負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

病院見学行ってきたんよ!

2019-08-31 08:11:11 | CEな日々
はい、無事に帰宅しました。

昨日は雨のそぼ降る中病院見学へ。結構大々的に見学会をしていてびっくりしたのもつかの間。早速KCに着替えて見学スタート。「この日はアブレーションと開心術やってるからねー」とのことなので楽しみにしていました。岩手県内では開心術ができるのは県内でも限られた地域のみ。そもそも心臓外科医がいるのかも心もとないです。(岩手は医師の数がワーストワンなのです。県内から医者はあまり輩出できず、ほとんどは大学医局の出向で賄っています。)少なくとも県出身はそんなにいないと見た。

まずは透析室。眺めも良く、綺麗なところです。ベットは9割稼働といったところか。

それから病棟へ。じつはCEも病棟ラウンドがある病院が多いです。この日は朝の救急受け入れがあったようでドタバタの病棟。

そして、とうとうカテ室へ!この日のアブレーションは運悪く見過ごしましたが、その代わりに冠動脈造影検査が行われていました。患者さんは起きたまま局所麻酔で行うのですが、完全に夢の中。それにしても見事なイビキ!この緊迫感で、心臓までカテーテルが到達しながら寝られるってただモノじゃないな……。すでに猛者の風格だ。(少なくともうちだったら絶対寝られんですね。心臓まで到達してる時点でそんなゆっくり寝ようなんて考えは……)絶対何回かやってるでしょ、カテ。

この時は鉛でできた防護服を着て、清潔野の近くまで入りました。そのためキャッピングやマスク、防護服着用の手順がうまくできるかも見られています。

その後移動したオペ室では再び着替えて、キャッピングとマスク着用。オペ室では今まさに開心術が行われており、人工心肺の離脱操作に行かんとしていました。心臓も自力で動き始めており、手術は大詰め。つまりはほぼ終わったという事です。そのため心臓外科医もご機嫌でサービス旺盛。足台をオペ看に用意させて、我々に術野を見せてくれました。実際のチューブ類や人工心肺……。中で見るとやっぱりかっけぇぇ!
色々な話をし、やたら饒舌な心臓外科医。手術の割には医者は2人しかおらず(普通、東京の病院だと医者3人ないし4人で行なう。余談だけどCEは3人いた。1人はこの春入ってOJTがスタートしたばかりの模様。後に話したら40代未経験からポンプに転向したんだって。情熱があれば人間なんでもできるもんだねぇ……。)医師不足がこんなところにも感じられる……。しかもなかなか血圧が出せず、離脱はうまくいかない模様。手をきりもみして、焦っているのが分かります。(外科医はせっかちが多い。)
「まぁこの人、もともと心機能良くなかったしね〜〜。バルパン入れよか。」
さすがにIABP(バルパン)挿入見学は初めて!やべぇな。はじめての見学が結構難症例だったんじゃないのか?


その後、ICUを見学。ベッド稼働数は多分今まで見た病院の中で一番少ない。救急部も閑散としています。ホットライン(救急車入電)待機も目が虚。(これに魂が宿ると救急車が来るからな。)平和そうだ……。


そして最後に福利の話とか聞いてその日のうちに帰りました。いつも思うけど、盛岡でイベントあってその日に帰宅するのはなかなかキツイで。絶対どんな気合い入れても新幹線で2時間半はかかるしな……。

ちなみに今回の病院見学でも際どい質問がインターン並みに発せられたので、全てに答えまくり、評価を上げることに成功したことをご報告します。

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