俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。
◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0114・周囲(空間)03・三浦樗良・2013-01-27
○「立臼のぐるりはくらし夕時雨」(三浦樗良01)
季語(時雨・冬)
夕闇のせまるなか時雨が降り出しました。さて、土間のなかには臼が置かれています。その四方にもおもての闇がまとわりつきはじめました。
○三浦樗良(みうらちょら)(1729~1780)
代表句「春の雪風ふきあれて日の暮るる」02
季語(春の雪)
江戸中期の俳人。伊勢志摩鳥羽の生まれ。伊勢山田、のち京都に住む。→与謝蕪村らと親交があり、中興俳壇の一雄となった。