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クロノス

2008-11-15 | 神仏や 神話の人物

 

 


クロノス

古典ギリシア語: Κρόνος, Kronos
ギリシア神話の大地および農耕の神である。


 時間の神クロノス (Χρόνος, Khronos) と発音が近い(英語では同音)ため、混同されることがあるが、別の神である。古典ギリシア語においては κ は無気音 [k] で、χ は有気音 [kʰ] であり、若干異なる。これらの発音はしばしば混同され、当のギリシア人やローマ人も混同することがあった。

 


ギリシア神話

 ヘーシオドスの 『 神統記 』 によればウーラノスとガイアの息子でティーターンの末弟。レアーの夫であり、ハーデース、ポセイドーン、ゼウスおよびヘーラー、ヘスティアー、デーメーテールの父でもある。またピリュラーとの間にはケイローンをもうけた。

 父であるウーラノスの性器を、刃が魔法の金属・アダマスでできた鎌で切り取って追放するが、自身も父親と同様ギガースたちをガイアの胎内に押し込めていたためガイアの怒りを買い、後に息子であるゼウスに討たれた。彼は父同様、子にその権力を奪われるという予言を受けたため、子供が生まれるたびに飲み込んでしまったという。最後に生まれたゼウスだけは、母のレアーが偽って石をクロノスに食わせたために助かった。クレタ島で密かに育てられたゼウスはクロノスに兄弟たちを吐き出させ、かれらと力をあわせてクロノスらティーターン神族を倒した。

 


 ローマ神話

 黄金時代に地上を統べた王、農耕神とする伝承もあり、収穫祭で盛大に祀られた。このことから、ローマ神話における農耕神サートゥルヌス (英語読みでサターン) と同一視される。


ゴヤ  我が子を食らうサトゥルヌス 』 - 連作「黒い絵」の1つ
(サートゥルヌスはローマ神話の農耕神であるが、ギリシャ神話のクロノスの逸話と混同されているのだろうか。新古典主義の巨匠、アングルの "黄金時代" に至福の時代の農業神として、サートゥルヌスが描かれている。)


(wikipedia より抄出して画像を添付、若干の編集を わたしの里でくわえた。)

 

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