俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●次元俳句0113・片寄り(空間)01・阿部静雄・2013-01-20

2013-01-20 00:00:05 | 次元俳句

●次元俳句0113・片寄り(空間)01・阿部静雄・2013-01-20


○「本堂に婆が片寄る寒さかな」(阿部静雄01)

季語(寒さ・冬)

 明日は大寒。1年中で最も寒いとされる日です。寺の本堂も心底冷え切っています。法要でしょうか。年老いた老婆が数人、あまりの寒さに本堂の隅にかたまっています。

 

阿部静雄(あべしずお)

代表句「ちちははの深寝おそろし雪の底」02

季語(雪・冬)

1935年、新潟県生れ。1957年「花守」に入会。目崎徳衛に師事。1992年「天為」創刊同人。→有馬朗人に師事。1994年第40回角川俳句賞受賞。1995年第8回→村上鬼城賞受賞。2000年第2回俳句朝日賞準賞受賞。

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