うえぽんの「たぬき鍋」

日々のつれづれ、野球ネタ、バカ話など、何でもありの闇鍋的世界?

プロ野球観戦記2006「始球式、磯山さやかだったんだって!?ちょっと見たかったなぁ(爆)」

2006-06-20 17:33:31 | 野球
毎度おなじみ、ドリームスタジアム氏(以下ドリスタ氏)とmigratorybird氏とともに神宮球場へ。今回は野球観戦と、ゴールデンウィーク中に渡米して大リーグ観戦に行っていたドリスタ氏の「おみやげちょうだい会」を兼ねていた。本来はここにk-suke氏も加わる予定が、なぜか当日になって連絡が付かず現地にも来ず。ドリスタ氏はk-suke氏へのおみやげであるワインを一体どうしたものかと頭を抱えていた。

それはさておき。ドリスタ氏の仕事の関係もあって、球場入りは4回途中から。既にヤクルトが、初回の打者一巡の猛攻で4点をリードしていた(4-0)。ヤクルトの先発は小さな左腕エース・石川雅規。一方のロッテもエース・清水直行が先発だが、この日はどうも乱調気味。

4回裏、その清水がまたしてもヤクルト打線につかまった。1死から、1番・青木宣親、2番・アダム・リグスに左右へ連打を許すと、続く3番・岩村明憲は空振りの三振に仕留めるも、4番・アレックス・ラミレスにレフトスタンドへ豪快に運ばれて(13号3ラン)、7-0。内角の、決して甘いコースではなかったのだが、この日の清水はそれだけ球威がなかったということだろう。ラミちゃんチッチキチーを初めて生で見られた(笑)。

さて、ヤクルトの石川は4回まで2四球を与えるもノーヒットの完璧投球。7-0と試合の大勢が早々に決まってしまったからには、こりゃ石川さんにノーヒットノーランでも狙っていただきたいもんだねぇ…なんて話を3人でしていたら、5回表1死、ロッテの6番・マット・フランコの打球はフラフラッとレフトへ。普通なら、浅~い凡フライなのだが、残念なことに、ヤクルトのレフトは横浜の古木といい勝負の守備力のラミレス(古木は最近だいぶマシになりましたが)。追い方からしてまるでダメで、打球はポトーンと落ちて初ヒット。大記録の夢はあっけなくついえ、これで気落ちしたのか、石川はここから別人のようにボコられ始める。続く里崎智也にレフトポール際へ弾丸ライナーをぶち込まれて(7号2ラン)、完封もパー。6回表には3安打を浴びて1失点(7-3)、2死までとったもののとうとう降板。完投までパーになってしまった。おまけに、代わった館山昌平が、先ほどホームランを放った里崎に2点タイムリーツーベースを浴び(7-5)、自責点さらに追加。石川くん、私が球場に着いてからまるでいいとこなし!まさに疫病神うえぽんの面目躍如である(余計なことを…)。

ロッテは5・6回のマウンドを小宮山悟が守った。小宮山といえば、魔球・シェイク(キャッチボールのようなゆるーいフォームで、フォークのような握りから押し出すように投げ、ボールに回転を与えない遅球。球速は約85キロ前後)。点差も開いていることだし、投げるかな~と期待していたのだが、5回は先頭打者が出てしまったため投げられず(ランナーが出ると、シェイクを使うと走り放題になるので投げられない)、6回には味方の猛攻で点差が縮まり、投げられる状況ではなくなってしまった。残念!

ロッテは7回表、最大のチャンスを迎える。先頭打者の8番(代打)・マット・ワトソンが四球、9番(代打)・大松尚逸が死球、無死一・二塁。続く2人が打ち取られるが、ここでヤクルトが館山に代えて送り出したワンポイント左腕の高井雄平が、3番・福浦和也の初球でいきなり頭にぶち当てて(高井、即退場)、二死満塁の大チャンス!バッターは4番・ベニー・アグバヤニだ。
ヤクルトは木田優夫を送り込む。チャンスに強いベニーが一気に試合をひっくり返すか、木田がベテランならではの投球術で凌ぐか…!
木田、投げた!ベニー、打った!打球は力のないショートゴロで勝負あり!

中盤以降、ヤクルトは盗塁死ありーの併殺ありーの拙攻続きで、流れはどちらかというとロッテにあったのだが、もう一押し出来なかったのがロッテにとって致命傷だった。

現在、ヤクルトは五十嵐亮太石井弘寿といったストッパーが揃ってファームにいる。終盤は一体どうするのかと思ったら、何と木田、最後まで投げきってしまった。7-5でヤクルト勝利。
木田はヒーローインタビューで「ロングリリーフになって、スタミナは大丈夫でしたか?」の問いに
「きっと皆さん知らないと思いますけど、一応、アメリカでは先発もやってたんで、大丈夫です!」
と最初は豪語していたが、「最終回は全てのアウトが三振でしたね」との問いには
「さっきはああ(『大丈夫です』と)言いましたけど、ホントはバテバテで、必死で投げました…」
と、お得意のおとぼけトークでファンを笑わせた。

実はこの後の夜7時から、昔の職場の先輩が出ているクラシックのコンサートが狛江であって、試合がもうちょっともつれていたら、間に合ったかどうか。
木田さん、ありがとう(笑)!

※k-suke氏とは後日連絡が付いた。多忙なスケジュールで失念していた模様。ワインは無事届いたそうな(笑)。
※磯山さんの始球式の模様はご本人のブログからどうぞ!(笑)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« あきけんお笑い地獄・レポート編 | トップ | 答えろ!あきけん(大長編バトン) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

野球」カテゴリの最新記事