Le ton fait la chanson,le ton ne fait pas la chanson.

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吉次(KICHIJI)

2009-04-23 | ●Recette 実験レシピの部屋

  「吉次」?なんだろ。 小さいカサゴみたいな赤い魚、1匹98円を見つけたので、買ってみる。 福島からやってきたらしい。 「きちじ」と読むんですね。 いわゆる、キンキの東北のほうの呼び名らしい。どう料理しようかな、あの白身の味でしょ。。。。

   「吉次くん、マルセイユに旅に出る」

  Le Poisson japonais"Kichiji"voyage à Marseille

    材料:吉次・イカ・キャベツ・長ネギ・福立菜

     小麦粉・塩胡椒・7スパイスブイヨン・日本酒

  Ingrédients: poisson"Kichiji"fariné, calamar,poireau japonais,

           feuilles vertes"Hukutachina",sel,poivre, bouillon 7épices,alcool "Sake"

     ① 吉次の内臓を取り、表面に塩胡椒と、小麦粉をはたく。フライパンでまずは片面を焼く。 もう片面を焼きはじめたら、イカ・キャベツ・長ネギを入れ、日本酒をまわし入れ、蓋をし、蒸す。

  ② 水分が足りない場合は、水を足し、そこに、7スパイスブイヨンを入れ、溶かす。 そのまま再び軽く煮込む。塩胡椒で味をととのえる。

  ③食べ易い大きさに切った福立菜を入れ、再び蓋をし、蒸し状態にし、福立菜に火が通ったらできあがり。

   もちろん、7スパイスブイヨンなどは、日本で持っているお宅はほぼナイとおもいますので、その場合は、生のトマト・ライム(レモン)・コンソメブイヨン少々を組み合わせて代用してください。 イカからの旨味も合わさって、スープにいい味が出ます。

     この、チュニジアで買った、7スパイスブイヨン(bouillon 7épices)は、調理中、ライムのような香りがしました。 スパイスの中にそういうものも入っているのかな。やっぱり、お酒を使わない(使えない)国のスパイスだから、肉や魚の臭みもこのスパイス一つでやわらげることが出来るよう、うまくスパイスが配合されているのかも。

  マルセイユ名物、ブイヤベースをイメージして作ったので、料理名が絵本のタイトルみたいになりました。 さわやかな香りが、地中海の青い海を思わせます。(みたいなかんじで。)  吉次やイカから旨味がたっぷりでています。 煮崩れを防ぐために(&洋風なので)吉次には、小麦粉をはたいてから調理しました。 異国の香りの煮付け、っていうのかな?

 



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