TRASHBOX

日々の思い、記憶のゴミ箱に行く前に。

自己啓発の時代の精神論ブーム(なのか?)

2017年12月12日 | 雑感日記
たまたまネットで「毎日やってる人には敵わない」みたいな記事を読んだ。勉強にしろスポーツにしろ仕事にしろ、ま、そりゃそうではある。

ただ気になったのは、論旨として「そんな当たり前のことに気づかないなんて全然ダメ!」的な否定の話になっていたことだ。重箱の隅をつつく趣味はないが(楽しいときもあるけどw)、スポーツにおけるトレーニングと休息、あるいは目的や種目の使い分けなど、細かく、あるいは具体的にいえば、文字通りの「毎日」は、ある種気分的な発言でしかない。

で、それはよいのだけど、いまどきの自己啓発というかライフハッカー的な読み物のなかには、「外見シャレオツだけど根っこは昭和の精神論」みたいな物件がときおりあって違和感を覚える。なんかボクたち、本質的なところで前に進んでないじゃね?みたいな危惧。

いまどき、人の頭を操ろうとす輩も進化している(しかも、なかなか賢い御仁も多い)。「こういうスタイルが新しいよね」と思っていたら、気がついたら無益な闘いの中、みたいなことはご免こうむりたいのだ。