決壊（妄想も。）

重い・・・。黒い・・・。
平野啓一郎待望の新刊。
アキバの通り魔との不幸な類似点（書きあげてからあれが起こった）も指摘されつつ平積みにされております。
法律学ぶ者が六法買わないといけないように、
本と美少年が好きな女子（私とか）は平野君を読まないといけないのです。
いったいいつになったら読み終われるのだろうか！　上下巻！　この夏の宿題かなあ。
思わず同じ巻を二冊買いそうになるのでご注意です。装丁が似てるもんで。
（全然違うといえば違うのだが。）
著者近影がなくてちょっとショック、
と思ったら
昨日の新聞の広告欄に近影が出ててちょっとラッキー。

その前日には文庫本を六冊も買ってしまう。
モリ・ヨーコさんのエッセイと短編集。ほぼ角川文庫、といえばどんな感じかおわかりでしょうか。
山田詠美が好きなのに森瑶子読んでないなんてモグリよね・・・と思い立ち。
たしかに山田詠美さんの先生（？）という趣がありますね。


そういえば、中学時代は角川文庫ばっか読んでたなあ。お世話になってます。
今月は京極夏彦編集長シリーズが出てて
ものすごいおどろおどろしい一角を形成。さすが京極センセイ！
しかも字がでかい！（びっくりします）
角川が一番読みやすいと思いますね。スカスカっていうかね（あわわわ）
いや、行間があいていて読みやすいんですよ！

わたしもやりたいなー文庫編集長。
テーマは「若者サバイバル」
高杉良（会社というのは大変なところなのだと若きサラリーメンに）
石田衣良（マコトが助けてくれる！という意味で池袋シリーズを少年たちに）
山田詠美（こんなに美しくすてきな世界があるのよ、と悩める少女たちに）
舞城王太郎（現代日本の辛い世界のカタルシスをすべての若者に）
当然ですが「ライ麦畑でつかまえて」も入れる。
あ、でもほとんどが角川文庫から出てないじゃん！？　
うーん。文春と講談社と新潮から版権買わないとなあ。　

あ、まず自分が角川文庫から本出してないとできないのか！！！
・・・・・・・・・・・・・シマッタ。

そんな私の趣味は
電車内で人が読んでる本のタイトルを当てることです（一歩間違えるとちょっと犯罪です）
だいたい電車内で読まれている本というのは
有名かつ大衆作品であることが大変に多いのです。
時代ものか、そのときの売れすじか、西村京太郎か、京極です（爆）
京極はすぐ分かる。分厚いから！！！


よく同じ電車に乗る人で
常に違うハーレクインロマンスものを読んでらっしゃる方がいらして
すごく気になります。
たまにすごいラブシーンが繰り広げられていたりします。
顔色ひとつ変わりません。
でもどうして登場人物の名が「ニック」とか「ジェイン」みたいなアメリカ人なのだろうか。
日本の女性ロマンス小説作家っていないのかな？？　しをんさん？


電車で翻訳ミステリーとか読んでる青年サラリーマンがいたら惚れるなあ。
学生だったら、日本の少し昔の小説とかかな。
芥川とかさ。
太宰だったらちょっと元気づけてあげたい・・・。
ミシマ？　それはきっと若き平野君に違いありません（笑）

ラスベガスをぶっつぶせ！

「ブラックジャック」（カードゲーム）をちゃんと知ってからもう一度見たい。。。
でも分かんなくても面白い！
ＭＩＴの秀才学生たちが、タッグを組んで、違法ギリギリ・カジノで大暴れ！
つくづく「マルドゥック」読んでてよかったと思った。
（あの小説は読んだ人がみんなあのカジノのシーンで絶句するよなー。）

後味がよかったのでとりあえずよし。
ラスベガス行ってみたい願望を代わりに満たしてくれる映画でした。
あと持つべきものは良い友だなー。


ところで！
インテルの鳥男、きーにーなーるー。
どうしたらあのトリ男の名前が分かるの？！
なんか、すっごい優雅に仕事してるし、
それにつけてもあんな「・・・」なのに（ていうか人間じゃないし）
ものっそい女あしらいが上手（いのか？）なのが素敵。
かわいい女の子に「また会えてうれしいわ！」って言われても
「バサッ」と右手（羽）挙げただけでかわしちゃうし。
そうかと思うと、
いたずらっ子を連れた妙齢の美人に「あなたの子よｖ」とからかわれちゃうし。
なわけない。トリだぞ！

女にもてて冷たい男が好きだ。物語の中で。
でも実際にいたら口を究めて非難するだろう。（男の悪いところを非難する用意は常にできている）

男の悪いところ。
それは髪を切った私に褒め言葉を進呈しないことです。

男子諸君には「髪を切った女子に対する態度の定理」を心得ておいてもらおう。
すなわち
１．髪を切った女子には「ぼくは髪を切ったことが分かったよ」と伝えなければならない
２．「褒める」しか選択肢はありえない。前の方が良かったとか好きだったとかは死んでも言ってはならない
３．髪を切ったのか、ヘアスタイルの関係で短く見えているだけなのか。
朝会ったときに瞬時に見分け、とにかく早く言葉にしなくてはならない。

えーと、セクハラにならないかどうかは、一重に
貴方がその対象者に甚だしく嫌われていないか否かにかかっているので
当方は責任はとりません。

でもこんだけのことよ！？
「あ、髪切った？」
「はい、切りました」
「いいかんじだね」
「ありがとうございます」
で、女は一日るんるん、男は胸をなでおろす。
みんなエイチ・エー・ピー・ピー・ワイ、つまりハッピーに過ごせるわけで！！！（ｂｙあべちゃん。ちょいウザが売りのお笑い芸人。）

あーあ。分かる？
あとで「ぼく、気づいてました！」って言ってもなーーーんにもならないのっ！
もう、ルネッサーンス！

キバってウェイクアーップ

何が楽しいかって気の合う女の子としゃべってるときだ。
・・・・・・・・画面の中の美しき男の子について。
以下、休日の朝、２人の妙齢の女（さつーさんと私だ）の会話。

は「日曜の朝ってゴールデンタイムなんだねー」
さ「ＳＨＴ（スーパー・ヒーロー・タイム）だから」
は「仮面ライダーキバってすごいねー」
さ「各種いろんな美男子がいるから、どれかは気に入る。どれかは！」
は「しかも何股かけても怒られない！」
さ「私はね、おとーやんとー、おとーやんとー、おとーやん」
（※おとーやん＝今年の主人公の父オトヤのこと。
　今年のライダーは過去（父ライダー）と現在（息子ライダー）の話が同時に進むので、
　子供たちは大混乱していると思われるが、
　保護者たちにとってはいい男が２倍でおいしい。）
は「私はねー、名護さんｖ」
（※名護さん＝現在編のライダーイクサ。
　いいもん？なのに常に一番暴れる正義の人。暴れる上にライダーも攻撃する。
　その正義は狂気と紙一重で、わるもんの服のボタンを集めるのが趣味）
さ「映画見に行こうね！」
は「・・・・・・・・・・・東映まんが祭りっすか」
（※仮面ライダーは東映だそうです。）
さ「今はそういう言い方しないんだよ！！　ちなみに、ゴーオンジャーとセットだからね～（ニヤリ）」
は「げっ（汗）」

そんなヒーローはみぃんな私たちより年下ですｖ
名護さんなんて１９歳ｖ　あっはっは。
リアルで１９歳と知り合う機会なんてもはやない。　

日曜朝が楽しみで仕方なくなる、テレ朝ＳＨＴ（スーパー・ヒーロー・タイム）は
７：３０～８：３０。
ライダーは８：００からだから３０分なのに
今年は過去と現在があるので密度がぎゅうぎゅうです。
もう笑えない。平成ライダーを美男子目当てで見ている女の人たちを・・・。

最近日常がつまらないと思っている女の子は
日曜８時に起きて（もしくは録画）キバを見ればいいと思う。
いろんなタイプの美男子がいるから。
しかもこの美男子たちは大きく巣立ってどんどんテレビに出るようになるから！
今をときめくイケメン俳優のヒーロー率、めちゃ高いです。
そんな私は５月に入ってからようやく見始めたため、
前半をほとんど知らない。

は「なんでもっと早く教えてくれなかったのよ！（逆ギレ）」
さ「アンタ・・・一か月前は「仮面ライダ～？」とか鼻で笑ってたじゃん！！！」

「ウェイクアーップ（目を醒ませ、●女子！）」
名護さんになら怒られたいよね・・・（特撮ファンの人すいません）

朝倉総理２ ニッポンの政治を考える（嘘）

で、さつー姉さんと話しあった結果、われわれは日本をよくするため

ダイゴ（竹下元首相の孫。ロックシンガー）を王子に据える

ことに決めました。

ちょっとバラエティめぐりをしていただければたぶん皆さんも分かるでしょう。
ダイゴ王子論。
「マジ、ハンパねぇ～」「たしかに」
だけですべてが運んで行ってしまうはず。

私たちは「ダイゴが日本の元首になったら」で大いに盛り上がる。

対アメリカ→「ブッシューブッシュー、オレ、エアフォースワン乗りたいんだけどー、今から行っていっすか？　やったヤベ、マジ、ハンパね～」
ブッシュ、よくわからん日本人におびえ、軍縮、思いやり予算放棄。

対ロシア→「ね～プーチン、あのさ～赤の広場でライブやりたいんだけど～」
　ちなみにいざライブになったときは、「わっマジさみ～！　オレ帰るわ！」
プーチン、自由なふるまいにおそれおののき、北方領土返還。

対北朝鮮→「あのさ～核とかやめね？　ロックじゃねえよ」
北朝鮮、「ポカーン（゜Д゜）」

対EU→「あ、日本の～アニメさあ、見放題にすっから、農産物の関税とかヨロシク」
フランス、狂喜（フランスだけか）


どうだっ！！
ダイゴばんざい！
ジバン（地盤）・カンバン（看板）・カバンもバッチリ★
だって竹下元首相の孫で血筋はいいわ、看板もカバンもＴＶで文句なくあるわ、
顔はいいわ（←アディオス無血革命には必須条件）。

平和になるよ。島国ニッポン。
あと皇室と王子の併行は、宮内庁に任せた。たぶんかぶらないから大丈夫だと思う。

試写会「ミラクル７号」（チャウ・シンチー最新作！）

ネタばれはしてないですよ。

試写会行ってきました。初めての試写会。
メンバーは友人（結婚おめ！）・友人ご母堂・友人従兄さま。
血族ばかり（笑）しかし疎外感なし。
ご母堂には「この子、親族」とか言われる。つながってないですからねお母様！しっかり！

原題は「長江７号」
長江って・・・ロケットにもたしかこんな名前つけてたような。
中国で「すごい」っていえばやっぱり長江なのだろうか。
日本っていえば富士山みたいな。
愛知っていえば木曽川みたいな。
黄河文明の立場っていったい・・・。

宇宙犬？（キモカワイイとキモイの間くらいのビジュアル。見れば分かる）と
極貧でいじめられっ子小学生（男子を女の子が演じてる。すごい子役です。）の友情。
カンフーは封印気味。
展開はものすごい読めるのに、それでも泣ける。泣くよ～！
あと笑いのとり方がすごいうまい。
会場の子供さん大喜び。ちょっとえげつないのね。笑っちゃったけど。


見終わった後に、親族たちは「韓国映画」だと思っていたと判明。
・・・・・・・・・・いや、漢字でしたやん！　学校の黒板の字とか！　
でもあれ北京語じゃないよね。上海語？？　広東語？　ぜんぜんわからなかった。
チャウ・シンチーはまたもや全部やってた。監督と主演となんやかや・・・。
トータス松本に似てると思う。
ＣＧが微妙に粗いのは狙ってるのだろうか。レトロだった。


とてもいい映画でした。ありがとう誘ってくれて友人。
映画づいてる私。逃避？　そんな言葉は忘れてください・・・。