俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0113・鏨(たがね)色01・進藤一考・2013-01-23

2013-01-23 00:00:05 | 色彩俳句

●色彩俳句0113・(たがね)色01・進藤一考・2013-01-23


○「冬服やのいろの坂に入る」(進藤一考01)

季語(冬服)

色彩俳句のなかで、おそらくこれっきりの色であろう鏨(たがね)色です。「鏨」とは「鋼鉄製の金属や岩石を加工するための工具の一種(Wikipedia)」ということです。坂の色の新たな発見といえるでしょう。

 

進藤一考(しんどういっこう)(1929~1999)

代表句「馬がゐて卓上の水澄みにけり」02

季語(水澄む・秋)

神奈川県横須賀市生まれ。「河」創刊準備で→角川源義に出会い私淑。「河」創刊同人となる。源義没後の一時期「河」主宰。のち「人」創刊主宰。(「人」は遠藤寛太郎主宰を経て2004年より佐藤麻績氏が継承。)

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