ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「TDR125:千波」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

岩手「桜と雪の回廊」ツー(2日目、最終日)

2021-04-16 23:55:57 | 遠乗り道中記(「千早」編)
 案の定、昨夜も大分冷え込みましたね。しかし、常設テントと備品を使わせてもらったお陰で乗り越えることができました。この場をお借りして、平塚・花巻交流の森キャンプ場の管理人さんには改めてお礼を申し上げます。有り難うございました。因みに、本日も同じキャンプ場を利用する予定です。


<朝のキャンプ場の様子、中央にあるのが常設テントで右奥が管理棟>

 さあ、では改めて八幡平アスピーテラインへ攻め込むとしましょう。


<開通予定時刻の少し前に御在所ゲートへと到着>

 雲量は昨日より少なく、開通するには申し分無い天候に思えます。しかし、その後関係者から伝えられたのは、山頂付近の積雪と路面凍結による本日の冬季通行止め解除の中止でした…(涙)。自然が相手とは言え、遣る瀬無いですね。茨城から来て麓で宿泊した御仁の話によると、昨夜は吹雪いて視界も真っ白、気温も氷点下5~6℃まで下がったとのこと。成る程、見掛けの天気は良いのですが、山頂付近の状況は推して知るべし、ですね。明日帰葉する予定だったため、翌日の再々訪も勿論考えたのですが、明日の天気占いは雨だったので、八幡平アスピーテラインの雪の回廊走行は次の機会へお預けですね。

 既に本日の予定は昨日へ前倒ししているため、またまた白紙になってしまいました。T氏と一緒に地図と睨めっこし、東方にある宮古を目指すことにします。盛岡と宮古を結ぶ国道106号線に並行する高規格道路が今春に開通したことも僥倖でした。

 最初に目指したのは名勝浄土ヶ浜です。浄土ヶ浜ビジターセンターへ愛車を駐め、歩いて移動します。


<館ヶ崎展望台からの眺め、丁度見えた船は宮古港へと帰る漁船でしょうか>

<龍神崎からは宮古港が見渡せました>




<浄土ヶ浜>

 露出した白い岩肌が現世のものとは思えない、まるで極楽浄土のような(いや、見たことはありませんが 汗)えも言われぬ景観を織り成しています。また、下北半島の仏ヶ浦を彷彿とさせますね。生憎なことに曇天なのが残念でなりません。

 続いて向かったのは、一度は訪れてみたかった本州最東端、魹ヶ崎(とどがさき)です。但し、二輪で直接行ける訳ではなく、最寄りの姉吉漁港へ愛車を置いて徒歩となります。


<しかし、出端を挫くかのように、入り口からご覧のような急勾配です>

<少し登ると愛車が見えました>

<途中、東日本大震災に於ける津波遡上地点を示す案内板がありました>

 1時間程で魹ヶ崎灯台が見えてきました。


<魹ヶ崎灯台>

<本州最東端の碑>

<魹ヶ崎から臨む景観は最果て感に満ちています>

<魹ヶ崎から見た灯台>

 実際に魹ヶ崎へと行ってみて感じたのは、全部で16極ある日本本土東西南北端の中で、到達するのが一番困難であるということです。何しろ、勾配がきつく足場の悪い山道を片道凡そ4km、1時間近くも掛けて漸く辿り着く訳ですから。正直に言って、一度来たらもう二度と…(以下略)。

 ここからは来た道を通って先ずは盛岡へと戻り、そこから平塚・花巻交流の森キャンプ場を目指します。昨夜は薪が調達できなかった反省から、道中で薪と食材を調達しておきました。お陰でこの夜は充分に焚き火を楽しむことができました。

 明けて最終日、この日は午前の早い時間から降雨との天気占いだったため、何処にも寄らずに真っ直ぐ帰宅することにします。実際は9時頃、奥州ICの辺りから降り始めましたが、前以て雨具を全て装着していたため、そのまま走行します。富谷JCTから仙台北部道路、仙台東部道路を繋いで常磐道へ。福島県へ入った辺りで雨は小降りとなり、その後はほぼ上がりました。東関道を経由して、夕方に無事帰宅しました。

2日目の走行距離:394km(3日間の合計:1,640km)
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