領になり、ウクライナは米英寄りの政治に大きく舵を切った。日本に於ける、小泉=竹中構造改革と同じ、いや、それ以上に彼の国の経済は、自由市場主義となった。これは表面だけで実は、怪しげな暴力団まがいの、諜報組織が跳梁跋扈する国家に堕落してしまった。最近では、様々なルートでの兵器の横流しが指摘されている。経済は財閥が壟断し、しかもそれぞれの財閥はおのおのの政治家と結託して、バラバラな運営となり、ウクライナ経済は世界同時金融危機とも相まって、相当な打撃を被ってしまった。プーチンの天然ガス等の値上げ攻勢にあい、安い民間供給を維持する為に差額の負担で財政は逼迫してしまった。西ヨーロッパ諸国は、とばっちりを受けたエネルギー騒動の事もあり、ユーシェンコのウクライナを厄介視するようになった。それもこれも、ヤクザCIAと詐欺師の雨金融と連携したが故の腐敗と堕落。
 
最近の日本の対ドル為替は、円安に大きくぶれていたが、やっと戻しつつある。小沢、重点要望 暫定税率見送り、子ども手当所得制限など>と12月17日に報道されている。この辺りから大幅に円が下げ始まった。民主党の政権マニフェストは日本国の円の力を増大させる政策であった。小沢氏の横車政策は、前の自民と同じ、円安にぶれる。菅直人の円安容認発言は、威張ったご挨拶ではあったが、それはそれ、経済音痴の空騒ぎと見なされたのか、すぐに収束した。やはりアメポチ、シナポチのマスコミがよいしょするだけのことはある、小沢の御大のこと。その一挙手一投足で為替が動くのか。 The Wall Street Journal, Japan Online Editionの<幹事長辞任重ねて否定=参院選に影響の可能性>の記事を見て見れば、どうも日米太平洋貿易利権の立場からすれば、小沢氏の去就は、とても気になるらしい。日本と支那の経済が順調に進めば、支那経済に関わるアメリカ金融も活況を呈して、米国金融経済も回復する。それには、円安でドル高ならば、日本からの余剰資本のアメリカへの流れもスムーズになる。自由民主党が野に降りた今となっては、湯田菌にしてみれば、民主で頼れる存在は小沢しかいない。彼は隠れアメポチで、公然卑猥なシナポチである。ならば、シナポチ、アメポチ混成軍のマスコミのポチポチが持ち持ち上げぬワケがない。
 
日米の対等な関係とは、口にするはたやすいが、その現実的な処方箋を示した御仁は、あまり聞いたことがない。アジアの平和の船とは随分と、引いたもの言いで、国際外交の世界では、愛されることはあっても、尊敬されることはまず無いであろう。交渉とは自分の旗色を鮮明にすることが先決。極東海軍やその他の兵力を維持することが、アメリカの財政にどれ程の負担なのかを知れば、『西太平洋に於いては、日本国は経済力に見合った、応分の安全保障の負担は当然。』ぐらいのことは、言わねばならない。へたれの由起夫氏にしてみれば、九条死守で安保ただ乗り、井戸端会議のおばちゃんが怖くて、自主防衛は言えないのか。社民党も政権の一翼を自認するならば、安全保障の論議は大いにあるべき。みんな悩んで大きくなるもの。このまでは、小学一年生どころか、保育園生へと退行するばかり。
 
経済に於ける対等とは、解りやすい指標で言えば、金利の自由設定が、政府の独自な判断で出来るかどうか。日本国内産業の、資金が不足している現状は、国内金利が低いが故に、資金流出が止まらない所為である。株式などの金融債権・相場至上主義は博打金融であり、是への傾斜が、経済混乱の元凶である。これを払拭するには、日本独自の金融・経済政策の確立が待たれる。しかし、でっきるかな~。でっきネエだろ~なア~。ブリジストンの財務諸表を見れば、首枷、手枷の足枷で、雁字搦め。
 
素朴に世界経済構造改革を信じてしまう、脳天気な民主党の諸先生方には、無理な相談なのだろう。私の友達の友達が、CIAにいるが、それがアルカイダ。等と言える柔軟で、惛いジャングルで、モルフォ蝶の羽根を射貫くような、眼力が無ければ、無理な相談なのでしょう。
      
 
 
 
    
 
 
 
良い宇宙人もいれば、悪い宇宙人もいる。宇宙人は何を考えているのか解らないから宇宙人なのであって、日本国の総理大臣ならば、明確な日本語を話さねばならない。
橋本から小泉時代の経済の、低迷と混乱は、日米間の金利差が招いたもの。日銀に経済・金融を任せれば、無責任で日本経済は更なる、暗闇の淵に沈むこととなる。白川日銀総裁と同席した中川元金融担当相の顛末を見れば、日本の黙示録は地獄の淵を垣間見せている。民主憔悴、自民に故中川氏夫人待望論 その中川昭一氏を先の衆院選で破って当選したのが、石川知裕衆議院議員で今は逮捕拘留されて、容疑者の身分となってしまっている。因果は巡るもの。
 
高金利にすれば、実体産業経済の支払利息負荷が重くなる。これは、湯田菌が日本金融に掛けたトラップである。これから逃れるには。亀井大臣が主導しているように、政治が力を添えねば出来ない。良い宇宙人も悪い宇宙人も、宇宙人は宇宙に返すしかない。日本国は日本人が住む場所で、我が国の総理は日本人でなければならない。
 

  お時間に余裕のある方は、日本の先端技術のお話しです。読んで見て下さい。
  http://www.jst.go.jp/kisoken/seika/zensen/08matsui/index.html
 『世界一美しい「モルフォ蝶」の色を人工的に再現(基礎研究最前線)』
 

 
   
    以下は参照記事です。 
 
 
      記事総覧
  全ての記事の、索引です。  
 
 
 
 テーマごとに、まとめて一覧に。要約文が付いてます。   
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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