霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

念仏奉仕団(10:はばきぬぎ)ー 終 ー

2018-04-23 22:28:15 | 思い出すまま
お年寄りの団体旅行でしたが、特に事故も病人も無く帰って来ました。
数日後、先生(ご院主)から写真の区分けを手伝うよう言われお寺に行きました。先生はカメラ好きで、旅行中たくさんのスナップ写真を撮っていました。
すごい量の写真が廊下に置かれていて、これを一週間後の「はばきぬぎ」で渡すため、一人ずつ写っているものを分けるのです。結構時間は掛かりましたが、当日は皆にとても喜ばれ話も盛り上がりました。
はばき(脛巾)とは脚絆の前身で、それを脱ぐということで旅行の慰労会のことですが、何日か一緒に寝泊まりしたことで心から打ち解けて、唯一若造の私も同じ仲間として受け入れてくれました。
ぜひ来年もまた行こうとの声が高まり、先生も実施することを約束されました。念仏奉仕団は一般の旅行とはまた別の趣のある楽しいものです。
先生は一昨年に亡くなられましたが、お寺では今も念仏奉仕団は続いて、今年で53回目を迎えたそうです。

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