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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●方法俳句445・音の物質化10・張替総史1・2019-08-22(木)

2019-08-22 04:56:00 | 方法俳句

●方法俳句445・音の物質化10・張替総史1・2019-08-22(木)
○「音かろく置く新涼の金盥」(張替総史1)
○季語(新涼・初秋)(「俳句界201304」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねのはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「新涼しんりょう」という季語が快く響く。何を洗うための金盥だろうか。水を入れる前の空の金盥を置いた時の、軽い金属音に秋を感じている。

 

●張替総史(はりかえそうし)
○好きな一句「階段に小窓が一つ星月夜」(『堅香子』2013)2
○季語(星月夜・三秋)(→「野火俳句会」より引用)

【Profile】:1929年茨城県坂東市出身。→水原秋櫻子の「馬酔木」に投句。1948年「野火」入会、→篠田悌二郎に師事。1995年野火賞受賞。「野火」同人。

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