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昔、八紘一宇と言う言葉がさかんに使われた時代があった。今はこのような言葉を使うものはウヨクと言われてしまいそうだ。戦後の教育では戦前の国家の行った事はすべて『悪』とのレッテルを貼り付けるのが、『民主教育』であった。字義からすれば「天下は一つの家」であるから、『軍国・非民主主義』と言うことには当たらない。国際連盟で明らかにされた日本国の民族差別撤廃の主張『ねずきちの ひとりごと(公正な世界を目指して戦った日本)』は、まさに民主主義の極致であった。いまはその理念に異を唱えるものは皆無に近い。
現在世界の中で白人至上主義者の思想は変節して、判りにくい衣装でこの平等主義の色の中に溶け込まんとしている。構造改革主義である。様々な既成の利権構造を排して自由な世界を実現しようとするのが論趣ではある。しかし本態は国際金融資本の侵略に対する障壁を、被侵略国内部の外患誘致者に除去させるための、宣伝文句である。
堀江・村上の軍資金を用意した者は、リーマンなどの外資(ユダ金の先兵)であった。原資を上品に言えば、基軸通貨ドルのシニョリッジであり、有り体に謂えばFRBの輪転機で加熱して煙が出るほど、刷り散らかしたのである。本来通貨は経済の産物と深い相関関係にある。端的な表現が『金』との兌換である。ニクソンは1971年8月15日ドルと金との兌換の停止を宣言した。平たく謂えば、デフォルト宣言である。しかし経済人を基として、人々はこの真の意味を理解する能力が無かった。同時期にとられたニクソンの政策は”中華人民共和国”共産支那との国交開始つまり通商の始まりであった。
泥棒・追い剥ぎが「共産党」を名乗ってはいるが、実体は 毛沢東万歳。略奪万々歳 で解いた如く略奪徒党の群れであるので、我が郷では「狂惨頭」とは呼び習わしている通称である。中国とも呼ばぬ。世界の中心、文化の精華などとはほど遠い圧政者の国家はチュウゴクと仮の名で呼ぶべし。これでは長いので、本来の呼称「支那」が適切である。
こんどは、東アジア共同体構想である。
「中韓を知りすぎた男」氏は<岡田外相は底抜けだ!>と書いている。何が底抜けかというと、日本の教科書と韓国それにチュウゴクの教科書と同じものにナゾなってたまるかと言っておられる。
日本がアジアを侵略したという認識はとりあえず共有されているワケだが、まずもってこの事が気に入らない。我が郷の面々も気に入らないが、ぐずぐずの豆腐の角の外務大臣の言葉であるから相手の事を斟酌してそのようなもの言いになるであろう。日本は朝鮮を併合した。当時の歴史からすればありふれたことであった。アメリカなんぞは北米大陸の西端まで征服したが、それでも足りずに、ハワイを併呑した。おおざっぱに言えば朝鮮併合はこれと似たようなもの。元寇の脅威は歴史の彼方に過ぎ去ったが、明治の御代にはロシアの脅威が迫るものとの認識が勝っていた。半島には潰え逝く清に事大する李朝があったが、その中身はロシアに蚕食されていたとは当時の日本の判断であった。
しかるに現在は第二次世界大戦からすでに半世紀以上の時が経過して、過去の常識は現在の非常識となっている。その最たるものが、民族国家の不可侵である。いかにアメリカが非道であろうとも、イラクやアフガンを武力で制圧し既存政権を転覆せしめても、併呑することはもちろんのこと、統治権を奪って植民地にすることも叶わない。これら民族自決の大原則の規範を領導したのは紛れもなく、帝國日本であった。満州帝國は植民地ではなく、確かに関東軍などの強力な後ろ盾はあったにせよ、独立国であった。満州国を統治するのは清朝の末の満州皇帝である。皇帝溥儀の訪日http://www.geocities.co.jp/WallStreet/2687/gosinei/40.htmlに当たっての歓迎式典を想起すればそのことは明白である。
日本が侵略したのでもなく、略奪したものでもないことは、歴史を詳らかに検証すれば明白なる事実が立ち現れてくる。ところが、岡田外相は村山談話を踏襲して『言葉より行動』と言ったとされる。その言葉は詳らかではないが、結果は『東アジア共同体』なのであろう。まさか『八紘一宇』や『大東亜共栄圏』とも謂えまい。結果は似たようなもの。まさか日本国が支那や韓国に倣って、共和制に移行などとは、だれも言い出すことは出来ぬ。ならば国体に関しては、共同体は無理である。通貨の統一が目途ではあろうが、ならば東アジア中央銀行の創設にまで発展せねばならぬ。米ドルとリンクし極安低賃金と従属した支那の元では話にもなにも与太としか言いようがない。日本の円は鳩山政権が実現してから行きつ戻りつ上昇を続けている。
マハティール氏の話日本の米支配脱却に期待 マレーシア元首相 091008から敷衍(ふえん)すれば、先ずは東アジア金融・為替の安定であろう。先の通貨危機においては氏の働きは獅子奮迅であった。その敵がアメリカ等に屯する国際金融資本を詐称するユダ金である。ならばこそ、その強い影響下にあるオーストラリアとニュージーランドは排除したい。ユダ金の目論見は経済、特に金融・為替の波の乱高下で津波を起こし、実物経済を奪い取り支配下に組み入れること、ではある。かんぽの宿のバルクセールの顛末を想起すれば、彼等の悪意ある意図は明々白々。ユダ金の強い影響の呪縛に囚われている日銀にしてみれば、お公家言葉でお座なりなお仕事ぶりでお茶を濁すのが関の山の枯葉の紅葉。赤穂浪士の討ち入りではないが、亀井大石は今、西川皺首掻き切らんと自刃を迫り、株の公開もお蔵入り。
先の大戦では原子爆弾の都市部への投下と、無差別爆撃に耐えきれずに、帝は終戦の決意をくだされた。すでに半世紀以上の時が流れ、あれ以降核兵器が使用された例はない。臥薪嘗胆の永き屈辱ではあったが、アメリカは経済的にはほぼ瓦解している。道義と倫理に於いては言を俟たない。わざわざ東アジア共同体と銘打っているものに、太平洋の向こう側のアメリカがしゃしゃり出てくるのは、それなりの訳がある。ただの低脳と切り捨ててもよいがそれでは角が立つ。アメリカは日本が怖くてしようがないのである。いつかは仕返しされる。その恐怖がDNAに染み渡っている。故に疑心暗鬼の、パラノイアに陥っている。統合失調故に太平洋のあっちなのに、東アジアの一員なのである。はっきり言えば基地外である。
自民のように、基地外と歩調を合わせて9.11の幻想を共有して『テロとの戦い』と何時までも惚けてもおられない。なれど、敵は『キチガイに刃物』である。殺戮の道具なら無いものはない。小は暗殺用の注射針から、大は第七艦隊までなんでもある。これである。ならば少しばかりは策を弄さずんばなるまい。先ずは「インド洋給油」の継続打ち切りは、腕の力こぶ金髪婆さんに触らせて納得させた。つぎは『大東亜共栄圏』いや間違い『東アジア経済圏』の金融的な安定である。これが鳩山政権4年間で確立しなければならぬ課題。そう何時までも詐欺師でヤクザに付き合っていては人類の発展は望めない。日本やASEANの労働分配率の改善で、圏内消費が増大すればアメリカ市場は重要さを失う。そもそもが、円安、アジア通貨安はアメリカの強いる、経済植民地主義で富(労働の精華)の簒奪であり、その隠蔽である。自民党の改革派は円安主導で買弁であった。真性保守の亀井氏はこのような売国にはいたたまれずに、外に出て遂には、カイカク退治の急先鋒に躍り出てきた。
小泉の残党や売国官僚の代理人が自民党にうろうろしていて、往生しないマスコミも基地外米軍頼りに何をたくらむやら。まさか今時「オウム」の焼き直しもあるまいが、用心に超したことはない。
ならば岡田外相の特アへの”色目”(書いていて指が腐りそう……。)ではある。雨ちゃんあんたはもう袖よ。私には腕力と将来性のあるこのキン肉マンが出来たのよ。とやらねば為らなかったのであろう。
支那もやはり相当のヤクザで盗人であるから、保険が必要。なので共通の教科書なのかな~ア。狂惨支那が今のままなら百年経っても教科書は出来ない。朝鮮は癇癪持ちで分裂国家。ここでも共通のテキストなんぞはできっこない。<鳩山政権、「アジア重視外交」を始動 091008>も言っている。『慎重に接近して双方が合意できる案を用意しなければならない』と言うのが関の山。
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【社説】東アジア共同体が絵空事にならないように 091008