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スキー試乗レポート番外編…2016シーズンモデルの傾向は??

2015-06-19 00:30:44 | スキー雑談
という感じで.
2016シーズンモデルのスキー板試乗レポートも,
一通り終わったわけですが.

…来シーズンのスキー板の傾向を振り返ってみると.
いわゆる,基礎モデルの板には,
ドラスティックな変化がない年になるのかな~,という
感じがしました.

VOLKL,NORDICA,BLIZZARDなどは,
基本的なモデルは今シーズンからのキャリーオーバーだし.
ROSSIGNOLのDEMOラインやATOMICは,板のチューニング・プレートなどを
変えてるけど,基本的な構造はほぼ同じ.

変えてきたのは,HEADやFISCHER,OGASAKA,ELANなどになりますか.
…ELANはその特徴的なアンフィビオ形状はそのままなので,
あまり変わったという印象は弱いですが…

そういう中で.
トップロッカーで,かなり後ろ寄り荷重だったSALOMONとATOMIC.
例えばATOMICの新しいSXやLXでは,プレートのトゥ側を高くするなど,
荷重ポジションをテールから,心持ちセンター寄りに
戻してきた感じがあり.
ロッカー特有の,かなりテール寄りな操作を求めるような板は
無くなってきたかな?
という気がします.
また,母指球荷重,という板もほぼなくなってきたので.
板の荷重ポイントが,おおむね土踏まず~かかとの
間に落ち着いてきたのかな~…
という感じです.

ただ,その中でも,
ターン中に前後動を使うタイプ(ターン始動時にトップを抑える必要あり)
・BLIZZARD,HEAD,HART等
全く前後動を求めないタイプ
・ELAN,ATOMIC,SALOMON等
という違いはありますが,
ほとんどが前後動を求めないタイプになってきたかな.
やはり,ターン始動時にトップを抑える動きというのは,
ちょっとクラシカルな動きになりつつあるのかな~.

あと.
昨シーズンにブーツを変えて思ったのですが.
最近の板は,基本的にプレートとビンディングがセットに
なっており,板・プレート・ビンディングのセットで
性能が出るようになっている…
というところはわかりますが.
やっぱり,ブーツとの相性も大切だなぁ…
と思いました.

特に,かなり古めの,ヒール側が高くなっているとか,
前傾角度が強いようなブーツ.
そして,前屈は固いけどバックサポートが弱いブーツ.
こういうブーツと,最近のくるぶし~かかと荷重ベースの板とは,
あまり相性はよろしくないと思います….

ということで.
来シーズンの基礎モデルの,比較的上級モデルの板を買おうとしている人は.
4-5年以上古いブーツを履いている場合,
ブーツも買い替えた方がいいかも…

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