<うそごと>はお好き?

管理人・葉山羽魚(ハヤマ ウナ)の人生は読書演劇妄想人形美酒シゴト。

秋来ぬと

2007-09-26 | エッセイ
目にはさやかに見えねども
時の速さにぞ驚かれぬる。

はやいぞ。もう今週で9月終わりだよ!
信じられんよ!
何してたんだオレ!
10月にやることがどさどさやってきて
11月も雪崩れこんで
あーーーーーーーーこのまま年末突入?!

私「これってトシとったってことですか?
  それともシゴトがいっぱいあって充実してたってことですか?」
上司「後者に決まってるじゃない」

優しい上司だ。自分もそう信じたいだけだったりして(笑)


全力でアサッテの方向に爆走、というのが
それがいいか悪いかは別にして
私には必要なんだ。
だってどっちにでもいいから走ってないと
こわくてたまらないんだもの。
止まったら私は私の中にある暗いものに取り込まれてしまうんだもの。
何かにつまづいたらそのとき考えるの。

というわけで虚無の戦記、
「マルドゥック・ヴェロシティ」(著:ン中方丁 =うぶかた とう)
読み終わりました。
クエンティン・タランティーノをもっとマジメに?したような、
(すいません・・・良い比喩浮かばず。)
アクション&SF&アメリカンハードボイルド&スプラッタグロテスク。
文章じゃない。
散文? もはや、データです(笑)
あんな書き方ありなのか?!
小説。小説ってブラックボックス的なとこあるのかな。
ウブカタさんはライトノベル出身だそうです。
ハヤカワです。年に1冊くらい読むんだがハヤカワも面白い!
独自路線。真似できない。いい出版社ですね。
ハードボイルドとアクション映画好きな人にお勧めであります。
血みどろ系が苦手な人は、覚悟して読んで下さい。


あと、江国香織の
「いくつもの週末」もすごい、いいです。
「結婚生活・夫婦」をつづったエッセイ。
「家事とか家庭とか夫婦」と「ジブン」に悩んでる女性必読。
江国香織にして、これに悩んでるんですよ。
悩んではないのか。考えてる。考えさせられてる。
しかしまあすてきな本です。
なんたって江国さんですから。


私は川上弘美さんの「家人」さんと江国さんのダンナ様に興味津々です。
妻でいうと、村上ハルキの連れ合いさん。
配偶者を「家人」というのがなんか、好きです。
照れが入ってるのか? かわいい。
(「奥さん」などはちょっとバイアスかかった言葉だけど
 「家人」は平等だぜ!)

私は「細君」とか「うちの妻(サイ)がね」と呼ばれたいもんです。
誰に? 
そうですねえ。
京極堂あたりに・・・(京極堂にはもういるじゃないか、千鶴子夫人が!)
うう、千鶴子さんになりたい。なれない! 後、架空だし!
でも言ってみたいじゃないか。
「女房酔わせてどうするつもり?」とかなんとか。
誰に?
そうですねー・・・石田衣良辺りに・・・。
きっといい返しをしてくれると思う。
(石田衣良さんは2人の幼い息子さんがいます。)


今の私に必要なコスプレは
「新婚奥さまプレイ」だと思います。
私の脳内ワンダーランドはデ●ズニーよりも深い。フリーパスだし。

ただいま日本

2007-09-23 | エッセイ
プーケット島はずっと晴れでした。

海とプールとごはんの日々。
本も読めるし。
家事しなくていいし!!!!!!!
何も気にせずのんびりしてきました。
ホテルは広くて木々がいっぱいあって
鳥が鳴いてて
アジアンなよい匂いがしました。


シーズンオフで1人の客あたりの従業員さんが常より多い

よってたかって世話をされる(甘やかし)

「きゃーお客さんよ、私がいくわ」
「僕も」「私も」
みたいな。


私と友人は毎日姿の見えない掃除のメイドさんたち(シゴト・カンペキ)
におびえていました(笑)
出かけるときはちょっと部屋を片づけたりして(笑)
いつ部屋に入られてもいいように。

タイの従業員さんたちは仲良しで見ていてほほえましかったです。
本当にみんな合掌して挨拶をしてくれます。
日本語も片言できる人がいっぱいいて
「オハヨー」「アリガト」「オイシイカ?」などなど。
少なくともヒルトンは日本人客が多いのだろうな。実際いっぱいいたし。
でも朝食のビュッフェではいろんな国籍の人がいて
見ていて飽きなかった。
世界は広いよ!
英語は片言でもできるといいよ!
(私は相手が分かんないこと言うとほとんど日本語で通してたけど)

波が高くてこの時期入れなかったけど、海と海岸が綺麗だった。

コップン・カー(ありがとう)、タイ。
タイ語は切れ目無く続く読経的な言語でした。


しばしお別れ

2007-09-16 | エッセイ
少し日本を離れます。

日常よ、さようなら。

アリーベデルチ!!!!!!!!



でも行くのは南の島だけど(笑)

Op.ローズダスト

2007-09-15 | 感想
また福井晴敏を読んでしまった。
オペレーションローズダスト。
一言でいうとお台場がめちゃくちゃになるお話です。
福井氏によって小説の中の日本は
何度めちゃくちゃにされたんでしょうか(笑)
イージス艦は2隻ほど沈んでますな。(高いぞ)
米軍基地もめちゃくちゃになったし。
今回はお台場が壊滅。
ヘリなんて何台爆破されたんだろう。
一番不思議なのは
死んでも死んでも
ダイス(防衛庁情報局。日本の諜報組織として小説ではずっと出てくる)
の局員は出てくるんだよな。
何人いるんですかSOF(ダイスでもすごい人々の集まり。)。

まあゴジラによって日本は何度も壊されている等、
つっこんではいけない領域だ。

連休は見事につぶれますので、どうぞ(どんな勧め方だ)

子どものギモン

2007-09-14 | エッセイ
上司S氏に子ども(第2子)が生まれました!!!
(私のマンがを読んでいる方へ→S木氏ではありません。)
職場はイニシャルSが多い。

お祝いには商品券とベビー服ってことで
他の上司と話がまとまりました。
みんなで買いに行こう~ってなるといいんだけどな。
楽しみだ買い物。

さて。

子どものギモンとして呆れられるかもしれないが
どうしても私には不可解なことがあるんです。

どうして子どもが生まれたら「おめでたい」とみなが言うのでしょう。

「どうして人を殺してはいけないのでしょうか」
ぐらいアホな質問なのかもしれません。
理由なんかない! という類の質問なのかもしれません。
(人を殺すなというについて私は自分が納得している答えを持っている)

子どもの頃から妊娠と出産がすごく不思議でした。
人が死ぬことよりも不思議でした。
バースコントロールとか知るようになるともっと不思議でした。

人がいつか死ぬのは必然だが
人の出生はある程度人が介入できるということ。
人工授精とかね。

今、家ではいとこたちに続々と子どもが生まれ
みんなとても可愛い。
身内(血族)だからということもあるし
本当に可愛いんです。
でも生まれた子が可愛く育ったら可愛いのは分かるのですが
生まれたことに対してなぜ無条件に
おめでとうと言うのかが不思議なのです。

社会人として、礼儀として
私だっておめでとうって言いますよ。
友達に子どもができた、おめでとう。
上司に子どもが生まれた、おめでとう。
上司は本当に嬉しそうだし(ていうか嫌そうだったら困る。)
周りもふくふくの顔で祝いましたよ。

でも
それは「なぜ」なのでしょうか。

母体が無事だったからですか。
人類とその家の繁殖に寄与するからですか。
親御さんが嬉しそうだから周りも祝うのですか。

別にすごく子ども嫌いとかではないけど。
それほど斜めに生きているわけではないけど。
ただ
とても
不思議だなあと思ってみていました。



私は上司が嬉しそうだから
私も嬉しくなったのでお祝いします。

しかし何についても理由を求めるのってちょっと
人としてどうかとも思った。
子どもはメデタイって
わきあがってくるものであるべきなんですか。
人間関係的にわりと濃いところ(大家族)で育ったので
感性が育たなかったっていうのは当たらないと思いたい。

ちなみに母は子ども嫌いだったが
自分の子どもが生まれたら可愛くなったっていう
とても幸せな母性本能主義者ですが
母性は食欲なんかとは違って「本能」じゃない。


みなさん、ギモンに思ったことは本当にないですか?

「結婚」には、ギモンなくおめでとう!って言えるんですけどね。