<うそごと>はお好き?

管理人・葉山羽魚(ハヤマ ウナ)の人生は読書演劇妄想人形美酒シゴト。

パープルガール

2006-06-28 | DoLLyDoLL(お人形の話)
さあ、最後の私は水色の瞳。
この髪もなかなか良い色でしょう?
私の名前はミス・クーヒェン。
「ピナ」の裏の顔は全部私が受け持つ。
これからどこに行くのって?
知らない方がいいこともある。
これから何をするのかって?
世の中、素直に聞けば何でも答えてもらえると思ってたら大間違いよ。

私は探している。
一代目の「ピナ」をずっと。
私の前の「ピナ」は、私の姉。

<姉の真実><私の本当>
いつか行き当たるだろうか?
いつか探し当てるのだろうか?

さて、出かける時間だ。車に乗って。
ってこの車、なんかちっちゃくない・・・?

★★★

“ピナフォーレパープル” ウィッグバージョン
(瞳:デフォルト青をカスタマイズ)

探偵ピナの尾行レポート

2006-06-27 | DoLLyDoLL(お人形の話)
某月某日 調査対象者「葉山羽魚」

17:15
仕事をさっさと終え会社を後にする。

17:40
「マリア・テレジアとマリー・アントワネット展」を見にデパートへ。
これに間に合いたかったらしい。
対象者はマリー・アントワネット、ロココが大好きなのである。
もちろんベルばらの影響でだ。

18:30
本屋で散々迷った後

「Darling Blythe(ダーリン ブライス)」
(ブライスドールの本。服の型紙が欲しかったらしい)

「芸のためなら亭主も泣かす」(中村うさぎのエッセイ)
対象者は、「中村うさぎは自分だ」と思っていた時期もあるほど
入れ込んでいるのである。

「81-1」(夏木マリのエッセイ)
目下の彼女の人生の目標は、夏木マリである。
それ以上の説明は不要である。

レジで慌てている。5000円の図書カードで足りなかったからである。

19:20
帰宅途中、別の本屋のポスターに見入る対象者。

「金原ひとみ サイン会」

「ひとみちゃん・・・」と呟いている。怖い。

調査責任者  ピナ・グリューネ


っていう・・・まあ退屈ないつもの報告書を仕上げて
私は文庫本と缶ビールを持って近くの公園に行く。
ハードボイルド探偵っていつも女より酒と仲良いじゃない?
でも今は酔ってるとどんな小説でも良い作品になるから、
っていう効能も見逃せないわね・・・。
どんな世界もキラキラしてみえる。男も然り。

私の名はピナ・グリューネ。
緑の瞳、ハード&ドライな女よ。

★★★
“ピナフォーレパープル” (瞳:デフォルト緑をカスタマイズ)

探偵ピナの変装術2

2006-06-25 | DoLLyDoLL(お人形の話)
私が変装するのは、何も仕事のためだけじゃない。
ほんと言うと、
<変装できる仕事>として「探偵」を志した
といえるのかも知れない。

服も髪型も変えて、瞳も変えて。
そのとき私は<誰でもない>私になる気がするの。
だからプライベートでもしたい格好をするわ。

そんな私を「節操がない、こだわりがない、自分がない」なあんて
非難する輩もいるけどね。
したり顔の奴らには言わせておけばいいのよ。
人間はたった1つの人格だけで出来てるんじゃないってこと、
何よりこの楽しさを
彼らに教えたげる義務、私には無いものね☆

変身し続ける私の連続こそが、ピナという私なのよ。
なんてね。

私は、ピナ・ロージィハート。
難しいことは知らない。遊ぶこと大好き、楽しいこと大好きな、ただの女の子。

★★★
ブライス(タカラ) “ピナフォーレパープル”
(瞳:デフォルトのピンクをカスタマイズ)

以後、よろしく。

2006-06-21 | DoLLyDoLL(お人形の話)
この私に相談したくなったら
<ピナ・バウアー探偵事務所>を探してちょうだい。
ほら、大通りを一本入ったところ、あのカフェの二階よ。

ここは個人事務所だから私は<二代目>所長でもあるの。

小さなときからずっとずっと、
ミステリ小説の探偵に憧れて、
大学では探偵学を専攻して・・・、
って、あら、探偵たるものがちょっとしゃべり過ぎって?
でも得意の変装があるもの、
誰も私のほんとの顔なんて知らないんだから大丈夫なのよ。

私の名はピナ・オランジュリー。
オレンジ
ピンク
ブルー
グリーン
四色の瞳を持つ、女探偵。


★★★
ブライス(タカラ) “ピナフォーレパープル”
(瞳:デフォルト(=元々付属のもの)オレンジをカスタマイズ)

東京~ヘン・シン!~小旅行

2006-06-20 | エッセイ
今回の宿は長女さつーさんのおうち。
別名人形のお城だ。
大姐のすごいところは
どんなテイストの違うお人形も差別しないところである。

で、

原宿行って
髪ばっさり切って
ゴスやらロリータやらパンクやらなお店をのぞき
ラ・フォーレで服を見立ててもらい
竹下通りでピナっ子を迎え
下北沢に行って劇を観た後
ちょっとありえないくらいの幸運によって
とある方と下北のおされカフェにてご飯を食べ、
(ちゃんと間に1人いました。←直接が怖いらしい。しあわせ。
 握手してもらっちゃったもん。)
その方の友人の方々と世間話をし、
深夜、新宿のちっちゃなお店で旨いラーメン食って

次の日は
昼まで友だちの家にある漫画読んで
(川口まどか「死と彼女とぼく」「やさしい悪魔」一気読み推奨☆)
後輩に会ってなぜかエレクトーンを連弾し
ピナっ子を改造、じゃなかったカスタムし
メス! はさみ! ノコギリ! 
飛び散る肉片!(=プラスチック)
割れる頭部!(=プラスチック)
外される目玉!(=プラスチック)
ハアハア・・・・・・。
そんなことしてる間に続々と友人が押し寄せて
雨の中、白熱電球のもとで飲み会が始まり
夜中に二度もコンビニ行っちゃったりして

次の日
再び原宿でオムライス食べて
大姐いわく「世界で一番しあわせな場所」に行って
しばらく「うう、かわいい」しか言葉が言えない。
渋谷のジュニームーン。そこはブライスショップ。
三女みどりさん、ブライス体験二日目にして自分の子をお迎え。
それから「マリアの心臓」に行った。
人形私設博物館ギャラリーといった趣。
なんと!
そこで、恋月姫さんの本物のお人形を見ました。
天野可淡、という方のお人形も本当に素敵。
金子國義の本物があったりして感動。
ていうかティム・バートンの落書き、じゃなかった
サインとナイトメア君の絵が(本物。)
ていうかなぜかマリリン・マンソンのサインが(本物っ!)
渋谷。意味不明の街・・・

濃かった。こゆかった。
渋谷のコインロッカーで別れる友だち。

え、ピナっ子ですか??

それはまたね。
ふふ。