日々のつれづれ

日々うららかでありますようにと願ったけれど、平穏な日々は続かない。
穏やかな老後は訪れるか。

あの家に住みたいんだけど

2008-11-19 | 実家に関すること
一昨夜、弟から電話がありました。
「お願いがあるんだけど・・・」と言って話だしたのは居間の天井が落ちそうになって住めなくなった。水道も使えなくなりそう。この冬は越せそうにないので、実家に住まわせてもらいたいということでした。
もう修繕する値のない家だというのはずーっと前からわかっていたことで、次男が就職して出て行ったあとはアパートに暮らすつもりだってのは母がいるころから言っていたはず。
そんなになる前に何故物件を探さなかったのか理解に苦しみます。

母が亡くなった後の経緯から、まさか弟夫婦があの家に暮らしたいというなんて思ってもいませんでした。
(義妹に)もし私たちが住むようになったらきれいに片づけてくださいねって言われたんだよねそう言ったら「ちょっと待ってくれ」と言って義妹に電話を代わりました。

(ちょっと待って。何でここで電話を替わらなきゃならないのよ。面倒な事からは逃げる気かい)

ごめんなさい。お義姉さんがワックスをかけたり窓を拭いたりしてきれいにしているのは知っているのだけど、アパートと自宅とそして実家の3か所の除雪はとても大変なのであの家に住まわせてもらえたらなって私が○○さんに頼んだの。悪く思わないでくださいね。
お義母さんがいる間一緒に暮らさなかったので、せめて少しでも除雪のお手伝いをしたいと思って住める間は近くのこの家に住もうと思っていたものだから。
春になったらきちんと引っ越すつもりなので、それまでで良いんです。
自分たちの荷物は自宅に置いておけるので必要なものだけ持っていくつもりです。
お義母さんの荷物はそのままで、片づけてくれなくても良いですから。洗濯機や冷蔵庫は使わせてもらうことになるけど。

そう言う義妹に
「今年も父を連れてくるつもりなんだよね」と言ったら「そうなんでしょ」の返事だけ。お正月には父を連れ帰っているのは知っていながら、あの家に入りたいとなったら父をどうするかって事は考えなかったみたい。
もしかしたら、あの家に帰れなければ我が家に連れ帰ると思ったのかも。

「私も急なことで心の整理がつかないから一晩考えさせて」と言って電話を切りました。
もうアパートも決めて、明日には支払いをしなければならないと言うのです
そこまで話が進んでいて何故その夜は悶々として眠ることができませんでした。

朝になって義妹から電話が来ました。
あの家は私のものではないのだし、断れないだろう。いつまでも引きずっていないで片付けなさいってことかもしれないというのが私の判断でした。
弟夫婦がいったん入ってしまったら、そのまま住み続けるかもしれないとも思いました。
それならそれで仕方がない。そこまで思い決めたのです。

「母の荷物はそのままで良いと言うんだし、お正月に父を連れて帰ってくれるなら私は別にいいんだけどね。あなたたちが住むっていうならちょうど良い機会だし、父も弟と過ごせたら喜ぶと思うし、良いんじゃない」

お父さんを連れて帰るのは良いんですけど、と言いながら「この夏あんなことがあったでしょ私が見ているとき何かあったらって思うと・・・」

連れて帰るのは良いと言いながら何かあったときに困る、自信がないと、連れ帰りたくない気持ちは明らか。
「どこにいたってある時はあるのよ。そんなことを気にしていたら親を見るなんてできないのだから。何かあっても仕方ないんだから」
(○○さんはお父さんが大好きだからと繰り返し言うので)
「弟は仕事かもしれないけど夜は帰ってくるのだし、一晩大好きな父と過ごすのも良いんじゃないの」と、これは皮肉を込めて言ってみました。
それでもそうですねとは言わない。

お正月には父を連れ帰っているのを知っていながら、自分たちがやる覚悟もなく家に住まわせてくれってそれは無いんじゃない
「いつもお義姉さんがやってくれてるのだから、今年は私たちがやります」くらいの気持ちで申し入れてくるべきじゃないの

昨日の夕方「やっぱりお父さんの事はお義姉さんにお願いします」と言ってきた義妹。「○○さんにもう少し時間ができたときに連れて帰ってきたいのでその時はお願いします」だって
たった一晩のことでも、父を連れ帰るくらいなら家に入るのは諦めようってこと


アパートに車の駐車スペースは無いのか「自宅に車を置くので毎日自宅には行きますから、あの家の除雪も私がしますから」
除雪が大変だから住みたいと言ってきておきながらそれはないでしょ

無理して除雪してくれなくても、業者を探してみるから良いわ。どうしてもダメだったら私が朝、夫と一緒に出て行って除雪するから心配しないで

「お義姉さんが無理して、何かあったら困るから私がやりますから」って何をいまさら
やると言うのだからやらせれば、という考えもあるだろうけれど意地でもあの人たちには頼まない

大山鳴動してネズミの一匹も出やしない。
弟夫婦に振り回された後味の悪い出来事でした。








コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 飲酒運転 | トップ | バカバカしいけど »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いつもながら (ギズモ。)
2008-11-20 10:01:18
うららさん、こんにちわ
そちらは雪ですね
こちらも今日は寒いです・・・

義妹さんて、いつもながら身勝手な方ですね
他人のアタシから見ても・・・

弟さんの家ってそんなに傷んでたんですか?
わざわざアパート借りたのに、なお実家に一時的に住みたいって・・・本当は実家を自分達がほしいんじゃないんですかねえ・・・
お父様の介護には逃げ腰で
悪いけど、下心が見え隠れしてるよう
(ゴメンネ)

返信する
こんにちは (umi)
2008-11-20 11:50:20
私もギズモ。さんと同じように読みましたが。
弟夫婦さんはアパートには取り合えず入るだけでしょう?
自宅なのに傷んでも修繕、修理しないでいたのは
実家が空家になれば入るつもりだからと見えましたが。
雪のせいにしてますが、それは話のきっかけのように思えますが。
お父様が施設から戻る事はないとふんでの話になりますよね。
義妹さんの考え?弟さんはどう思ってるんでしょう?
>「お義姉さんが無理して、何かあったら困るから私がやりますから」って何をいまさら
ホントに今更な感じですね。

今、家に入る話をしたのを後悔してるんじゃないでしょうか?
時期が早かったと。
いずれは入る積もりでしょうが。
兄弟間のこの手の事は面倒で引きずりますよね。
私も見当違いかもしれないから、ゴメンネ。



返信する
雪です、寒いです (うらら)
2008-11-20 16:44:38
ギズモ。さん
umiさん
今朝、夫の出勤時に車に同乗して実家の除雪をしてきました。

弟の家は中古を購入したものです。
なので母が死亡したときに弟たちが住むのが一番良いと考えて勧めたのですが「住む気はない、子供が出て行ったらアパートに住む」と言ったのです。
実家に入るつもりであればその時に入れば良かったのです。
いざアパートを借りなきゃいけない状態になって、費用が惜しくなったのでしょうか?
ブログにも書きましたが、入ったら住み続けるかもしれないけれど、それならそれで仕方がないと思い決めたのですよ。

それにしても一泊ですよ。ずーっとと言うならともかく、たった2日父を連れ帰るのができないってびっくりです

今回の騒動について弟がどう思っているかは分かりません。実家に住まないことについてどのように説明されたのか?
ちゃんと、父を連れ帰る自信がないと言ったのかな?
これだけ騒いで住まないことにしたのだから「騒がせて悪かった」の一言くらいあっても良いものですが、私たちが父を外泊させても夫に一言もない弟ですからね。
腹立ちを通り越して、ただただあきれるしかありません。
返信する
弟は (メイ)
2008-11-20 17:20:44
私にも弟がいるのですが
幼い頃は「姉ちゃん、姉ちゃん」って寄って来てたのに
結婚したとたんよそよそしいんだ
嫁さんの身内の方にはなんだかんだとお手伝いやらしてるみたいだけど
私はやはり姉と言う意識が強いから弟夫婦に甘えたいとは思ってないけど
姉って立場は権限ありそうだけど
嫁いだ身としては
弟にしっかりしてもらいたいなぁ~ と思いますね

しかし、ちゃっかりしてますね~義妹さん
返信する
メイさん (うらら)
2008-11-21 14:51:22
男はお嫁さん次第って、つくづく思います。
父が不穏になって入院し、施設入所は決まったもののそれまで入院はできない。
療養病床に転院して入所まで過ごすという話になったとき、私は一度自宅に戻して入所を待つことを主張し、その代り入所まで実家に泊まりこむことにしました。
父が退院し、私は弟が父の様子を見に顔を出すものと思っていました。
それなのに義妹は「(弟は)ばつが悪くて顔を出せない」と言って、とうとう一度も弟が顔を見せることはなかったのです。
私が義妹の立場なら「そんな訳にはいかないんだから」と顔を出すように強く言いますが。

今まで色々ありましたが、今回ほどあきれたことはありません。
自分たちから「住みたい」と言ってきて、たった一晩、父を連れ帰る自信がないからやっぱりやめますって

>弟にしっかりしてもらいたいなぁ~ と思いますね

もう私にその気持ちはありません。
仏壇すら持たないといった弟夫婦。
出来れば一切関わりたくないのですが、父がいる間はそういうわけにいきませんものね。

返信する

コメントを投稿

実家に関すること」カテゴリの最新記事