負けない MCTDとの気ままな日々

MCTD、シェーグレン症候群である大学生の気ままな毎日をリポートします。

膠原病外来

2024-04-26 14:22:00 | 病気
さて、今日は造影MRIでしたが、朝2番手の時間だったので朝ごはんが食べられ、勝ちを確信していました。はやい。フライング。

さてまずはルート確保です。採血した後にお決まりのひんやりしないヘパリンでルートをロックします。医療の進歩、マジすげぇ!(ひんやりヘパリン時代はこれが嫌で泣いてる子どもも結構いました)


入院時ど定番スタイルを本ブログ初公開です。針の部分見えてないけど嫌な人いたらすまんね。ちなみにこれ相当動きやすく感じるけど、一般人はこれでも動きにくいらしい。(正直入院慣れからすると点滴棒がいないだけでうええええい!である)

ちなみに本日は駆血帯を緩めるのを忘れたので、採血以外でも血がどぼどぼ垂れて来てさらに血を失ってしまいました。(新人達がよくやらかしてしまうミスの一つ。なお、私は透析の穿刺でやってしまい、インシデントレポートを書くハメになったことがあるよ。透析のシャントは勢いいいから気をつけてね)南無。

で、今日はついでに撮ろうという股関節の単純レントゲンです。股関節ってこんなに撮るの楽だったっけ。正面は余裕です。さて、側面。めきいいいっ。大して開きもしない股関節を全力で開いて(痛い、おうおうおう)とかなりながらなんとか。綺麗に撮れたようなので、次、メインディッシュです。

まず最終のご飯をきかれます。7時に食べ終わったと伝えると微妙そうな顔をしていました。ギリギリすぎたようです。とはいえ、なんとか検査はできました。

今日は昨今の膠原病史上もっとも頑張って早起きできる6時を攻めましたので、爆睡!

すみません、造影剤の注入で一回筒から取り出されているはずなのですが、寝ていました。

で、かなり疲労困憊な中(寝ていただろうお前)、多分データが出揃ったと思われるころに呼ばれました。

今回のデータもまぁ綺麗で、問題のMMP様が外注検査なので出てませんが、多分高いことと思われます。それ以外は綺麗。

そして画像のレポートも出てないので、薬だけもらってお預けですね。親知らずの抜歯自体は「やり方次第だがステロイドカバー必須とまではいかない」とのこと。とはいえ仕事してんのかな副腎。歯科治療だけでも神経抜いたりすると発症前の歯科治療ではなかったかなりの倦怠感がある(口唇口蓋裂は歯科治療のエキスパートである)ので、個人的にはかなり疑わしいと思ってんだけど。まぁでもステロイドカバーいらないならいらない方がいいので、とりあえず口腔外科からの対診状待ちです。

5月が学会だらけでいけないので6月頭に回しました。次回は手関節と股関節、ダブルのレポートを先生と一緒に見なければ。
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日臨工やばい

2024-04-25 20:06:00 | CEな日々
日本臨床工学技士会、今年は福井開催なのですが、会場が複数にまたがっており、詰んでいます。

具体的に私のスケジュールは午前と午後で二つの会場をまたぎ、さらに閉会式に出るために移動するというものです(ベストプレゼンテーション候補に選出されているため)。まぁ1番の問題は午後発表から閉会式までの時間が15分ほどしかない、と言う点。

史上初、プログラムが出た瞬間自分の浅はかさを呪っています。くそ、2個も出すんじゃなかった。ベストプレゼンテーション取れたらきっとご機嫌になるげんきんさだけど。それは予想できるけど、問題はその表彰に出れるかどうかだよ。

ちなみに福井の移動は延伸した北陸新幹線にしました。意外と遠いよ。
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自力でレントゲン撮れないんですか

2024-04-24 20:14:00 | 病気
えー、今週も実験実験!おはようございます。

整形のブログ記事などでかならずレントゲンのポジション調整をしてもらってますと言うことを書くと、「日常的に歩けるのにポジション調整では介助が必要なのはなぜ?」というような質問をいただくことがあります。今日はこの質問に答えていこうと思うぜっ!

まぁまず、膝のレントゲンなんですが、内股にしてまっすぐと、曲げて撮るもの、お皿を見るもの(スカイライン)等等様々な種類があります。

まず私の場合筋力が一部結構ない部分があるのでずっと姿勢を維持しているということが結構難しいというものがあります。下肢の撮影は微妙な位置でストップさせられるものが多く、筋力にムラがあるとプルプルしたり耐えきれず……ということがあり得るからですね。こうするとまともな絵は一枚たりとも撮れません。

もう一つは壊死の範囲が微妙なために、非常に緻密な絵を要求されるということ。緻密な絵を撮るには緻密なポジショニング、ということでだいたい補助つきで撮影されることになります。というわけで私は補助付きです。

と言うわけでまた近く、今度は股関節です。これはもう絶対に補助なし不可能。たぶん。
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エスケープその2(成功

2024-04-23 07:43:00 | 口唇口蓋裂
エスケープ計画のその後です。

紹介状(あまたの画像は撮ったがCD‐ROMなし。撮ったのは全部矯正だから仕方ない)を持って降臨しました。そのせいでパノラマを撮って来てくれと言われ、人生数えきれないほど目のパノラマを撮影。

そしてここ、初診は最初一括で診てもらえるのですが、併存症の多さにそれまでにこやかだった初診の先生の顔が引き攣りだし、「どこに送ればいいんだ……コイツ」という顔になって来ました。結局、小児歯科は年齢的にアウト、障害者歯科は基本重度の方ということで顎顔面なんとやら(補綴ベースか?)という科に送られました。

そしてそこでまたさらに問診票をたくさん書きます。すでに全体の問診となんやらかんやらでここまでで3枚くらい書いて、そのうち2枚には手術歴もバッチリ書く必要があり、五個の手術歴をもれなく記載しました。充分この歳にしては多いけど、五個でよかったよ(震え声)

さて、ここまでしてやっと歯茎の検査やらさらなる検査を付け加えました。そして、口腔内もよく見てくれます。こんなに見られるのはなかなかないな。なんか瘻孔に差し込まれたりしながらがんばります。口腔写真もバッチリ撮ります。

そして、ここで。

瘻孔が実は2つあったこと!

ないと思っていた上の親知らずがいること!(しかもバッチリ2本)

いちばんの問題は、下にいる親知らずがバキバキに成長して、しかも横向きに生えていて割と早急に抜かないと隣の歯を押していること!

がわかりました。まぁパノラマ撮ったの矯正だし、5年以上前だし。しかし馬鹿でかいな。生えて欲しい歯は生えなかったり抜けたりして、いらん歯はしっかりバキバキにいるってどういうことやねん。しっかりしてくれ。

歯科の先生は「開口障害はシェーグレンをベースにするものもあるかもしれないけど、これだけの親知らずがいるせいかもしれない」と言っていました。とりあえず下はまぁまぁの勢いで切迫してるので、「上はまぁ待てなくもないんですけど、下は膠原病のコントロールがいいうちに抜歯した方がいいです」と言われ、「この合併症で初診でいきなり抜歯依頼は詰んでる」と思いました。そして、

「詳しくは口腔外科の先生からお話ありますが、このサイズだと歯を砕いて骨を削ります。病気のこともあるので入院ですかね。1週間くらい」

と。

「1週間⁈」
「はい。1週間。ちなみに2週間目までは毎日消毒に通うことになります。抗生剤の内服も継続です。病気のある人の親知らずの抜歯はお仕事は2週間くらいおやすみしないといけないので、スケジュールは相談の上……」

細胞どうしよう実験どうしよ細胞どうしよう……(脳内)

10年間入院してこなかったのにいいいいい!しかも両側バキバキやんけ!一気抜きだろ!

まぁいいか、スケジュールはあとで考えよう、とりあえず「抜けるか」どうか。今週の膠原病外来で訊くか……。主治医、歯医者苦手そうでいつも痛そうな処置の話になると、自分が受けるわけでもないのに哀れそうになるから、可哀想だけど。気を取り直して印象を取ります。

するとここで、瘻孔にしっかりわたをつめてくれて、入り込まないようにしてくれるわけです。前歯の修復物にもわたをつけて守ってくれます。移ると文化違うのは研究も医療も同じさな。そして形成にもとりついでくれることとなり、思わず診断書問題が解決しそうです!やーよかった。来年再認定で3年に一回しか行かない形成行くの気が重くてさぁ……。もう今知ってる先生ほとんどいないし。どうせ病気パスなので必要になれば診断書もらいに行けばいいというのもあって、若干そしゃくだけ返還しようかと思ってたまであったから、ほんと助かる!あざした!

最後は口腔外科の予約をとって、おしまいでした。

というわけでエスケープは大成功でした。無事。あとは親知らずだけだ。お前なぁ……。
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提携大学院に行こう!【提携大学院の大変なところ】

2024-04-22 07:50:00 | 研究室ぐらし(博士のタマゴ)
前回はいい話をしたので、今回は大変な話をしていきます。まーそううまい話はないってことよ。

・社会人基礎力(少なくとも大学生からすると面食らうレベル)が求められる
まぁまずはこれ。外研や提携大学院の多くは働いている方と一緒に生活することになるため、社会人としての振る舞いを求められます。故、「あー今日ラボだりぃから休むわ」は基本NG。週休2日(休みはなくても文句は言われないことが多いが)でしっかり「働き」ましょう。社会人マナーもしっかりね。仕事色が強いです。また学生ノリで研究室でバカやったりすると、場合によっては速攻クビになります。

・大学と疎遠になりやすい
特に提携大学院は大学にほとんど行かないので、大学と疎遠になりやすい傾向にあります。まぁ疎遠になっても問題がなければいいのですが、障害者支援などはやや行き届にくい印象があります。

・前指導教員と疎遠になりやすい(外研の場合)
一時的に外部機関に出される外研の場合は、指導教官との連絡を怠るとマジで忘れられます。ビッグラボほど忘れられがちで、戻る期間すら忘れていて大変な思いをした学生も知っています。研究の進捗もしっかりフォローする先生としない先生がいるので、指導教官の性格によってはこまめな連絡が重要です。

・指導力が一定でない(少なくとも一対一指導は期待できない)
これは社会人と働く宿命ですが、大学と違って研究機関は教育色が強くありません。そしてまた上司も成果を出さないと任期更新などの問題があったりするので、なかなか指導に時間が割けません。大学ほどの手厚い指導は期待できませんので、「ある程度研究を進める力が自立して」いるか、「ある程度手技に慣れている」かしないと向こうも困るしこちらも学びが得られない可能性があります。(手技は外部セミナーとかで必死にくらいつけばなんとかなるものの、研究を進める力が不足していると普通に向こうは困ると思います。正直言って、初めの基礎基本から学ばなきゃならない人は大学である程度育てて送らないとクビになりやすい気がします)

・研究費の執行が若干めんどくさい
大学と疎遠な割に、研究費の執行になると「大学名義で獲得した研究費(学振など)」は大学から執行いただくことになります。ここで問題が発生します。大学の事務にもどこにも知り合いがいないのに、どないせっちゅうねん、となります。まぁ、やり方は指導教官が知っているはずなのでよく聞いてセオリーに従いましょう。ただ、これは研究費が獲得できた場合の悲鳴ですので、嬉しくもあります。贅沢です。

本来なら私のように「はじめから学ぶ」人にはあまりふさわしくない環境ではあります。あくまでも私が放置系、黒よりグレーと濃すぎる遍歴をへて到達したために、なんとか成立したわけで、初学者みんなにお勧めできるわけではありません。おそらく初学者にとっては薔薇もいばらですので、使うかはよく考えていただきたいと思います。(特に提携大学院は大学と疎遠になることも多いので、万が一クビになったり、不適応で辞めざるを得なくなると時には学位を諦めることになるケースがあります。なるべく大学との関係を切らないようにしてください)

ただ、私自身は今の環境には非常に満足していますし、学びも多く(ついていくのは大変ですが)楽しい毎日です。また、就職に近いので、場合によっては修了後もそのまま雇っていただける場合があります。なのでこういう選択肢もあるのだと言うことは、多くの人に知っていて欲しいと思っています。

ぜひ、大学院進学の時には選択肢として心の端っこに留めておいてくださいね。
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