まだもうちょい，2012/2013シーズンモデルのスキー試乗レポート HART編

まだスキー板試乗インプレッションが続きます．

今回はHart編です．

このあと，レポートはまだBlizzardと，
以前試乗したSalomon X-kert＆Volkl Platinum CDが残ってます…
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○Hart

C9.2ST VFS 165cm


…この写真，文字が読めないですね…すいません．
基礎系小回り板．

うーーーむ．
トップを押さえてはダメ.
トップを押さえても全く曲がらない…
トップを押さえるとむしろトップのグリップが抜けて，
トップが外に逃げる感じ．
かかと側に乗って，かかとより後ろ目をたわませるような動きで板が良く曲がります．
完全かかと操作．
ブーツセンターがずれているんじゃないかな？？？
と一瞬思ってしまいます…

とりあえず．
この板は，後ろ目をたわませるとトップまでグリップしてぐいぐい回ります．
ロッカー構造ならではの，トップを押さえなくても曲がってくる…
という，かかと～くるぶし荷重というよりも，
「テール部分をたわませると曲がる」という感じ．
性格としては，完全エッジグリップで曲がる板のように感じます．
あんまりズラシのコントロールはよくない感じ．
…でも，トップを押さえるとちょっとずれちゃうのが微妙．
うーん．このポジションに慣れるといい板なのかな～？？
板の張りはそこそこです．
試乗後に板を見るとやっぱりフルキャンバーでした．
とりあえず，リフト2-3本乗っただけでは，この板の
おいしいところを引き出せてないかも知れませんが．
私にとって謎な乗り味の板でした…


I5.2G WC FV 188cm


GS競技用．
R=23を借りようと思って，間違えてR=27を借りてしまった…
とりあえず．生まれて初めて履きましたよ．
R=27のGS板．
で．これは…
「ごめんなさい～っ！私が悪うございましたっ！」
って感じ．
私の常識を超える板でした（涙)．
R=27って，ここまでエッジグリップがルーズなのか…
お気楽レジャースキーヤーがゲレンデで履いちゃいけない板ですね．
板のトップが勝手にグリップして，板の方向を決めていってくれるような
軟弱な板ではありません．
板がグリップするというより，谷回りではルーズなグリップの中，
板をズラシながら，板の方向を決めてやらなくちゃいけないです．
自分の行きたい方向に，正確に板を運んでいかなくてはなりません…
それで，板の方向が決まったら重みをかける．
それも，かなりの気合を入れて．
そうすると，死ぬほど硬い板がたわんでグリップします．
普通に乗っただけではたわまない，グリップしない．
硬い斜面スペシャルでしょうね…
すいません．
この板も，私が履きこなせない板でした…